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ビマトプロストが配合されている通販商品

ビマトプロストの禁忌事項

下記に該当する方はビマトプロストを使用しないでください。

  • ビマトプロストに対して過敏症をおこしたことがある

以前にビマトプロストを使用した際、アレルギーなどの過敏症が出たことのある方は使うことができません。再び過敏反応を生じる危険がありますので、禁忌とされています。

ビマトプロストの働きと効果

効能・効果
睫毛貧毛症
(1) まつげが少なく長さや濃さが不足していると感じている方に有効です。

一般名:ビマトプロスト

睫毛貧毛症および緑内障の治療に使われる緑内障・高眼圧症治療剤です。
まつげが伸びる効果が注目され、睫毛貧毛症の治療薬として応用されています。まつげの長さ、太さ、色の濃さ、量をアップさせる効果があります。

まつげは容姿の印象を左右するだけでなく、ゴミやほこりが目の中に入るのを防ぐなど目を保護する役割がありますが、加齢や生活習慣の乱れによって減ってしまうことがあります。まつげが少ない・短い・細いといった状態を睫毛貧毛症といいます。

ビマトプロストをまつげに塗布することで睫毛貧毛症を改善しますが、点眼すると高眼圧症や緑内障の治療に効果を発揮します。
もともとビマトプロストは高眼圧症や緑内障の薬として開発されていました。緑内障の治療過程で、ビマトプロストを使用していた患者にまつげの成長効果が確認されたことを受けて、睫毛貧毛症の治療薬として開発・販売されるようになりました。

ビマトプロストのまつげ育毛効果はヘアサイクルにおける成長期の期間を延ばすことで得られます。
ヘアサイクルとは、体毛が生えたり、抜けたりする周期のことで毛周期とも呼びます。まつげや髪の毛などの体毛は、一定のヘアサイクルを繰り返して毛の生え代わりを行います。ヘアサイクルには毛が生えてくる「成長期」毛の成長がストップする「退行期」毛が生え変わるのを待つ「休止期」があります。

まつげにおけるヘアサイクルは成長期で約40日間、退行期で約14日間、休止期で約60~90日間の合わせて約120~150日周期となっています。まつげの成長期をビマトプロストの働きによって延長させることで、まつげの成長を促し、およそ1~4ヶ月で自然に美しいまつげに成長させます。

ビマトプロストがヘアサイクルを休止期から成長期へと移行させます。

ビマトプロストの作用イメージ

ビマトプロストはプロスタグランジン誘導体に分類されており、プロスタマイド受容体に作用することで効果を発揮します。ビマトプロストは以下の作用機序からまつげの成長促進に活躍する成分です。

毛包に存在するプロスタマイド受容体の活性化によってヘアサイクルを休止期から成長期に移行させます。このとき、成長期にある毛包は肥大してまつげを太く伸長します。ビマトプロストの作用は発毛可能な毛包にしか及びません。

ビマトプロストにはメラノサイト内のメラニン量を増加させる作用もあります。メラニンはメラノサイト内のメラノソームによって生成されます。メラニンが増えることでまつげの色が濃くなります。
これらの作用によってビマトプロストはまつげを発育する成分として活用されています。

ビマトプロストの臨床成績では77.3%の患者のまつげに改善が確認されました。

臨床試験*において、ビマトプロストを投与する群とプラセボ(成分を含まないない偽薬)を投与する群の睫毛貧毛症に対する有効性を比較したところ、ビマトプロストがプラセボよりも有意にまつげを成長させる効果があると認められました。

睫毛貧毛症を有する日本人成人173名のうち、88名にビマトプロストを、85名にプラセボを1日1回4ヶ月間投与しました。使用1か月後には睫毛貧毛症の改善が認められた患者の割合がプラセボ群と比較してビマトプロスト群が有意に多く、使用4ヶ月後にはビマトプロスト群の改善率が77.3%なのに対してプラセボ群ではわずか17.6%という結果になりました。

ビマトプロストとプラセボの比較試験結果のグラフ

ビマトプロストを使用した群における平均的なまつげの成長度は、長さ+1.62mm、太さ+0.35mm?、色の濃さ-12.02(明度単位:数値が低いほど暗い)でした。まつげの長さ・太さ・濃さという3項目すべてにおいて改善される効果が認められました。

※出典:ビマトプロスト外用剤 0.03%「2.5 臨床に関する概括評価」(PDF:1,403KB)

ビマトプロストは、ルミガンを先発薬としたまつげ育毛剤の有効成分として配合されています。

ビマトプロストが配合されているまつげ育毛剤
先発薬:ルミガン(アラガン)
後発薬:ケアプロスト(サンファーマ)
後発薬:ビマトアイドロップス(アジャンタファーマ)

ビマトプロストの副作用

副作用
結膜充血、眼そう痒症、眼瞼色素沈着、角膜びらん、睫毛の異常、眼瞼の多毛症などが生じることがあります。
重大な副作用
虹彩色素沈着。

以下はビマトプロスト外用剤を使った試験*で検証された副作用の発現率です。

副作用の症状発現数発現率
皮膚色素過剰(黒ずみ)3例3.4%
結膜充血3例3.4%
眼脂(目ヤニ)3例3.4%
眼乾燥2例2.3%
点状角膜炎2例2.3%

ビマトプロストを使うことで、メラニンが増加してまぶたが黒ずむことがあります。また、目の周りが多毛になったりもします。大抵の場合、これらの副作用はビマトプロストの使用を中止すると元に戻ります。
その他の副作用では、まぶたのかゆみ、目がしみる、目のかゆみ、目の痛みなどの症状が現れることがあります。

非常に稀ではありますが、黒目が濃くなる、まぶたがくぼむといった症状が現れた際には、虹彩色素過剰や眼瞼溝深化の疑いがあります。これらの症状が現れた際には医師に相談してください。

使用に注意が必要な人
<水晶体がないあるいは眼内レンズを挿入している患者>
上記に該当する場合、網膜にある黄斑という部位に浮腫(むくみ)が生じる嚢胞様黄斑浮腫などを発症するリスクがあります。視野の中心が見えづらくなるなどの重い症状を伴ううえ、治療には薬物注射やレーザーなどを使った手術が必要となることもあります。
<目の手術をしたことがある患者>
硝子体手術などの内眼手術を受けたことのある方がビマトプロストを使った場合でも、上記と同様に黄斑浮腫を発症するおそれがあります。
<妊婦または授乳婦>
妊婦もしくは妊娠の可能性がある方には、原則としてビマトプロストの投与が禁じられています。ビマトプロストを使うことで得られる有益性が危険性を上回ると医師が判断した場合に限り、投与されることがあります。母乳中に移行する可能性も示唆されていることから、やむ得ず投与される場合には授乳を中止する必要があります。
併用注意薬
<プロスタグランジン系点眼剤>
ラタノプロスト含有点眼剤など。
ビマトプロストと同様の緑内症や高眼圧症の治療に使われる薬です。ビマトプロストの眼圧低下作用を減弱させる可能性があります。緑内障もしくは高眼圧症に用いる場合には、適切な治療効果が得られないことがありますので注意が必要です。
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