ヒトプラセンタが配合されている通販商品

ヒトプラセンタの禁忌事項

下記に該当する方はヒト胎盤抽出物（以下、ヒトプラセンタと呼称）を使用しないでください。

• ヒトプラセンタに対して過敏症を起こしたことがある

ヒトプラセンタを配合した製品を使用して、発疹、蕁麻疹、動悸といったアレルギー症状が発症した経験がある場合は禁忌にあたりますので利用を控えましょう。ヒトプラセンタの併用禁忌薬はありません。

ヒトプラセンタの働きと効果

効能・効果

老人性色素班、肝斑、雀卵斑、摩擦黒皮症、炎症後色素沈着

(1) 老化や紫外線、ニキビ跡、肝斑でできるシミを薄くします。

一般名：ヒト胎盤抽出物

シミ・肝斑、肌荒れ、乾燥肌の治療に使われるヒトの胎盤由来のタンパクアミノ酸製剤です。
人間の胎盤（ヒトプラセンタ）には、スキンケアに有用な成分エキスが豊富に含まれます。皮膚組織の修復に関わりの深い成長因子や、肌の新陳代謝・保湿を促すタンパク質などです。

ヒトプラセンタから抽出された成分エキスの薬理効果は、皮膚細胞の活性化です。皮膚細胞は、くすみがなく潤いに満ちた美肌を作ります。ヒト由来のプラセンタに含まれた様々な成分エキスは、相乗効果をもたらします。美白力・抗酸化力・保水力・免疫力などの皮膚機能を同時に向上させます。

表皮と真皮の両方に作用、肌の美容効果をもたらす

ヒトプラセンタには、プラセンタ製品特有の成長因子による優れた美容効果が期待できます。成長因子とは、必要な細胞の増殖や変化を促すタンパク質です。ヒトプラセンタに含まれる成長因子が肌へ浸透することで、紫外線や乾燥、加齢などでダメージを受けた肌の細胞が修復されます。

ヒトプラセンタに含まれる代表的な成長因子は、表皮の新陳代謝（ターンオーバー）を活発にするEGFと真皮の線維芽細胞を増やすFGFです。EGFの働きによって表皮のターンオーバーが活発になると、シミの原因になるメラニンの排出が促されます。FGFの働きで真皮の線維芽細胞が増えると、コラーゲンなどの保湿成分の生成が促されます。

ヒトプラセンタは、表皮と真皮の両方に働きかけます。シミ・肝斑や乾燥肌、肌荒れ、しわ、たるみなどの肌トラブルに対して根本的に働きかけます。

ヒトプラセンタエキスに含まれる栄養素と働き

ヒトプラセンタが肌の美白や抗酸化を促す効果は、アミノ酸や活性ペプチドに代表されるタンパク質によって支えられています。アミノ酸は、シミの原因になるメラニンの生成を抑えるほか、肌を老化させる活性酸素を除去します。活性ペプチドは、メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素の働きを阻害してシミの改善を促します。

ヒトプラセンタには、コラーゲンやヒアルロン酸、シアル酸、ビタミン・ミネラル類といった栄養素も含まれています。これらは肌の保湿機能や免疫機能の維持・改善に関わっています。水分量の多いヒアルロン酸やコラーゲンは、表皮の潤いを支える栄養素です。シアル酸は、ニキビなどによる炎症の悪化を防ぐ免疫機能を担っています。

ヒトプラセンタに含まれたビタミンやミネラル類は、栄養素の代謝を円滑にします。タンパク質・糖質・脂質といった3大栄養素がスムーズに代謝されれば、肌の健康状態の維持につながります。

ヒトプラセンタは美容医療や再生医療の分野で用いられる医薬品にしか配合されていません。

ヒト由来のプラセンタエキスが配合されている製品は、美容医療や再生医療の分野で使用されている医薬品だけです。美容液・化粧水・サプリメントといった市販の製品に含まれているのは、豚や牛など動物由来のプラセンタエキスです。

ヒトプラセンタ配合の外用薬は主に美容医療の分野で使用されています。注射剤は美容医療の分野に加えて、創傷、更年期障害、乳汁分泌不全などの治療にも使用されています。ヒトプラセンタを配合した医療用医薬品の種類は、薬剤を皮膚表面から表皮・真皮へと浸透させるジェル（ゲル）やクリームなどの外用薬があります。また、皮下注射や静脈注射によって皮下組織からアプローチする注射剤もあります。

シミ・肝斑を消す薬および肌乾燥・保湿剤の有効成分として配合されています。先発薬はプラセントレックスです。

ヒトプラセンタが配合されているシミ・肝斑を消す薬

先発薬：プラセントレックスジェル（アルバートデイヴィッド）

先発薬：プラセントレックスクリーム（アルバートデイヴィッド）

ヒトプラセンタの副作用

副作用
発疹、発赤、かゆみなどが生じることがあります。

ヒトプラセンタの外用薬を使用した際にみられる副作用には、発疹、赤み、かゆみといった皮膚症状があります。いずれの副作用も軽症かつ発症頻度は少ないと考えられていますが、仮に発症した場合はヒトプラセンタの使用を中断して、医師にご相談ください。

使用に注意が必要な人

特にありません。

併用注意薬

特にありません。