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逆流性食道炎の予防「薬に頼らず胃酸の逆流を抑える方法」

薬に頼らず逆流性食道炎を抑えるために

逆流性食道炎は、再発を繰り返して慢性化しやすい疾患です。ネキシウムなどの服用によって症状を抑えることはできますが、服薬を止めた途端にすぐ再発するケースもよくあります。常に薬を手放せない状態が、長期間に及んでいる方も少なくありません。

完全に薬を断つことは難しいといえる逆流性食道炎ですが、薬の量や服薬の頻度を減らすことは可能です。胃酸逆流のきっかけとなる食事や姿勢などの生活習慣を見直すことで、薬を飲まなくても再発を抑制し続けられる場合があります。

また逆流性食道炎の発症には、ストレスも深く関わっています。常に不安や疲労などのストレスを抱えている状態では、いくら生活習慣に気を付けていても再発を抑えきれません。特にストレスを感じやすい神経質な性格の方は、逆流性食道炎を慢性化しやすい体質であるといえます。

薬に頼らずに症状を抑え続けるためにも、逆流性食道炎の予防はストレスケアと生活習慣改善の両面から行うことが重要です。

ストレスケアで逆流性食道炎を予防

不安や疲労といったストレスは、胃酸の分泌を調整している自律神経を乱します。自律神経の乱れは胃酸の過剰な分泌を促して、逆流性食道炎を悪化させます。

またストレスによる自律神経の乱れは、食道の知覚過敏を招きます。食道が知覚過敏をおこすと、粘膜が刺激に対して敏感になります。少量の胃酸でも反応して、胸やけなどの症状を感じるようになってしまうのです。

ストレスの解消には、休息・気晴らし・リラックスが大切です。日頃から十分な睡眠と休憩をしっかりとって、趣味や娯楽でストレスを発散させましょう。明確にストレスを自覚している場合は、家族や親しい友人に相談するのも有効な手段です。

ストレスは気づかないうちに溜まっていくものです。心身の疲れを自覚する頃には、回復に時間がかかるくらいに重症化していることもあります。逆流性食道炎の悪化を防ぐためにも、あらかじめストレスに負けない身体づくりを行っておくことが大切です。抗ストレス効果の高い栄養や天然ハーブを紹介します。

ストレスに強い体をつくる栄養素

カルシウムやタンパク質、ビタミン類はストレス対策に有効な栄養として知られています。カルシウムは、脳神経の興奮を抑える働きがあり、摂取することでイライラしづらくなります。タンパク質やビタミン類は、ストレスによって消費されます。食事などで消費されたタンパク質やビタミンを補うことで免疫力の低下を防ぎます。

食事の内容に制限がある逆流性食道炎において、これらの栄養を食事で補うのは簡単ではありません。栄養の摂取に役立つのがサプリメントです。胃酸の分泌や胃液の逆流を促すことなくビタミンなどの栄養を補給できます。11種類のビタミンやミネラルが1錠に濃縮されたサプリとして「ビカデキサミン」が挙げられます。

ストレスケアに役立つ天然ハーブ

ストレスケアには「アダプトゲン」と呼ばれる天然ハーブがおすすめです。アダプトゲンとは、抗ストレス作用が認められている天然ハーブのことです。肉体疲労や不安・トラウマなど、あらゆるストレスへの抵抗力を高める働きが期待されています。

アダプトゲンに分類される天然ハーブとしては「グドゥチ」が挙げられます。免疫力をサポートする働きにも優れており、細菌やウイルスに感染しにくい身体づくりにも役立ちます。グドゥチはサプリメントから手軽に摂取できます。

生活習慣の改善で逆流性食道炎を予防

逆流性食道炎の再発を防ぐうえで最も注意すべき生活習慣が、食事と姿勢です。胃酸の逆流を招く食事習慣や姿勢について解説します。また逆流性食道炎の予防に効果的といえる筋トレについても紹介します。

胃酸の逆流を招く食事習慣に注意

逆流性食道炎の改善には、胃酸の分泌や逆流を促す飲食を避けることが大切です。なるべく控えるべきである食べ物や飲み物としては、以下が挙げられます。

  • 炭酸飲料
  • 脂肪の多い食事
  • チョコレートなどの甘いもの
  • アルコール
  • コーヒーなどカフェイン飲料
  • 香辛料
  • 柑橘類などの刺激の強い果物

これらの飲食を避けて、なるべく消化の良い食事を心がけましょう。
主食ではおかゆやうどんが消化が良く胃に優しいです。肉・魚類は、鶏のささみや白身魚などの淡白なものにしましょう。牛乳やヨーグルト、豆腐も消化の良い食品の代表です。調理方法は、蒸す、煮る、茹でるといった油を極力使わない方法が望ましいです。

食べた物に関わらず、胃に食べ物が入ると胃酸が分泌されます。早食いや食べ過ぎは控えましょう。また食後すぐに横になると増えた胃酸が食道に流れやすくなります。就寝前などの食事は避けてください。横になるのは、食後から2~3時間はあいだを取ってからにしましょう。

腹圧がかかる姿勢や服装を避ける

逆流性食道炎の悪化を防ぐためにも、前かがみ姿勢など胃に腹圧がかかる体勢は長時間続けないようにしましょう。デスクワークや庭仕事などをしている方は、こまめに休憩を挟んでください。お腹を締め付ける服装やベルトは避けて、ゆったりとした服装を選びましょう。

就寝時には、なるべく上半身を起こした体勢を保つことが大切です。枕を高くしたり、クッションを挟んだりして、頭の位置が10~20cmほど高くなるようにしましょう。
横向きに寝る場合には、身体の左側を下にして下さい。左側を下にした方が、胃の入り口が締まりやすくなるので、胃酸が逆流し辛くなります。

横隔膜や腹筋の筋トレも効果的

胃酸の逆流を防ぐうえで効果的なのが、横隔膜の筋トレです。横隔膜は、胸部と腹部を仕切るように存在する膜状の筋肉です。横隔膜を鍛えると、胃と食道を繋ぐ下部食道括約筋が正常に機能するようになって胃液が逆流しづらくなります。

横隔膜は腹式呼吸で鍛えられます。仰向けの状態でお腹に少し重いものを乗せて、お腹に乗せたものが持ち上がるように意識して呼吸します。このとき、息は鼻から吸って口から吐くようにしましょう。

また腹筋のトレーニングも有効です。腹筋を鍛えることで、前かがみの体勢になった時に腹圧が胃にかかりづらくなります。また内臓脂肪が減ることで、胃酸の逆流を予防できます。ただし、お腹に力を入れ過ぎると、腹圧が上昇して逆流性食道炎の症状が出てしまうことがあります。食後のトレーニングは避けてください。

腹筋を鍛える際には、胃への圧力が少ないトレーニングを選びましょう。おすすめのトレーニングは「足上げ腹筋」です。床に寝た状態で膝を伸ばしたまま、両足をゆっくりと上げ下げします。負荷がかかるのは下腹部なので、胃に圧力がかかりにくいです。

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