ルミガンの使い方「まつげに対する使用方法と塗り方のコツ」について
まつげ育毛におけるルミガンの使い方(用量・用法)
下記の用量を守って、就寝前に上まつげの根元に塗布してください。
1回の用量 | 片方につき1摘 |
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1日の使用回数 | 1回まで |
使用間隔 | 必ず24時間空けること |
- ルミガンの注意事項
- <使用禁忌>
下記に該当する方は使用しないでください。
ビマトプロストに過敏症がある - <使用注意>
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
高齢者(65歳以上)、無水晶体眼あるいは眼内レンズ挿入眼の患者、未成年、硝子体手術等の内眼手術の既往のある患者、妊婦または妊娠している可能性のある婦人 - <併用禁忌薬>
下記の薬品を使用中の方は使用前に医師に相談してください。
プロスタグランジン系点眼剤、ラタノプロスト含有点眼剤
ルミガンの塗布は1日1回、毎日続けて行います。
決まった使用期間はありません。成長したまつげは、使用を中止すると数ヶ月で元に戻ります。
何滴垂らす?具体的な塗り方のコツと手順
メイク落としやスキンケアを済ませたら塗布用ブラシでルミガンを塗っていきます。
ルミガンを塗る前に、入浴や洗顔、メイク落としなどを済ませて目の周りを清潔な状態にしてください。化粧水や乳液などのスキンケアは先に行います。顔についた余分な水分は拭き取ってください。顔が濡れている状態では、薬液がまつげの根元から流れてしまいます。薬が流れてしまうと効き目の減弱を招くだけでなく、まぶたに黒ずみが生じるおそれがあります。
コンタクトレンズを着けている方は、あらかじめ外しておいてください。装着したまま塗ると、レンズが変色するおそれがあります。ルミガンを塗った後にコンタクトレンズを着ける必要がある場合には、必ず塗布後15分以上待ってから装着してください。
ルミガンを1滴だけ垂らします
塗るまでの準備が整ったら、専用のアプリケーター(塗布用ブラシ)の先端にルミガンを1滴垂らします。垂らす際にはアプリケーターを水平に持ち、慎重に滴下して浸み込ませて下さい。薬の量が多ければ効果が高くなるというものではありません。色素沈着を防ぐためにも、必ず片方の目につき1滴の用量を守ってください。ほこりが入る可能性があるので、アプリケーターを取り出す際に毛先に直接触れないよう気を付けてください。
上まつげの根元に丁寧に塗る
アプリケーターにルミガンを滴下したら、素早く上まつげの根元に塗っていきます。アイラインを引く要領で、目頭側から目尻に向けてサッと塗ります。厚く重ね塗りしたり、擦り込む必要はありません。まつげの生え際が少し湿るくらいで十分です。軽くまぶたを持ち上げて、毛が生えている部分の皮膚にだけ塗るのがコツです。
周りに付いた余計な薬液を拭き取る
ルミガンの塗布を終えたら、上まつげの根元以外の皮膚に付着した余分な薬液をティッシュやコットンで拭き取ります。目の周りに付いた薬液を拭き取ることを怠ったり、拭き残しが放置されることが色素沈着の一番の原因となります。湿り気が残らないように丁寧に拭き取って下さい。この作業は片側に塗布した後すぐに行います。決して両側に塗り終わった後に拭くといったことのないようにして下さい。
塗り終わったらアプリケーターを破棄する
一度使用したアプリケーターは、使い回すことなく必ず破棄してください。片方のまつげに塗布したら、その都度破棄します。ブラシに余計な薬液が含まれていると色素沈着のリスクが高くなりますので、片方ずつ常に新しいアプリケーターを用いて塗布を行ってください。アプリケーターは、洗浄したとしても再利用することはできません。
朝晩1日2回、下まつげに使用、ブラシの代用など、使い方に関する疑問
塗布回数を朝晩1日2回に増やしても良い?
ルミガンの塗布回数は、必ず1日1回に留めてください。1日に塗る回数を増やしたからといって、まつげ育毛効果が高くなるわけではありません。用量を超えたルミガンの使用は、色素沈着のリスクを高めるだけです。
下まつげにも塗っていい?
ルミガンを下まつげに使用することはできません。下まつげに対して使用した場合には、涙袋のあたりに黒ずみが生じるおそれがあります。ルミガンは上まつげの根元にさえ塗っていれば、下まつげに対しても育毛効果が発揮されます。上まつげに塗布した薬液が、まばたきによって下まつげにも移行するためです。
アプリケーターを綿棒や歯間ブラシで代用できる?
塗布に使うアプリケーター(塗布用ブラシ)を、綿棒や歯間ブラシで代用するのは推奨されません。専用のアプリケーター以外のもので代用した場合、ルミガン本来の育毛効果が発揮されない可能性があります。
例えば綿棒では、先端の脱脂綿が薬液を吸い過ぎてしまいます。決められた用量(1回につき1滴)通りに使用したとしても、実際に患部に付着する薬剤が通常よりも少なくなります。かといって自己判断で用量を増やすと、色素沈着のリスクが高くなってしまいます。ルミガンを用量通りに適切に用いるためには、専用のアプリケーターが必要です。
マツエクの上から塗ってもいいの?
マツエク(まつげエクステ)との併用に伴う有害事象が報告されているわけではありませんが、あまり好ましくありません。まつげに負担をかけるマツエクを使用することで、ルミガン本来の育毛効果が発揮されないことが考えられます。育毛効果を実感しにくくもなるため、まつげが十分に成長するまでは併用は控えた方が無難でしょう。