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ルミガンの副作用「色素沈着、充血、かゆみ」について

ルミガンの主な副作用

まつげ育毛にルミガンを用いた際に生じる副作用は、いずれも目およびその周辺に現れる症状です。主な副作用として、以下の症状が報告されています。

<主な副作用>
結膜充血、目やに、色素沈着、かゆみ、紅斑、目の痛みなど。
ルミガンの副作用の発現頻度
副作用の症状 発現数 発現率
皮膚色素過剰(黒ずみ) 3例 3.4%
結膜充血 3例 3.4%
眼脂(目やに) 3例 3.4%
眼乾燥 2例 2.3%
点状角膜炎 2例 2.3%

目の周りに起きる色素沈着(黒ずみ)の副作用について。

ルミガンを使い続けていると、目の周りに色素沈着による黒ずみが生じることがあります。
色素沈着の原因は、有効成分ビマトプロストの作用によるメラニンの増加です。メラニンとは、肌や毛髪に存在する色素です。黒々としたまつげを育てるために必要不可欠であるメラニンですが、皮膚に沈着することで肌を黒っぽく変色させてしまいます。
ルミガンを塗布した際、目尻やまぶた、涙袋などの部位に薬液が付着することで、徐々に色素沈着が生じてしまいます。

色素沈着はルミガンの塗布を中止することで治る

ルミガンの色素沈着は多くの利用者を悩ませていますが、症状はあくまで一時的なものです。黒ずみが酷くなってきた際には、ルミガンの使用をいったん中止してください。
皮膚の代謝と共に、徐々に黒ずみが薄くなっていきます。色素沈着の副作用が落ち着いた後、再びルミガンによるまつげ育毛治療を継続することができます。まぶたに黒ずみの症状がみられたままルミガンの使用を続けてしまうと、色素沈着がひどくなる場合がありますので注意してください。

放置や付け過ぎを防ぐことで予防できる

色素沈着の副作用は、まつげの根元以外の部位に薬液が付着した際、そのまま放置しないように気を付けるだけで防ぐことができます。目の周りの皮膚に薬液が付着したら、すぐにティッシュやコットンで拭き取るか、水で洗い流しましょう。
常に新品の塗布用ブラシを使うこと、薬液を付け過ぎないようにすることなど、基本的な使い方を順守することも大切です。用法用量を守って正しくルミガンを使えば、色素沈着の副作用をほとんど気にすることなく、まつげ育毛治療を行えます。

色素沈着対策としてワセリンが有効

色素沈着が心配な方は、目の周りにワセリンまたはその他の油性クリームを塗ってからルミガンを塗布すると、皮膚に薬液が付くのを完全に防ぐことができます。ワセリンなどを塗る際には、まつげの根元まで覆ってしまわないように気を付けましょう。

誤って目に入った際に充血や痒み、痛みなどが生じることがあります。

最も高い頻度で起きている副作用が、目の充血です。緑内症を治療する際の点眼薬としてルミガンを用いた臨床試験では、4割ほどの患者に充血の副作用が確認されています。まつげ育毛剤として用いた場合でも、薬液が目に入れば充血が生じることもあります。とはいえ、充血は一時的な症状であり、見た目の問題だけで特に害はありません。仮に患者に充血が見られたとしても、治療中止の処置が必要になることはほとんどありません。

ルミガンが目に入った際に、目がしみたり、かゆみや痛みが生じることもあります。一時的な症状であれば、特に気にする必要はありません。
目が痛いまたはかゆい状態が持続する場合には、角膜が傷ついてしまっている可能性があります。水で目を洗って、すぐに眼科などの医療機関を受診してください。

まれに起こるルミガンの副作用

まれに生じることのあるルミガンの重い副作用として、以下の症状が挙げられます。いずれも日本国外でのみ報告された副作用であり、発症頻度は0.2%に留まっています。

  • 眼瞼溝深化(まぶたのくぼみ)
  • 虹彩色素過剰(黒目が濃くなる)

眼瞼溝深化は、まぶたが落ちくぼんでしまう副作用です。有効成分ビマトプロストの影響によって目の周りの脂肪が減少することで発症します。まぶたの皮が余って、たるみが生じることもあります。
虹彩色素過剰は、黒目(虹彩)の色が濃くなる副作用です。ビマトプロストの作用によるメラニンの増加によって発症します。もともと瞳の色が黒い日本人ではあまり気にならないかもしれませんが、場合によっては左右で瞳の色に差が生じるおそれがあります。

これらの副作用は日本では確認されていませんが、一度発症するとルミガンの使用を中止しても元に戻らないことがあります。滅多に起こらない副作用ではありますが、もしまぶたのたるみや黒目の色などに異変が見られた際には、すぐにルミガンの使用を中止して眼科など医療機関を受診してください。

副作用の影響から二重まぶたになることもあります。

ルミガンの使用者の中には「二重まぶたになった」「二重幅が広くなった」という方もいます。実際にビマトプロストの作用によって眼周囲の脂肪が減少することでまぶたに自然な溝ができた場合、偶然的に二重まぶたになる可能性があります。
臨床試験で確認されている副作用ではありませんので、どれくらいの割合の患者に二重まぶたになる現象がみられているのかは不明です。ルミガンを塗るのを止めるとまぶたの脂肪も元に戻りますので、二重の副作用も塗布の中止と共に元の状態に戻る可能性が高いと考えられます。

失明するといった副作用は報告されていません。

ルミガンの安全性を検証するために行われた臨床試験では、副作用として「失明」が生じたとの報告はありません。適正に使っている限り、ルミガンの影響で失明の副作用が起きる心配はないといえます。

注意しなくてはならないのが、無水晶体眼の方および眼内レンズを挿入している方です。白内障の手術などの事情により、目の水晶体を取り除いてしまった方や、それに伴って眼内レンズ(人工水晶体)を挿入している方が該当します。これらに該当する方がルミガンを使った場合、視力低下の副作用が生じるおそれがあるとされています。

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