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ジルテックの飲み方「用量・用法とアルコールの影響」について

ジルテックの飲み方(用量・用法)

下記の用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。

用量・用法
1回の用量 1錠
(セチリジンとして10mg)
1日の服用回数 1回(就寝前)
ジルテックの注意事項
<使用禁忌>
下記に該当する方は使用しないでください。
セチリジンまたはピペラジン誘導体(レボセチリジン、ヒドロキシジンを含む)に過敏症、重度の腎障害がある
<使用注意>
眠気を催すことがあるので、服用中は危険が伴う機械類の操作に注意しましょう。
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
腎障害、肝障害、痙攣性疾患の既往歴がある、妊婦または妊娠している可能性がある、授乳中(服用期間中は授乳を避けること)、高齢者(65歳以上)、相互作用を招く可能性のある薬を服用中(テオフィリン、リトナビル、中枢神経抑制剤、ピルシカイニド塩酸塩水和物)
<併用禁忌薬>
特にありません。

ジルテックは10mgを1日1回、就寝前に服用します。年齢や症状によって用量は増減できますが、上限を20mgとしてください。

ジルテックを服用した後は、車の運転など危険を伴う作業は避けてください。ジルテックを使用しても症状が改善しない場合は、長期間に渡って服用をせずに、服薬を中止しましょう。

服用するタイミング

ジルテックは就寝前の服用が推奨されています。

ジルテックを服用すると副作用として、眠気を催すことがあります。車の運転や、高所作業、危険を伴う機械の操縦などを行う必要のない就寝前に服用しましょう。

就寝前にジルテックを服用することは、モーニングアタックにも有効です。

モーニングアタックとは、起床時に起こるアレルギー症状です。起床して花粉やハウスダストが舞うことや、自律神経がうまく働いていないことが原因で起こるとされています。

ジルテックは作用時間が長いため、就寝前に服用することでモーニングアタックの症状を軽減できます。

高齢者・高度の肝障害・腎障害の場合は飲み方が異なる

高齢者や高度の肝障害を有する方は、ジルテックを5mgから服用開始してください。

高齢者の方は代謝機能が低下している可能性があるため、通常の用量を使用すると血中濃度が高い状態で持続することが考えられます。高度の肝障害の方は、T1/2の延長やAUCの増大が確認されており、少ない用量で十分な効果を発揮する可能性があります。

腎障害の方は半減期の延長が認められているため、クレアチニンクリアランスに応じてジルテックの用量を調整する必要があります。クレアチニンクリアランスが80mL/min以上、または、50〜79mL/minの場合は10mgを1日1回です。30〜49mL/minの場合は5mgを1日1回、10〜29mL/minの場合は5mgを2日に1回です。

ジルテックは妊娠中・授乳中でも服用できる?

妊娠していたり、妊娠している可能性がある方がジルテックを服用する場合は、治療上の有益性が危険性を上回る時のみとしてください。

妊娠していたり、妊娠している可能性がある方へのジルテックの安全性を示すデータは十分ではありません。日本国内の臨床試験では、妊娠または妊娠の可能性がある方は対象外になっています。

これまでは、ジルテックを服用した後に、人間においての催奇形性があったという報告はありません。海外の報告では、催奇形性のリスクを増大させないという結果もあります。

国内の臨床試験と、海外での試験結果では状況も異なるため、自己判断では使用せず、事前に医師に相談しましょう。

授乳中の方はジルテックを服用できません。ジルテックの有効成分であるセチリジンはヒト乳汁中に移動することが報告されています。中毒症状により、乳幼児が痙攣をおこす危険性も考えられるため、授乳中の方はジルテックの服用を避けましょう。

ジルテックとアルコールの併用は可能?

ジルテックとアルコールを一緒に摂取することは可能です。しかし、併用する際には副作用の眠気に注意が必要です。

ジルテックのインタビューフォームにおいてもアルコールとの併用は禁止されていませんが、中枢神経抑制作用が強くなる可能性があると明記されています。

ジルテックとお酒を併用することに相互作用がないことは臨床試験で証明されています。臨床試験は、ジルテック10mg錠またはプラセボ錠とアルコールを併用し、集中力、学習能力、注意力、短期記憶力などの精神運動パフォーマンステストを行うというものでした。ジルテックの作用は、プラセボ錠と有意差は認められず、投与4時間後の血中濃度も大きな違いはありませんでした。

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