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ラミシールクリームの使い方「足や陰部の治療と注意点」について

ラミシールクリームの使い方(用法・用量)

下記の用量を守って、適量を薄く伸ばすように患部に塗ってください。

用量・用法
1日の使用回数 1回
治療期間 足白癬 … 4週間
軽度の足白癬 … 1週間
股部および体部白癬・皮膚カンジダ症・癜風 … 2週間
ラミシールクリームの注意事項
<使用に関して>
眼科用として角膜、結膜には使用しないでください。
<使用禁忌>
下記に該当する方は使用しないでください。
テルビナフィンに過敏症がある
<使用注意>
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
妊娠中
<併用禁忌薬>
特にありません。

ラミシールクリームは1日1回、患部に塗って使います。塗る前に必ず手指と患部を清潔な状態にしてください。水やぬるま湯で汚れを洗い流し、水分を拭き取りましょう。

ラミシールクリームを塗る期間は、症状によって違いがあります。自分の状態に適した期間だけ使用しましょう。

患部よりも広い範囲に塗布する

ラミシールクリームは、患部よりも一回り広い範囲から塗りましょう。塗り終わったら、必ず手に付着した薬剤を綺麗に洗い流してください。

感染症を引き起こす真菌は、患部よりも広い範囲に潜んでいる可能性があります。真菌が皮膚に残っている場合、治療期間を過ぎた後で再発するリスクが高くなります。

見た目としての患部より広い範囲にラミシールクリームを塗ることで、より確実に真菌を除去できるため再発リスクを減らせます。

患部を触った後は必ず手を洗う

ラミシールクリームの使用時に限らず、患部に触れた後は必ず手を洗いましょう。

患部の肌に触れると真菌が手に付着する可能性が高いです。例えば白癬菌に感染した足に触れた手で別の部位に触れてしまうと、感染範囲を広げてしまう可能性が高くなります

白癬の感染拡大を防ぐためにも、ラミシールクリームを使う時含めて、患部に触れた後は必ず良く手を洗うようにしましょう。

感染症の再発を防ぐために治療期間を守る

ラミシールクリームを使う時は、症状が治まっても決められた期間は塗布を続けましょう。皮膚の真菌感染症を完治させるには、残った真菌の活動を抑制しつつ、新陳代謝によって原因菌に感染していない皮膚に入れ替える必要があります。

ラミシールクリームを塗布すると1週間ほどで症状は治まりますが、早めに塗布を中止すると再発のリスクが高まります。症状が治まったように見えたとしても、原因となる菌は生命活動を続けている可能性があります。

新しい皮膚に入れ替わるまでラミシールクリームを塗り続けることで、より確実に症状を治療できます。加齢などの影響で新陳代謝の速度が衰えている場合もあります。年齢に合わせて2〜3ヵ月ほど治療期間が延長する場合もあります。

水虫への効き目を高める使い方について

水虫に対するラミシールクリームの効き目を引き出すには、「使うタイミング・塗り方・塗る範囲」のポイントを押さえておく必要があります。

入浴後に使うと有効成分が浸透しやすい

ラミシールクリームを水虫(足白癬)の治療で使用するなら、入浴後のタイミングが効果的です。皮膚を温めると角質が軟化したり毛穴が開いたりすることで、有効成分が肌に浸透しやすくなります。

足白癬を効率良く治療する場合、白癬菌の増殖部位である肌の奥まで有効成分を届けなくてはなりません。足の裏の硬い皮膚からも、ラミシールクリームの有効成分がしっかり届きます。

白癬菌による症状を効率的に抑えるなら、ラミシールクリームの浸透力が高まる入浴後がオススメです。水分をしっかり拭き取ってから塗りましょう。

毎日入浴して体から真菌を洗い流す

ラミシールクリームの使用期間中は、なるべく体を清潔に保つことが大切です。

疾患の原因となる真菌は、肌に付着してから感染するまでに1日近い時間が必要となります。そのため、真菌をしっかり洗い流すことで感染の拡大を未然に防ぐことができます。

症状を効率良く完治させるためにも、ラミシールクリームの使用期間中は毎日入浴したり、小まめにシャワーを浴びるなどして、体から真菌を除去するよう努めましょう。

バスマットやスリッパなどを共用しない

足白癬に感染している場合は、バスマットやスリッパなどの道具は共有して使わないようにしましょう。足が直接触れるバスマットやスリッパなどは、皮膚が付着しやすく、足白癬の感染を広げる一因となっています。

足白癬の原因となる真菌はとても生命力が強いです。足から剥がれた皮膚の中でも最長2週間は生存しており、その皮膚が踏まれる事で別の場所へと感染します。

足白癬の感染拡大や再感染を防ぐためにも、道具の共有は避け、小まめに取り換えるようにしましょう。

患部の外側から内側に向けて塗る

ラミシールクリームを使う時は、患部の外側から内側に向けて円を描くように塗りましょう。外側から内側に向けて塗ることで、感染の拡大を防げます。

足白癬の感染を広げる原因は、患部から剥がれる古い角質です。ラミシールクリームを内側から塗り始めると、真菌を含む角質が外側へ移動してしまいます。

白癬菌の感染範囲を拡大させないためにも、ラミシールクリームは患部の外側に塗り広げないよう注意してください。

両足に塗ることで再感染を予防

ラミシールクリームを足白癬に使う時は、両足に塗りましょう。症状が認められた足だけに使用すると、もう片方の足に白癬菌が再感染する恐れがあります。

足白癬の感染は、患部から剥がれ落ちた角質により広がります。片足が白癬菌に感染している場合、もう片方の足も高確率で感染しています。
なるべく短期間で足白癬を治療するなら、ラミシールクリームは両足に塗った方が効果的です。

陰部のカンジダを治す塗り方は男女で異なる

ラミシールクリームを性器カンジダの治療に使う場合、性別で塗り方が変わります。

性器カンジダ症は男性器と女性器で発症する症状が変わる疾患です。性器の形状から男性に比べて女性に起きる症状が重症化しやすく、再発のリスクも高くなります。男女別の正しい塗り方を守って性器カンジダを治療しましょう。

男性:カンジダ性亀頭包皮炎の場合

男性器に発症する性器カンジダ症は、カンジダ亀頭包皮炎です。亀頭に発赤やただれ、かゆみなどの症状が発生します。

ラミシールクリームでカンジダ亀頭包皮炎を治療する場合、1日1回適量を2週間のあいだ亀頭や包皮を含む男性器に塗布します。塗布前には必ず患部を清潔な状態にし、塗布後には必ず手を洗いましょう。また、治療中は通気性の良い格好で患部ができるだけ蒸れないようにしましょう。

カンジダ亀頭包皮炎の症状は塗布後数日で治まりますが、原因菌の除去は完了しておりません。症状が治まっても2週間は使い続けましょう。

カンジダ亀頭包皮炎の原因菌は、患部よりも広範囲に感染しています。原因菌が性器に残ると再発のリスクが高まります。ラミシールクリームの塗布は、必ず陰茎や陰嚢を含む男性器全体に行いましょう。

ラミシールクリームを塗布しても症状が改善しない場合、カンジダ症以外の感染症である可能性が高くなります。塗布から数日が経過しても症状が改善しない時は、すぐに使用を中止して医師の診察を受けましょう。

カンジダ治療ではイミダゾールが一般的
カンジダ治療の第一選択

ラミシールクリームは、カンジダ亀頭包皮炎の治療において優先的に選択される薬というわけではありません。カンジダ属の真菌に対する抗菌活性(菌を抑える効果)が最も優れているのは、イミダゾール系の抗真菌薬です。カンジダ属による感染症の治療においては、イミダゾール系抗真菌薬が第一選択とされます。

イミダゾール系抗真菌薬「カーネステンクリーム」について

女性:外陰カンジダ症の場合

女性器に発症する性器カンジダ症は、外陰カンジダ症と膣カンジダ症です。ラミシールクリームは、性器の周辺に発赤や浮腫が発生する外陰カンジダ症のみに使います。

ラミシールクリームを外陰カンジダ症に使う場合、1日1回適量を2週間のあいだ大陰唇や陰核を含む外性器周辺に塗布しましょう。塗布前には必ず患部を清潔な状態にします。患部への刺激が外陰カンジダ症を悪化させる可能性がありますので、洗浄時は刺激の強い石鹸の使用は避けましょう。また、治療中は通気性の良い格好をして、患部が蒸れないように注意しましょう。

外陰カンジダ症の原因菌は、患部よりも広範囲に感染しています。原因菌を残すと再発のリスクが高まりますので、ラミシールクリームは必ず患部よりも広範囲に塗布しましょう。

外陰カンジダ症を発症している場合、高確率で膣カンジダ症を併発しています。

膣カンジダ症は、女性の膣内に感染した菌が原因となって発症します。外陰カンジダ症の治療を終えても膣カンジダ症を放置してしまっては、高確率で再発します。酒粕やヨーグルトのようなおりもの、膣内の痛み、排尿障害が発生している場合は、ラミシールクリームの他にラミシール膣錠などの医薬品を併用して、外陰カンジダ症を治療しましょう。

股間の白癬(いんきんたむし)を治す塗り方

ラミシールクリームをいんきんたむしの治療に使う場合、1日1回適量を2週間のあいだ足の付け根から太ももの内側に塗布します。塗布前には必ず洗浄して、患部を清潔な状態にしましょう。

いんきんたむしの症状は、発赤が円状に広がっており、健康な肌との境目がはっきりとわかります。そのため、患部の発赤のみにラミシールクリームを塗る方が多いです。

しかし、いんきんたむしの原因菌は、円状の発赤よりも広い範囲に感染しています。患部のみにラミシールクリームを塗ると塗布範囲外に原因菌が残り、再発するリスクがとても高まります。

ラミシールクリームをいんきんたむしに塗る場合は、原因菌を肌に残さないよう患部よりもひと回り広い範囲から塗るようにしましょう。

足白癬と同様に患部の外側から内側に円を描くように塗布することで、原因菌の拡散を防ぐことができます。ラミシールクリームを患部に塗り終わった後は、必ず手をよく洗いましょう。

爪水虫や重い角質増殖型水虫には使わない

ラミシールクリームを使う場合、爪水虫や重度の角質増殖型水虫の治療に塗布は避けましょう。

爪水虫や重度の角質増殖型水虫は、外用薬が浸透しづらい疾患です。皮膚表面が硬く外用薬を塗っても有効成分が浸透しないため、真菌を除去できません。ラミシールクリームを塗っても爪水虫や重度の角質増殖型水虫を治療できません。

ラミシールクリームを使って爪水虫や重度の角質増殖型水虫を治療する場合は、錠剤や液タイプなど治療に適したラミシールと併用しましょう。

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