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ラミシールクリームの副作用「かぶれ、そう痒感、重篤な副作用」について

ラミシールクリームの副作用

ラミシールクリームは、有効成分テルビナフィンが患部に浸透することで効果を発揮する抗真菌薬です。真菌の生命活動を抑制し除去することで、高い効果を実現しています。

ラミシールクリームを塗布すると、まれに副作用として軽度の皮膚疾患を発症します。副作用が強く発症する場合、薬が肌質に合っていない可能性がありますので、使用を中止しましょう。

ラミシールクリームの主な副作用は、以下の症状です。

<主な副作用>
かぶれ、そう痒感(かゆみ)、発赤、刺激感など。

副作用の発症率は極めて低い

ラミシールクリームの主な副作用には、かぶれやそう痒感など軽度の皮膚疾患が報告されています。軽度な皮膚疾患であり発症率は極めて低いため、安全性の高い医薬品だと考えられています。

ラミシールクリームの副作用は塗布による皮膚の炎症によって現れます。肌が有効成分にアレルギー反応を起こしている状態ですので、注意が必要です。塗布によって肌荒れを感じる場合には、注意しましょう。

副作用の発症率は、以下の表の結果となっています。

副作用の症状 発現数 発現率
かぶれ 9例 0.6%
そう痒感(かゆみ) 4例 0.29%
発赤 5例 0.36%
刺激感 5例 0.36%
紅斑 1例 0.07%
水泡 1例 0.07%

上記の表は、ラミシールクリームの販売前に行われた調査によって確認された副作用です。

ラミシールクリームを塗布した1,402例が対象となっており、そのうち1.57%にあたる25例に副作用の発現が確認されました。最も多く確認された副作用は、9例の報告があった患部のかぶれです。承認前の調査では最も多い副作用で0.6%と極めて低い発症率でした。

使用が開始された後にも調査は続いており、対象となった症例は6,060例となりました。そのうち、副作用が確認されたのは1.8%にあたる173例のみとなっており、ラミシールクリームが安全性の高い治療薬であることがわかりました。

敏感肌な人ほど副作用が起こりやすい

ラミシールクリームの副作用は、刺激に反応しやすい敏感肌な方ほど発症率が高まると考えられています。

過去に行われた調査では、年齢別に副作用の発症率の集計も行われました。その結果、成人に比べ15歳以下の利用者に副作用が多く発症していました。特に小児の発症が多かったため、成人との差異を検証した結果、刺激への耐性が発症率に関わると考えられました。

ラミシールクリームの副作用は、肌トラブルが起きやすい敏感肌な方ほど注意が必要になります。

長期間の利用で副作用の発現率は減少する

ラミシールクリームは長期利用になるほど副作用の心配なく使える治療薬です。

過去に行われた調査では、投与期間ごとに副作用の発症率の集計も行われました。その結果、副作用の約8割が4週未満の症例からの報告であることがわかりました。4週目を過ぎてからは副作用の発症率が大きく減少するため、ラミシールクリームは長期利用する場合でも安全に使えます。

複合されている有効成分に注意する

ラミシールクリームには別の有効成分を配合した製品もあります。複合薬では副作用が変わる場合もありますので、使用前に確認しましょう。

ラミシールクリームには、感染症への効き目を高めるために別の有効成分を足した複合薬も製造されています。配合されている有効成分が増えるため、発症する副作用の数も増加します。そのため、通常のラミシールクリームとは違った副作用が発症することもあります。

ラミシールクリームの複合薬を利用する場合は、使用前に改めて副作用などの項目を確認しておきましょう。

稀に起こる重篤な副作用について

ラミシールクリームは、重篤な副作用の報告がない医薬品です。1993年から販売が開始され、約30年近く利用されながら重篤な副作用の報告はありません。そのため、重篤な副作用の心配なく真菌感染症の治療に臨むことができます。ラミシールクリームは安全に使える治療薬です。

ただし、有効成分テルビナフィンに対する過敏症には注意しましょう。

テルビナフィンにアレルギー反応を示す方がラミシールクリームを使用すると、重篤な副作用のリスクが高まります。医薬品の一般的な注意とはなりますが、テルビナフィンに対してアレルギー反応を示す方は、使用を中止して医師の診察を受けましょう。

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