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ニゾラールクリームの使い方・塗り方「顔まわり、水虫の治療」について

ニゾラールクリームの使い方

下記の用量を守って、適量を薄く伸ばすようにして、患部に塗ってください。

足白癬(水虫)の治療 用量・用法
1日の塗布回数 1回
治療期間 最低4週間
脂漏性皮膚炎の治療 用量・用法
1日の塗布回数 2回
治療期間 4〜8週間
その他真菌性感染症の治療 用量・用法
1日の塗布回数 1回
治療期間 2週間
ニゾラールクリームの注意事項
<使用に関して>
疾患による皮膚症状が重く、患部に著しいびらんや潰瘍がある場合には使用しないでください。
<使用禁忌>
下記に該当する方は使用しないでください。
ケトコナゾールに過敏症がある
<使用注意>
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
妊娠中
<併用禁忌薬>
特にありません。

ニゾラールクリームは、1日1〜2回患部に塗って使います。塗る前には必ず手指と患部を水やぬるま湯などで洗い流し、水分を拭き取って清潔にしましょう。

チューブ1本には、クリームが30gはいっています。1回1gを目安に使うと1日1回であれば約30日間、1日2回であれば約15日間使い続けることができます。刺激しないよう患部に優しく触れ、クリームを薄く延ばすように塗りましょう。

ニゾラールクリームは、使用する感染症によって塗布期間(上記の表)が変わります。自身の症状に合わせて、適切な期間で使用しましょう。

顔まわり、眉間やおでこへの塗り方

ニゾラールクリームを脂漏性皮膚炎の治療に使う場合、頭皮以外に発生した症状の治療に適しています。

脂漏性皮膚炎は、皮脂分泌が活発な部位に発症する疾患です。頭皮の発症が代表例として知られていますが、眉間やおでこ、わきの下など、様々な場所に発症します。

ニゾラールクリームは、クリームの延ばしやすさから患部が広範囲に拡がる疾患に適性があります。反面、クリームが髪に付着しやすい頭皮への塗布は、適正が低いといえます。そのため、頭皮よりも眉間やおでこなどに発症する脂漏性皮膚炎の治療に適しています。

脂漏性皮膚炎を治療するには、患部全体に治療薬を塗って、成分を浸透させる必要があります。ニゾラールクリームを脂漏性皮膚炎治療に使う時は、頭皮以外の患部に使うようにしましょう。

頭皮の脂漏性皮膚炎には、同じ有効成分を配合したニゾラールシャンプーが適しています。週2回の洗浄を続けることで、脂漏性皮膚炎を解消します。治療後は頭皮ケアにも使える扱いやすい医薬品です。

治療期間を守ることが感染症の再発を防ぐ

ニゾラールクリームを使う時は、感染症の症状が治っても決められた期間が過ぎるまで塗布を続けましょう。

ニゾラールクリームを塗布すると、1週間ほどの経過で症状が治まります。症状が消えたからといって塗布を中止すると、再発のリスクがとても高まります。これはニゾラールクリームの塗布後も真菌が皮膚の中に留まっているからです。

真菌は肌の奥深くまで根付いており、治療薬を短期間だけ使っても、すべては除去できません。感染症が完治するには、新陳代謝によって真菌の残った皮膚が新しい皮膚へと入れ替わる必要があります

ニゾラールクリームには真菌の活動を抑制する働きがあるため、塗り続けることで新しい皮膚への感染を防ぐことができます。ニゾラールクリームを塗り続けることが、感染症の再発を防いで完治に繋がります。

肌の新陳代謝は、加齢などの影響で、入れ替わりの速度が衰えている場合もあります。年齢に合わせて2〜3ヵ月ほど治療期間を延長します。

ニゾラールクリームの上手な塗り方・3つのポイント

ニゾラールクリームを正しく塗ることで、治癒までの期間を短くすることができます。実際には目に見えない真菌をしっかりと抑え込む、3つのポイントを紹介します。

患部よりも広い範囲に塗布する

ニゾラールクリームを使う時は、患部よりも一回り広い範囲から塗り始めましょう。

感染症の原因となる真菌は、患部よりも広い範囲の皮膚に潜んでいます。ニゾラールクリームを患部のみに塗ると、患部よりも広い範囲に潜んでいる真菌を除去できません。真菌が皮膚に残るため、再発のリスクが高まります。

ニゾラールクリームを塗るときは、真菌が皮膚に残らないよう患部よりも広い範囲を含めて塗りましょう。

患部の外側から内側に、円を描くように塗る

ニゾラールクリームを使う時は、患部の外側から内側へ円を描くように塗りましょう。
足白癬は真菌を含んだ患部の皮膚が感染の拡大を促す原因となります。患部の中心から塗り始めると真菌を含む皮膚が患部の外側へ移動し、患部周辺の皮膚に真菌の感染を促すことになります
ニゾラールクリームを外側から内側に向かって塗ると、剥がれた皮膚の移動を防げます。感染の拡大を防ぐためにも、外側から内側に向かって塗るように心がけましょう。

患部を触った後は、必ず手を洗う

ニゾラールクリームを使用するとき以外でも、患部を触った後は必ず手をよく洗いましょう。

患部の肌に触れると、真菌が手に付着する可能性があります。付着した手で別の肌に触れると、感染の拡大を促すことになります。真菌が付着した手で、他の肌に触れることは避けましょう。

手に付着した真菌は、洗い流すことで除去できます。患部の肌に触れた後は、必ず手をよく洗いましょう。

水虫を効率よく治療する塗り方・4つのポイント

ニゾラールクリームで効率よく水虫を治療する方法や、水虫を治療するためのポイントを4つ紹介します。

片足だけの水虫でも両足に塗る

ニゾラールクリームを水虫(足白癬)に使うときは、患部がある足だけではなく両足に塗りましょう。

足白癬は、患部から剥がれた皮膚が感染拡大の原因となる疾患です。片足が感染している場合、高確率でもう片方の足も足白癬に感染しています。片足が完治しても、治療していない足から再感染する恐れがあるため、注意が必要です。

足白癬を治療する時は、患部のある足だけでなく、両足に治療薬を塗る必要があります。

感染の予防に毎日の入浴を心がける

足白癬の治療中は、毎日入浴したりシャワーを浴びたりして体を洗い流しましょう。

足白癬の原因となる真菌は、肌に付着してから感染するまでに1日近い時間が必要です。真菌が付着した段階であれば、入浴したりシャワーを浴びたりすることで、真菌を体から洗い流すことができます。

毎日の入浴やシャワーは、足白癬の予防になります。足白癬の治療中は、感染を広げないためにも入浴やシャワーを怠らないようにしましょう。

また、真菌は高温多湿な環境で活性化し、感染までの時間が短くなります。高温多湿な場所で過ごした後は、小まめにシャワーで洗い流しましょう。

ニゾラールクリームは入浴後に塗る

ニゾラールクリームを入浴後に塗ると、有効成分の浸透力が高まります。有効成分が真菌に届きやすくなるため、治療の成功率を高めます。

足白癬を治療する場合、有効成分を真菌に届くまで浸透させる必要があります。しかし、足の皮膚には硬さや厚さの問題から有効成分が浸透しづらい部分もあります。

皮膚が温まると、角質が軟化したり、毛穴が開きます。有効成分が真菌に届きやすくなることで、治療の成功率が高まります。患部を清潔にして塗布するという意味でも、入浴後の使用が最適です。

ニゾラールクリームを入浴後に塗る場合は、水分をしっかり拭き取ってから塗りましょう。

足が触れる道具は共用しない

バスマットやスリッパなどの足が触れる道具は、共有して使わないようにしましょう。ニゾラールクリームの使い方ではないものの、家族に水虫をうつさないための重要なポイントです。

足白癬の原因菌は、とても強い生命力を持っています。足から剥がれた皮膚のなかでも、最長2週間は生存します。剥がれた皮膚を踏むことで、別の場所や人へ感染します

バスマットやスリッパなどの道具は、足が直接触れるため、皮膚にも付着します。家庭内などで足白癬の感染を広げる一因です。自分から自分への再感染を起こす可能性もあるので注意が必要です。

足白癬に感染しているときは、感染拡大や再感染を防ぐために、道具の共有は避けるようにしましょう。

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