レビトラの効果「硬さ、即効性、持続時間」について
2021年10月、販売元であるバイエル薬品からレビトラの販売中止が発表されました。現在、国内にレビトラの正規品を処方する医療機関は存在しません。
海外版のレビトラの購入を検討している方には、より安価なジェネリックもおすすめです。「バリフ」は中でもコスパに優れてたジェネリックであり、高い人気を集めています。
レビトラのジェネリックには、バリフ以外にも豊富な種類の商品があります。バイアグラの成分を複合した「シルビトラ」や、早漏防止効果のある「スーパージェビトラ」など、好みに合った商品を選べます。
レビトラの効果と効能
- 効能・効果
- 勃起不全
- (1) 満足な性交を行うに十分な勃起とその維持ができない男性に有効です。
レビトラには勃起不全（ED）の症状を解消して、陰茎の勃起を補助する効果があります。レビトラの服用後は、通常時の勃起よりも硬く持続力が得られますので、パートナーにとっても充実した性交が行えます。
EDの症状を改善して陰茎の勃起が持続する状態を作ります。
ED（勃起不全）の具体的な症状として、性的に興奮しても勃起しないことや勃起しても挿入できる硬さにならない、挿入できても勃起が持続できずに抜けてしまうなどが挙げられます。
陰茎は男性の象徴と称されることもある器官です。その象徴の機能が衰えることによるショックの大きさは想像にたやすく、EDは男性にとって重大な悩みに成りうる病気です。EDの原因の1つとして、不安やストレスなどの心因的な要因が考えられています。レビトラを使用して、性交に自信を持つことで、EDの素因となる不安やストレスを取り除くことができます。
性的な刺激と興奮によって効果が発現します
レビトラの効果は勃起を補助するものです。服用しただけで勝手に勃起してしまうことはありません。健常な勃起には、性的な興奮が必要になります。もちろん、レビトラを飲んでいても、興奮がなくなれば勃起は自然と収まります。
催淫効果はありません
ED治療薬に対する世間のイメージは、誤解されていることが少なくありません。よくある勘違いは、ED治療薬には「催淫作用がある」や「服用すると強制的に勃起する」といったものです。
レビトラの効果によって、性欲が急激に高まったり、自分の意志とは関係なく勃起してしまうことはありません。
勃起の硬さはどれくらいか
レビトラはED治療薬の中で勃起の硬さも強力です。
レビトラ20mgの効果は、主なED治療薬の中でも最強だとされています。
レビトラは有効成分の配合量が異なる5mg、10mg、20mgという3種類の錠剤が存在します。mgとは、配合されている有効成分の量を表しています。有効成分の配合量が多いほど、薬の効果も大きくなります。
レビトラ20mg錠のED改善効果は、バイアグラ100mgに相当するといわれています。レビトラの有効成分であるバルデナフィルは、バイアグラの有効成分シルデナフィルの1/5の配合量で充分な硬度（硬さ）を示すと考えられます。
より硬くて持続力のある勃起を手に入れたい場合には、レビトラ20mgが適しています。
いつから効く？レビトラの即効性
服用から15分以内に勃起機能が改善されます。
レビトラには有効成分バルデナフィルが含有されています。バルデナフィルの効果が発現するまでの時間を検証するための試験を行ったところ、80％以上の頻度で服用15分以内に勃起機能が改善したと報告されています。
EDおよび糖尿病を3年以上にわたって有している患者778名（20〜64歳）を対象に、12週のあいだレビトラの有効成分バルデナフィルを10mg、20mgまたはプラセボ錠（成分を含まない偽薬）を性交の前に服用しました。
その結果として、バルデナフィル（レビトラ）を服用してから15分以内に挿入を試みた性交のうち80％以上の確率でEDの改善が認められ、プラセボとの有意差もみられました。
ED治療薬の中で最も即効性に優れている
レビトラの効果は服用から15分で発現するとされていますが、人によっては服用から10分ほどで効果が現れることもあります。バイアグラやシアリスなど、他のED治療薬の効果が発現するまでにかかる時間は30〜60分でされておりますので、服用後15分で効果を示すレビトラは「すぐに効く」という即効性の面においても優れていることがわかります。
水に溶けやすい性質が有効成分の吸収を早めます。
レビトラの有効成分バルデナフィルは、水に溶けやすい性質を持っています。有効成分の溶解が早く、素早く吸収されますので、勃起を促進する効果の発現も早くなります。有効成分が素早く吸収されるという性質から、レビトラは、もっとも早く効く即効性があるED治療薬として知られています。
レビトラの溶解状況について、水温18℃の水道水を使って調べました。20mg錠を浸してから1分30秒後には錠剤のコーティング部分が溶けて成分が見え始め、3分後には成分が完全に外に出て周りに広がりだしました。実際には水ではなく胃液で溶かされますので、より早く胃の中で溶けて成分が吸収されると考えられています。
効果の持続時間はいつまでか
有効成分の含有量によってレビトラの効果持続時間は違います。
レビトラに含まれている有効成分の配合量によって、効果の持続時間が異なります。成分量が多いほど、より長く効果が持続します。10mgと20mgではおよそ2時間ほど効果の持続時間に差があります。
- レビトラ20mg
- 効果時間：およそ8時間（服用から45分〜4時間は効果を強く実感できる）
- レビトラ10mg
- 効果時間：およそ6時間（服用から45分〜3時間は効果を強く実感できる）
薬の効果はずっと同じ強さが保持されるわけではありません。薬効の強さは有効成分の血中濃度に比例します。
レビトラに含まれている有効成分の血中濃度は服用から45分ほどで最高値（ピーク）となります。その後は緩やかに減少していきますので、薬効も45分後のピークから次第に弱くなっていきます。有効成分の血中濃度が上限に達してから半減するまでの間は、薬の効果時間の中でもより強く効果が実感できます。