レビトラの飲み方「服用のタイミングと食事の時間」について

2021年10月、販売元であるバイエル薬品からレビトラの販売中止が発表されました。現在、国内にレビトラの正規品を処方する医療機関は存在しません。
海外版のレビトラの購入を検討している方には、より安価なジェネリックもおすすめです。「バリフ」は中でもコスパに優れてたジェネリックであり、高い人気を集めています。
レビトラのジェネリックには、バリフ以外にも豊富な種類の商品があります。バイアグラの成分を複合した「シルビトラ」や、早漏防止効果のある「スーパージェビトラ」など、好みに合った商品を選べます。
レビトラの飲み方(用量・用法)

下記の用量を守って、性交の1時間前に水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
1回の用量 | 10mg錠の場合 … 1〜2錠 20mg錠の場合 … 1錠 (バルデナフィルとして20mg) |
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1日の服用回数 | 1回まで |
服用間隔 | 必ず24時間空けること |
服用のタイミング | 性交の1時間前 |
- レビトラの注意事項
- <使用禁忌>
下記に該当する方は使用しないでください。
バルデナフィルに過敏症がある、心血管系障害、不安定狭心症、不整脈、半年以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞を患っている、重度の肝障害、血液透析が必要な腎障害、網膜色素変性症、低血圧、高血圧 - <使用注意>
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
高齢者(65歳以上)、未成年、女性、陰茎の欠陥(折れ曲がり、海綿体の線維化など)、鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病、出血性疾患または消化性潰瘍、肝障害、薬剤の排泄に影響する成分を服用中(エリスロマイシン、ビカルタミド、リファンピシンなど)、降圧作用を増強する成分を服用中(カルペリチド、α遮断薬) - <併用禁忌薬>
下記の薬品を服用中の方は使用前に医師に相談してください。
硝酸剤あるいは一酸化窒素供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど)、リオシグアト、リトナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ロピナビル・リトナビル、ダルナビルを含有する製剤、ケトコナゾール※外用剤を除く、イトラコナゾール、コビシスタットを含有する製剤、クラスIAの抗不整脈薬(キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド※経口剤、シベンゾリン、ピルメノール)、クラスⅢ(アミオダロン※経口剤、ソタロール)
少量であればアルコールとレビトラの併用は問題ないとされています。適度な飲酒はリラックスする効果があり、勃起を助けます。しかし、アルコールの過剰摂取はEDを誘発したり、立ちくらみや起立性低血圧を引き起こす可能性があります。レビトラを使用する際の飲酒は、ほどほどにしておきましょう。
1日に飲めるのは1回まで。
レビトラの服用は1日1回までとなっています。
レビトラはもちろんのこと、医薬品には摂取できる上限量が定められており、飲み過ぎには十分注意をしなくてはいけません。レビトラは1日1回の使用で十分にEDを改善する力がありますので、服用の際は用量・用法を守ってください。
レビトラは含有されている有効成分バルデナフィルの量によって、複数の規格が販売されています。どの規格であっても基本的な飲み方は同じです。
服用間隔は24時間あけましょう
レビトラは1度飲んだら次に飲むタイミングまで24時間は間隔をあける必要があります。24時間の服用間隔を守れば、連日摂取しても薬効が薄れたり、副作用が強く出たりすることはありません。
半錠でも効果があります
レビトラを服用してみて効き目が強いと感じるのであれば、次回より半錠で使用してください。バルデナフィルの最大用量は20mgとなっていますが10mg、5mgでもED改善効果があることが確認されています。
レビトラを飲むタイミング
遅くとも性交を始める15分前までには服用してください。
レビトラの効果が発現するまでにかかる時間は、平均で15分ほどです。
勃起不全改善効果が発現した状態で性交に臨むためには、行為を始める15分前までには服用しておかなくては間に合いません。
性交の1時間前の服用がベストタイミング
レビトラの効果が最も強く発揮される服用のベストタイミングは、性交の1時間前です。
レビトラの有効成分バルデナフィルは飲んでから45分で血中濃度が最高となり、その後は緩やかに低下していきます。薬効はバルデナフィルの血中濃度に比例して強さが増減しますので、強い効き目が現れるのは飲んでから45分後以降になります。
性交の1時間前に飲んでおくと、行為の開始時から薬効が強く効いている状態となりますので、不安なく性交が行えます。
早めに服用する場合でも性交から逆算して2時間以内には飲みましょう
レビトラを飲むタイミングが早過ぎると、性行為を始める前に効き目が弱まってしまう可能性があります。個人差はありますが、レビトラは飲んでから3〜4時間ほどで次第に効き目が弱まる傾向にあります。
例えば、19時にレビトラを服用した場合、20時に効果のピークを迎えますが、22時以降になると効き目が弱まってくるということです。
どんなに早くても、レビトラを飲むのは性交から逆算して2時間以内としておくと、服用のタイミングを逃しません。
食事の時間に関する飲み方
軽食であれば食前・食後ともに時間を気にせず服用できます。

レビトラは食事の影響を受けづらいED治療薬です。脂質の少ない軽食(エネルギーが700kcal未満かつ脂肪の割合が30%以下)であれば、食前・食後を問わず服用できます。
空腹時でなくとも服用できるレビトラですが、上記の基準を超える高カロリーもしくは高脂質の食事をした場合は、その限りではありません。
食事には多かれ少なかれ脂質が含まれています。脂質は腸の内壁に油の膜を張ってしまい、成分の吸収を邪魔してしまいます。食事の内容を気にしたくない方や、食べ過ぎてしまった方は、食前もしくは食後に以下の時間を空けてください。
食前に飲む場合の飲み方
飲んでから30分あけて食事をしましょう。
レビトラを服用した後に食事をする場合は、飲んでから30分程度の間隔をあけましょう。レビトラを服用してから30分経った後であれば、何を食べても大丈夫です。
レビトラの有効成分は飲んでから15〜30分程度で腸から血中に吸収されます。既に成分が吸収された後であれば、食事の影響を一切受けることはありません。
食後に飲む場合の飲み方
食べ終わってから2時間待って服用しましょう。
食後に2時間ほど空ければ、胃腸内の食べ物は最低限消化されます。但し、焼肉や中華料理など脂質の高い食事をお腹いっぱい食べた場合には、2時間でも十分な消化に至らない可能性があることを留意しておきましょう。脂質が多い食事をした場合は、できる限り間隔をあけてからの服用が望ましいです。