タドラの副作用│軽度の頭痛など・飲み合わせの注意について

タドラの副作用

＜主な副作用＞
頭痛、潮紅（あから顔）、ほてり、動悸、消化不良、鼻づまり、めまい、眠気、関節痛、腹痛など。

タドラの副作用は、血管拡張作用に伴う軽度な症状がほとんどです。まれに重大な副作用も報告されているため、事前に把握しておきましょう。

タドラの主な副作用は頭痛や顔のほてり

タドラの主な副作用は、頭痛やほてり、顔の紅潮、鼻詰まりなどです。これらの症状は、タドラの血管拡張作用が原因とされています。頭痛は、広がった血管が、脳の神経を圧迫することで起こります。顔のほてりも同様に、血管が広がり血の巡りがよくなるために起こるものです。

タドラは第三世代のED治療薬シアリスのジェネリック医薬品で、有効成分も同じタダラフィルです。先発品シアリスの臨床試験結果を参照すると、頭痛が11.3％、ほてりが3.5％の頻度で生じています。

頭痛を始めとしたタドラの副作用は、時間が経過すると治まっていきます。もし、頭痛の症状が強い場合は、バファリンなどの頭痛薬（鎮痛剤）と併用することで対処できます。タドラが効き過ぎている場合は、ピルカッターなどで半分にして、次回より用量を調節すると良いでしょう。

タドラの重大な副作用

タドラを服用すると、まれに過敏症や持続勃起症などの重大な副作用が生じます。

過敏症とは、身体の免疫機能が薬の成分に過剰に反応し、アレルギー症状を起こしてしまうことです。過敏症になると、発疹や蕁麻疹、顔の腫れ、剥脱性皮膚炎などの症状が出ます。

また、重大な副作用としては、持続勃起症が生じる可能性もあります。持続勃起症とは、性的興奮の有無に関係なく、陰茎が4時間以上勃起し続ける症状です。

勃起があまりに長時間続くと、陰茎海綿体が壊死し、重度のEDを発症させてしまう恐れがあります。性的興奮がないのに勃起が収まらない、または痛みがある程の勃起が長時間続くようであれば、持続勃起症の疑いがあります。

過敏症や持続勃起症が疑われるような場合は服用を中止し、ただちに医療機関を受診してください。

タドラの併用禁忌薬と注意薬について

タドラには相性の良くない薬剤があるので、注意が必要です。基本的に副作用が起こりにくいED治療薬ではありますが、併用する薬によっては副作用を強める場合があります。人によっては血圧が下がり過ぎて、命にかかわることもあります。併用禁忌薬と併用注意薬を確認の上、服用するようにしましょう。

まず、硝酸剤、ニトログリセリンなど一酸化窒素供与薬や、リオシグアトなどのsGC刺激薬はタドラと併用してはいけません。

タドラとこれらの薬を併用すると、降圧作用が増強されて急激に血圧が低下します。最悪、命の危険にかかわるような副作用を招きます。狭心症、心不全、肺高血圧症などの治療薬を普段から飲んでいる人は、タドラを服用できません。

口コミに寄せられたタドラの副作用

実際にタドラを購入された方の口コミのうち、副作用に関するものを集めました。

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