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アルダクトンの副作用「女性化乳房と重大な副作用」について

アルダクトンの主な副作用

主な副作用は下記の通りです。発現頻度は0.1〜5%未満となっています。

<主な副作用>
女性型乳房、食欲不振、口の渇き、下痢、性欲減退、月経不順、倦怠感、発熱など。

女性化乳房や月経不順などの内分泌系の症状

<主な副作用(内分泌系)>
女性型乳房、乳房腫脹、性欲減退、陰萎、多毛、月経不順、無月経、閉経後の出血、音声低音化など。

アルダクトンは、女性化乳房(女性型乳房)、乳房腫脹、性欲減退、陰萎、多毛、月経不順、無月経、閉経後の出血、音声低音化などの内分泌系の副作用が発現しやすいです。

アルダクトンの有効成分スピロノラクトンは、男性ホルモンや女性ホルモンの受容体を阻害し、ホルモンバランスを乱すことがあります。そのため、男性であれば女性化乳房、女性であれば月経不順などがあらわれやすくなります。

アルダクトンの使用によって女性化乳房や月経不順が現れた場合は、服用を中止したり、ホルモン療法が用いられることがあります。女性化乳房の症状は、アルダクトンの服用自体を中止すれば、ほとんどは1〜2ヶ月で消失します。月経不順になった場合は、アルダクトンを服用しつつ、ピルなどのホルモン剤を併用します。ただし、ピルの併用は血栓症のリスクを高めるため、医師の判断のもとで行うことをおすすめします。

消化器系の症状

<主な副作用(消化器系)>
食欲不振、悪心・嘔吐、口渇、下痢、便秘など。

アルダクトンの副作用として食欲不振、悪心・嘔吐、口渇、下痢、便秘といった消化器系の症状も多い傾向にあります。これらの副作用に気づいた際は医師に相談しましょう。自己判断で減薬したり副作用を抑える目的で他剤と併用したりせず、専門家の判断を仰ぎましょう。

発疹や蕁麻疹などその他の症状

<主な副作用(その他)>
発疹、蕁麻疹、倦怠感、心悸亢進、発熱、肝斑など。

内分泌系および消化器系以外では、発疹、蕁麻疹、倦怠感、心悸亢進、発熱、肝斑が比較的頻度の多い副作用です。これらの症状のなかでは特に、過敏症に注意が必要です。発疹や蕁麻疹といったアレルギー反応が現れた際には、アルダクトンの服用を中止してください。

頻度不明で起こるアルダクトンの副作用

アルダクトンの副作用で発現頻度が不明と報告されている症状は下記の通りです。

精神神経系の症状

<頻度不明の副作用(精神神経系)>
めまい、頭痛、四肢しびれ感、神経過敏、うつ状態、不安感、精神錯乱、運動失調、傾眠など。

精神神経系の副作用として、めまい、頭痛、四肢しびれ感、神経過敏、うつ状態、不安感、精神錯乱、運動失調、傾眠などがあります。これらの副作用はいずれも頻度不明となっています。車の運転や高所作業を行う予定がある方は、めまいに十分注意しましょう。

肝臓・腎臓の症状

<頻度不明の副作用(肝臓・腎臓)>
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇、BUN上昇など。

肝臓・腎臓系の副作用は、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇、BUN上昇です。いずれも頻度は不明です。これらの副作用は、発現しても自覚症状を感じることは多くありません。ただし放置しておくと肝障害などにつながることがあります。

筋痙攣やそう痒などその他の症状

<頻度不明の副作用(その他)>
乳房腫瘤、乳房痛、そう痒、白血球減少、血小板減少、筋痙攣、脱毛など。

乳房腫瘤、乳房痛、そう痒、白血球減少、血小板減少、筋痙攣、脱毛などもアルダクトンの副作用として報告されています。いずれも発現頻度は不明です。これらの副作用の中では、そう痒に特に注意が必要です。アレルギー反応ですので、そう痒を感じた際にはアルダクトンの服用は避けましょう。

まれに起こる重大な副作用

アルダクトンでまれに起こる重大な副作用は下記の通りです。これらの症状があらわれた場合は直ちに服用を中止し、医師の診察を受けましょう。。

電解質異常

電解質異常とは、体内の電解質(ミネラル)の濃度のバランスが崩れた状態をいいます。高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシスなどを指します。電解質異常になると、不整脈、全身倦怠感、脱力などが現れることがあります。

急性腎不全

急性腎不全は腎機能が急激に低下し、水分の排泄や、血中の成分バランスが崩れてしまう疾患です。急性腎不全の原因は腎臓への血流低下や、尿路の閉塞など様々です。アルダクトンも含めて、薬によっても急性腎不全が発現する可能性があります。また、急性腎不全は電解質異常が伴って現れる場合もあります。

中毒性表皮壊死融解症・皮膚粘膜眼症候群

中毒性表皮壊死融解症と皮膚粘膜眼症候群は、どちらも皮膚の発疹や剥離、粘膜のびらん、発熱などを起こす疾患です。発症すると、多臓器障害の合併症などにより生命を脅かすこともあります。中毒性表皮壊死融解症はライエル症候群、皮膚粘膜眼症候群はスティーヴンス・ジョンソン症候群とも呼ばれます。

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