ビダリスタの飲み方│用量は5～20mgに調節・食事の影響

ビダリスタの飲み方（用法・用量）

下記の用量を守って、性交の1時間前に水またはぬるま湯と一緒に服用してください。

用量・用法
1回の用量	10mg錠の場合 … 1〜2錠 20mg錠の場合 … 1/2〜1錠 (タダラフィルとして10〜20mg)
1日の服用回数	1回まで
服用間隔	必ず24時間空けること
服用のタイミング	性交の1時間前

ビダリスタは10〜20mgが基本用量

ビダリスタの飲み方は、有効成分タダラフィルとして10〜20mgを性交の1時間前を目安に服用します。ビダリスタにはタダラフィルの含有量が異なる10mg錠と20mg錠の2種類があります。20mg錠の場合は、ピルカッターなどで半分に割ればタダラフィルをおよそ10mg摂取できます。

ビダリスタのようなタダラフィル製剤が初めての方には、1回10mgからの服用が推奨されます。初めに10mgから服用を開始して、効果が不十分で副作用などの問題がない場合に1回20mgに増量できます。タダラフィルの最大用量は20mgと決められています。1回20mgを超える服用をしないようにご注意ください。

腎障害のある方は少なめの用量からビダリスタを飲みはじめてください。中等度の腎障害がある方は、開始用量を5mg、最大用量を10mgにしてください。10mgを服用する際は、服用間隔を48時間以上あける必要があります。重度の腎障害のある方は、1回あたりの用量が5mgを超えてはいけません。

食事やアルコールの影響について

ビダリスタは食事の影響を受けづらいタイプのED治療薬です。食事の前後に飲んでも効き目が下がりにくくなっています。
薬の種類によっては食事に含まれている脂肪分に吸収が阻害されることがあります。ビダリスタの有効成分タダラフィルは、先発薬の臨床試験において血中濃度の推移に対する食事の影響は認められていません。ただし油っこい食べ物や暴飲暴食は薬の吸収効率を下げますのでご注意ください。

アルコールは、適量であればビダリスタと併用しても問題ありません。時にはアルコールのリラックス効果がED改善に良い方に作用することもあります。ただし、アルコールの飲み過ぎには注意しなければいけません。過量の飲酒は性的刺激の伝達を麻痺させて陰茎の勃起を妨げます。また、ビダリスタとアルコールを併用すると、血管拡張作用が強く出て血圧が低下するおそれがあります。