ビダリスタの副作用
- ビダリスタの副作用
- <主な副作用>
頭痛、潮紅(あから顔)、ほてり、動悸、消化不良、鼻づまり、めまい、眠気、関節痛、腹痛など。
ビダリスタは、勃起不全(ED)の治療に用いられるタダラフィル製剤です。ビダリスタの服用時には、有効成分タダラフィルの働きに伴って副作用が生じることがあります。タダラフィルの副作用として、比較的出現しやすい頭痛や潮紅などと、まれにおきる眠気やめまいなどの症状が確認されています。
頭痛や潮紅などが比較的出現しやすい
ビダリスタには、ED治療薬シアリスと同じ有効成分タダラフィルが配合されています。シアリスの臨床試験において比較的多く報告された副作用は、頭痛や潮紅、ほてりです。その他には、低頻度ではありますが消化不良や倦怠感、鼻づまり、むくみなども確認されています。
頭痛などの比較的出現しやすい症状は、ビダリスタの血管拡張作用によって起こると考えられています。血管の拡張により脳の三叉神経が刺激されると頭痛がします。また、顔面の皮膚にある血管が拡がると血のめぐりが良くなって、潮紅やほてりの症状がみられます。頭痛や潮紅などは、ビダリスタが効いている証拠でもあります。性交に影響しない程度の軽い症状であれば、過度に気にする必要はありません。
ビダリスタによる頭痛の副作用は、大抵は3時間ほどで治まります。市販の頭痛薬で痛みを和らげることが可能ですので、痛みがつらい場合には我慢せず頭痛薬を使用してください。
眠気やめまいなどまれに起こる副作用
ビダリスタのまれに起こる副作用として、傾眠(強い眠気)や不動性めまいに注意が必要です。ビダリスタの服用後は、車の運転や高所での作業などは極力避けた方が良いでしょう。
シアリスの臨床試験による傾眠と浮動性めまいの副作用は、1%未満の発現率で確認されています。傾眠は、ゆするなどの軽い刺激で起きるものの、しばらくすると再び眠ってしまう意識障害です。浮動性めまいは、体がふわふわと浮くような感覚になり、まっすぐ歩けないなどの症状がみられます。
傾眠も浮動性めまいも安静にしていれば、問題が起こることはほとんどありません。しかし、車などの機械を運転している最中や高所での作業中に眠気やめまいが起こると、重大な事故につながりかねません。ビダリスタの服用中に車の運転や高所での作業などをしなければならない場合は、十分に注意して行ってください。
口コミに寄せられたビダリスタの副作用
実際にビダリスタを購入された方の口コミのうち、副作用に関するものを集めました。
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