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ノルレボの効果「避妊の仕組みや避妊率、妊娠例や失敗例」について

ノルレボの効果と効能

効能・効果
緊急避妊
(1) 避妊をしなかった、または避妊に失敗した性交後の緊急的な避妊に有効です。
(2) 低用量ピルのように計画的に妊娠を回避するものではありません。

ノルレボは、避妊に失敗してしまった後、望まない妊娠を避けるために用いられる緊急避妊薬です。避妊に失敗した性交の後、72時間以内に服用すれば、妊娠を阻止できる確率が上がります

排卵を抑制することでノルレボでの緊急避妊が可能に

ノルレボには、通常の低用量ピルと同じく、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合されています。ノルレボを服用すると、脳は「すでに必要なホルモンが分泌されている」と判断を下します。ホルモンの量が十分なら、卵巣から新たにホルモンを分泌する必要がなくなるからです。

ノルレボをはじめとするピルには、こうして女性ホルモンの分泌をコントロールする働きがあります。

脳からホルモン分泌の指令が出されなかった卵巣は、休眠状態になります。そのため、排卵に必要な卵胞が発育しません。性交により精子が進入してきても、卵胞が育っていないため卵子と出会うこともできず、受精は不成立となります。

子宮内膜の増殖を防ぐ

ノルレボは排卵を抑制する他に、子宮内膜の増殖を防ぐ効果もあります。

子宮内膜は、受精卵を着床させ、育てるためのベッドのような役割を持っています。そのため、万が一にも受精卵ができてしまった場合、子宮内膜があると着床、つまり妊娠してしまう可能性が高まってしまいます。

ノルレボに配合されている黄体ホルモンには、子宮内膜の増殖を防ぐ作用と、体温の上昇を防ぐ作用があります。この作用によって、子宮内膜での着床が阻止され、妊娠を回避することができるのです。

ノルレボの臨床試験の結果・避妊率は?

臨床試験では、63名の女性に対し、性交後72時間以内にノルレボ錠が投与されました。

その結果、妊娠例は1例となり、妊娠阻止率(避妊率)は81.0%であると分かりました。 また、海外の臨床試験では、1198名のうち16名が妊娠し、妊娠阻止率は84%となりました。

また、別の臨床試験では、性交後、72時間を超えてからノルレボを服用した場合、妊娠阻止率は84%から63%に減少する傾向があるという報告もあります。ノルレボは高い妊娠阻止率を誇るものの、妊娠を100%の確率で阻止できる薬ではありません。

ノルレボは、普段使いに適した避妊薬ではありません。あくまで緊急時に限って用いるようにしましょう。妊娠を望まない場合は、コンドームや低用量ピルを使用するなど、計画的な避妊が大切です。

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