プリリジーの飲み方「アルコールやED治療薬との併用、飲み合わせ」について

プリリジーの飲み方（用量・用法）

下記の用量を守って、性交の1時間前に水またはぬるま湯と一緒に服用してください。

プリリジーの注意事項

＜使用禁忌＞
下記に該当する方は使用しないでください。
ダポキセチンに過敏症がある、心不全、重度の虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）、心臓弁膜症、房室ブロック、洞不全症候群、躁うつ病、てんかん、起立性低血圧や失神を起こしたことがある、遺伝性ガラクトース不耐症、ラップラクターゼ欠損症またはグルコースガラクトース吸収不良症、未成年、高齢者（65歳以上）

＜使用注意＞
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
腎障害、眼圧が高い、出血や血液凝固を起こしたことがある

＜併用禁忌薬＞
下記の薬品を服用中の方は使用前に医師に相談してください。
抗真菌薬（ケトコナゾール、イトラコナゾールなど）、抗HIV薬（リトナビル、サキナビル、ネルフィナビル、アタザナビルなど）、抗生物質（テリスロマイシンなど）、抗うつ薬（MAO阻害薬、3環系抗うつ薬など）、抗精神病薬（チオリダジンなど）、SSRI、SNRI、セロトニン作動性をもつ成分（Lトリプトファン、トリプタン、トラマドール、リネゾリド、リチウム、セイヨウオトギリソウなど）

プリリジーは、世界で初めての飲み薬タイプの早漏治療薬です。性行為の前（1時間から3時間前）に服用することで、射精までの時間を延ばせます。また、使い続けることで効果が上がり、最大4倍ほどまで射精時間を長くすることができます。

ただし、プリリジーは早漏症の根治を目的としていません。内服することで、あくまで一時的に、射精までの時間を延長します。その日の性行為を充実させることを目的とした薬です。飲み続ければ必ず早漏が治るわけではないので注意しましょう。

プリリジーを服用するタイミング

プリリジーを服用するタイミングは、性行為の1時間前から3時間前がベストです。1時間前に飲む人が多く、一番長く性行為を楽しめます。

プリリジーには30mg錠と60mg錠があります。プリリジーは1日60mgまで服用可能なので、30mg錠の場合は1日2錠まで服用可能です。当サイトで扱っているプリリジーは、有効成分ダポキセチンが60mg配合されている製品です。1回につき1錠の服用により、早漏改善効果が最大限発揮されます。60mg錠の場合は1日1回1錠までしか服用できないので、ご注意下さい。

プリリジー効果的な飲み方

プリリジーで効果的に早漏を解消するには、継続的な服用が大切です。

プリリジーは服用することで射精時間が延長するという臨床結果が出ています。使えば使うほど射精時間が延び、24週間の服用で射精時間が4倍まで延長できます。1度の服用で思うような効果が得られなかった人は、継続的に服用するようにしましょう。

より長く性行為を楽しみたいからといって、決められた用量より多く服用する人がいます。多く飲んだからといって、射精しにくくなるわけではありません。1日60mg以上は服用しないようにしましょう。

プリリジーは食事の影響は受けないがアルコールの影響は受ける

プリリジーは食事の影響を受けないので、食前食後いつ飲んでも効果が得られます。しかし、アルコールとの併用は避けましょう。

なぜなら、アルコールとプリリジーを併用すると、強い悪酔い状態になるケースが散見されているからです。吐き気や動悸、頭痛、大量の発汗などの症状が出て、時には失神するケースもあります。

アルコールとプリリジーは、共にセロトニンやノルアドレナリンに作用します。その相乗作用が原因で、悪酔いを引き起こすのです。

プリリジーを服用する際は、水またはお茶などで飲むようにしましょう。

プリリジーとED治療薬は併用しても良い？

プリリジーとED治療薬の併用はおすすめです。なぜなら、早漏とEDは合併しやすいといわれています。なお、プリリジーとED治療薬を併用するなら、シアリスがおすすめです。

早漏とEDは合併しやすい

早漏とEDは合併しやすい疾患です。ED患者の実に30%以上は、早漏も併発しているといわれています。

この原因はEDにあります。EDを発症してしまったことによって、普通の性的刺激では勃起を維持できなくなり、脳が過剰な刺激を求めてしまうのです。その結果、射精までの時間が短くなったり、中折れする前に射精しなくてはと焦ったりすることで、早漏を発症させてしまいます。

もちろん、EDの症状がなく、早漏だけの人はプリリジーだけで十分です。しかし、早漏とEDを併発させている場合は、ED治療薬とプリリジーを併用しないと、治療効果が得られません。

プリリジーと相性の良いED治療薬はシアリス

プリリジーと相性の良いED治療薬はシアリスです。ただし、飲むタイミングには注意が必要です。

シアリスは第3世代のED治療薬で、最長36時間ほどまで効果持続時間があります。プリリジーとの相性もよく、早漏とEDどちらにも効果を発揮するので、おすすめの組み合わせです。しかし、2つは効果が異なる薬なので、当然効き始めてくる時間が異なります。

シアリスの血中濃度が最も上がる時は、服用後3時間。それから36時間まで効果を保てます。一方、プリリジーは服用後1時間から3時間が最も効果が高くなり、5時間以上経過すると効果を失います。薬の効き始める時間を調節しなければなりません。

シアリスを先に飲み、その2時間後にプリリジーを飲むことで、最も高い効果が得られることがわかっています。

ただし、シアリスは効果持続時間が長い反面、効果が発現する時間帯に個人差があるといわれています。一度シアリスを服用して、自分の効果発現時間を下調べした上で、プリリジーを服用すると良いでしょう。