ロギノ

ロギノの概要

日本人向けに作られた英国産のミノキシジル外用薬

日本のAGA治療における標準規格であるミノキシジル5％配合です。

薄毛の状況に応じて、２種類のノズルが付属されています。

日本語で書かれた文書が添付されています。

ロギノの適応症

• 男性型脱毛症（AGA）

ロギノの成分

• ミノキシジル

ロギノは、発毛剤ミノキシジルを5％含んだAGA治療の外用薬です。日本人向けに作られた英国製の薬であり、日本語の説明書が添付されています。ノズルは薄毛部位の状態に応じて、スプレーとスポイトの２種類が付属されています。Zimmar Pharma（ジマーファーマ）社より製造販売されています。

ロギノの特徴

ロギノは、イギリスの製薬会社が日本人向けに製造したミノキシジル配合の外用薬です。日本のAGA治療における標準規格である5％のミノキシジルを配合しています。「リアップx5」や「スカルプDメディカルミノキ5」といった人気の市販薬とも同量の成分配合です。

ロギノに含有されたミノキシジル5％の効果は、AGA患者を対象に行われた臨床試験で実証されています。ミノキシジル5％の塗布を6ヶ月間行った試験では、被験者の9割以上が発毛効果を実感しました。
また6ヶ月間の臨床試験では、頭皮1cm四方あたりの毛髪の本数・太さに良い変化が確認されています。

6ヶ月の治療で見られた変化（1cm四方あたり）

総毛髪数が平均で21.8本増加

太い毛髪の数が平均で25.6本増加

同量のミノキシジルを含んだロギノにおいても、上記の臨床成績と同等の発毛・育毛効果が期待できます。

AGAの症状に応じて使い分けられる2種類のノズル

ロギノに付属されているノズルは、スプレーとスポイトの2タイプです。薄毛の進行状況や範囲によって使い分けることができます。

薄毛がそれほど進行しておらず、症状の範囲がせまい場合には、スポイトタイプが適しています。スポイトタイプは、患部の頭皮にピンポイントで塗布できます。患部の周辺や髪など、不要な部位への薬液の付着を防げるのがメリットです。

薄毛がある程度進行しており、広範囲に及んでいるような場合には、スプレータイプが適しています。スプレータイプは、患部全体にムラなく塗布できます。効率的にまんべんなく薬液が行き渡るのがメリットです。

日本語で記載された添付文書が付属

日本人向けに作られたロギノは、パッケージも添付文書も全て日本語で書かれています。日本語の添付文書があると、使い方の詳細や注意事項などを知りたい場合にすぐ確認ができて便利です。

ロギノ の効果

効能・効果

壮年性脱毛症の発毛、育毛および抜け毛の進行予防

(1) 壮年性脱毛症のみ有効です。他の脱毛症に対する適応はありません。

ロギノは、AGAによって細く柔らかくなった毛髪を、太く強く育てます。古い毛髪が抜け落ちた後の毛根においては、生え変わりを早めます。これらの改善は、ミノキシジルが毛根深くに効果を現し、毛包を大きく育てる働きによるものです。

ロギノの効果が実感できるまでの期間には個人差がありますが、およそ6ヶ月が目安です。早い方では、4ヶ月くらいから薄毛部位が目立たなくなるといった変化を感じることもあります。

ロギノの使用が適しているのは、頭頂部の髪が全体的に薄くなるといった症状の薄毛です。前頭部の薄毛や、生え際の後退を改善する目的での使用には適しません。

ミノキシジルが頭皮の血流を促進して毛根を活性化

ミノキシジルは頭皮から浸透すると、血管の筋肉にあるKATPチャネル（細胞のゲート）を開きます。するとATP（アデノシン三リン酸）と呼ばれるエネルギーの源が細胞内に流れ込みます。

ATPは血管の筋肉を緩めて押し広げ、頭皮の血流を増やします。これにより毛根への血行が促され、髪の成長に必要なタンパク質や栄養分が送られて毛根が活性化します。

ロギノ の使い方（用量・用法）

ロギノは下記の用量を守って、薄毛部分の中心に塗布し、指で全体に馴染ませてください。

ロギノの塗布は1日2回、朝晩の洗髪後に行ってください。塗布にあたり、頭皮マッサージを行う必要はありません。薬液を浸透させるため、塗布してから4時間は洗髪をしないでください。
夜の塗布は就寝の2〜4時間前に済ませ、薬液を十分に乾かしましょう。

ロギノの塗布は、スプレーかスポイトのいずれかお好みの方法で行ってください。

スプレーでロギノを塗布する方法

1. キャップを外します。
2. スプレーノズルをボトルに装着します。
3. 頭皮から4〜6cm離れたところから薄毛部分の中心に向けて薬液を5回スプレーします。
4. 頭皮についた薬液を指で優しくなじませます。

スポイトでロギノを塗布する方法

1. キャップを外します。
2. スポイトで1mlの目盛りまで薬液を吸い取ります。
3. 薄毛部分の中心に薬液をつけます。
4. 頭皮についた薬液を指で優しくなじませます。

薄毛の進行を止める内服薬を併用するとさらに効果的

ロギノは、フィナステリドやデュタステリドといった内服タイプのAGA治療薬と併用することができます。

内服タイプのAGA治療薬は、抜け毛の原因となる男性ホルモンを抑制して薄毛の進行を止めます。ロギノの育毛・発毛効果に内服薬の進行抑止効果が加わることで、さらなる改善が期待できます。

フィナステリドの製品としてプロペシアやフィンペシア、デュタステリドの製品としてアボダート等があります。

ロギノの保管方法

光、温度、湿度などにより、効果が損なわれる場合があります。以下を守って保管してください。

(1) 高温多湿を避けて、直射日光があたらないところで保管してください。
(2) 日中に長時間にわたって車中に置かないようにしてください。
(3) お子様の手が届かないところに保管してください。
(4) 使用期限を過ぎた場合は破棄してください。

ロギノの副作用

＜主な副作用＞
頭皮の発疹、発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、局所熱感、頭痛、めまい、胸痛、頻脈、体重増加、手足の浮腫、むくみなど。

主な副作用は、塗布部分に薬剤の刺激が強く加わって起こるかゆみや熱感、血管拡張作用による循環器系の異常、頭痛やめまいといった神経系の異常などです。
副作用の発症には個人差がありますが、高濃度の製品は刺激が強くなりますので、かゆみや熱感などの副作用が起こりやすくなります。
上記のような症状が出た場合は使用を中止して、医療機関を受診してください。

ロギノの注意事項

＜使用禁忌＞
下記に該当する方は使用しないでください。
ミノキシジルに過敏症がある、未成年者、妊娠中、授乳中、壮年性脱毛症以外の脱毛症（円形脱毛症、甲状腺疾患による脱毛など）、原因不明の脱毛症、頭皮に炎症・日焼け・乾癬がある、低酸素血症

＜使用注意＞
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
薬または化粧品を使用してアレルギーがでたことがある、高血圧、低血圧、心臓または腎臓の障害、むくみがある、壮年性脱毛症の家族歴がない、高齢者（65歳以上）、甲状腺機能障害（甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症）

＜併用禁忌薬＞
特にありません。

参考サイト

発毛剤・育毛剤・AGA治療のロギノ(リアップ・ジェネリック)

PDF:ロギノのご利用方法

ロギノの評価・口コミ（8件の評価）

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