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ヤスミンの効果「避妊の効果はいつから?」について

ヤスミンの効果

効能・効果
避妊
(1) 確実な避妊効果を有する経口避妊薬です。

ヤスミンは、1日1回の服用で極めて高い避妊効果を実現する低用量ピルです。事前に飲んでおくことで、妊娠の確率を1%以下まで低下させます。ヤスミンを飲み続ければ妊娠を意識せず性交を行えます。

妊娠率1%未満が証明された低用量ピル

ヤスミンの効果は、避妊を望む女性2,629人を対象とした臨床試験で証明されています。

臨床試験はヤスミンの製造元であるバイエル社によって行われました。対象となった女性は12周期(約336日)にわたりヤスミンを投与し、その期間コンドームなど別の避妊具を使用せず性交を行いました。その結果、ほぼ全員が避妊に成功しました。失敗した女性もいましたが、妊娠率は全体の1%未満と低確率であったため、99%を超える避妊率が証明されました。

ヤスミンの臨床試験には、さまざまな国の女性が参加していましたが、有効性に差は生まれませんでした。ヤスミンは女性が正しく飲むことで確実な避妊を実現する低用量ピルです。

避妊効果は女性の体に3つの変化をもたらす

ヤスミンの避妊効果は、配合された2種類の女性ホルモンによって発揮されています。体のホルモンバランスを排卵後の黄体期から妊娠初期に近づけることで、体に3つの変化を起こします。

1. 子宮頸菅の粘液強化
子宮の入り口にある粘液の粘り気を強くして精子の侵入を阻害する
2. 休眠状態による排卵抑制
卵巣を休眠状態にして排卵自体が行われないようにする
3. 子宮内膜の成長抑制
子宮内膜の成長を抑えて受精卵の着床に適さない状態を作る

2種類の女性ホルモンが体に変化を起こし、子宮口の粘液の粘り気が強くなり、精子の侵入を防ぎます。

万が一、侵入を防ぎきれなかった場合でも、排卵そのものが行われなくなるため、受精することはありません。既に排卵が行われ受精が成立しても、子宮内膜を着床に適していない形にすることで妊娠の成立を防ぎます。

ヤスミンは、体の変化を利用した3ステップで妊娠の成立を妨げます。

避妊効果は飲み続ける限り効く

ヤスミンは女性ホルモンの量を一定のバランスに保つことで避妊効果を得る薬です。

毎日飲み続けると体内の女性ホルモンの濃度が一定に保たれ、避妊効果に必要な水準を維持します。薬剤耐性のような問題はないため、ヤスミンを飲み続ける限り避妊効果を得続けることができます。

服用をやめると妊娠できる状態に戻る

ヤスミンの服用をやめれば自然と体は妊娠できる状態に戻ります。

避妊に適したホルモンバランスはヤスミンの継続的な摂取によって保たれています。ヤスミンの服用をやめ、女性ホルモンの供給が止まるとホルモンバランスは自然と元の状態へと戻ります。元の状態に戻ることに伴って体に起きていた変化も治まるため、再び妊娠ができるようになります。

服用を中止した後、2か月から3か月以内に戻りますので、ヤスミンを飲んだからと言って不妊の心配はありません。

避妊効果はいつから得られるのか

ヤスミンの避妊効果があらわれるタイミングは、服用をはじめた初日の状態で異なります。飲みはじめが生理1日目なら避妊効果は初日から、生理日以外なら7日後には避妊効果があらわれます。

生理1日目にあわせて服用すれば、初日から確実な避妊効果

ヤスミンの避妊効果は、生理初日に飲み始めることで服用1日目から確実な避妊を成立できます。

精子の寿命は平均で3日、最長でおよそ1週間です。生理の開始から排卵までの期間は、平均2週間ほどの間隔がありますので、生理期間中に性交を行っても妊娠が成立することはありません。

排卵が行われる頃には避妊効果が発揮された状態となります。ヤスミンを生理初日から飲み始めれば、服用1日目から確実な避妊効果を得られる状態にできます。

服用をはじめて7日後に避妊効果があらわれる

ヤスミンの避妊効果は、飲んだらすぐに得られるわけではありません。確実な避妊効果が発現するには、飲み始めた日から7日ほどの日数が必要です。

避妊効果は、摂取した女性ホルモンの影響で体が避妊に適した状態に変化すると得られます。この変化には時間が必要となり、平均で約7日ほどの時間が必要です。

そのため、飲み始めた日から十分な効果を発揮する7日が経過するまでは、性交を避けたりコンドームの使用など別の避妊法が求められます。

むくみや生理不順、月経困難症への効果

ヤスミンには避妊効果以外にも、むくみや生理不順の解消、月経困難症の改善など、女性の生活の質を高める効果があります。

利尿作用がむくみの解消を促す

ヤスミンの効果中は、利尿作用によりむくみの発生率が低下します。これは有効成分のドロスピレノン特有の働きとなります。

黄体ホルモンとして配合されているドロスピレノンですが、元々は余分な水分の貯水を阻害する成分です。むくみは体内の余分な水分が原因で発生しますので、利尿作用があることで余分な水分が溜まりづらくなって発症率が低下します。

ヤスミンであれば低用量ピルの副作用として懸念される体重増加を心配せずに使えます。

ホルモンバランスが整って生理不順が解消される

ヤスミンは、ホルモンバランスを一定に保つことで生理周期を整える低用量ピルです。女性を悩ませる生理不順の解消にも役立ちます。

生理不順の主な原因は、ホルモンバランスの乱れです。ホルモンバランスが乱れると女性ホルモンによってコントロールされている生理周期にも大きく影響します。

ヤスミンの服用期間中は、ホルモンバランスが一定になります。生理周期が28日ごとに整うため、生理不順が解消されます。

月経困難症の軽減にも期待できる

ヤスミンの服用中は、月経困難症の負担を軽減する効果も期待できます。月経困難症の軽減に特化した低用量ピルでは、バイエル社が開発したヤーズが有名です。

月経困難症の軽減にも期待できる

月経困難症は生理に伴って発生する腹痛や腰痛、頭痛などの症状をまとめた総称です。生理痛と同義と考えられています。月経困難症は剥がれた子宮内膜を排出するために起こる子宮の収縮が原因となります。子宮内膜の大きさに伴って子宮の収縮回数は増加します。

ヤスミンを服用すると子宮内膜の成長が抑制されます。剥がれる子宮内膜が通常よりも小さくなることで排出量が減り、子宮の収縮回数が少なくなります。その結果、生理痛も減少します。また、排出される子宮内膜の量が少なくなるため、生理出血の量も減少します。

ヤスミンを服用すると、月経困難症や生理出血などの生理に伴う症状の軽減も期待できます。

月経困難症に特化した改良薬ヤーズ

製造元のバイエル社からヤスミンの改良薬として、月経困難症に特化したヤーズの販売も行われています。

ヤーズは副作用のリスク軽減を期待し、ヤスミンを元に開発された低用量ピルです。女性ホルモンの配合量を減少させることで、ヤスミンと同等の効果を得ながら副作用のリスク軽減を図っています。

更に休薬期間を短くし、ホルモンバランスの変動を抑えることで月経困難症の軽減を促す工夫なども施されています。

ヤーズは月経困難症の治療目的であれば保険適用となる低用量ピルです。最も月経困難症の治療に適した低用量ピルと言えます。

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