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ゼニカルの副作用「下痢、おなら、ビタミン不足」について

ゼニカルの主な副作用

ゼニカルはアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)が認可した比較的安全とされているダイエット薬ですが、主な副作用として以下の症状が報告されています。

<主な副作用>
油斑、排泄時のガス、油分を含む便、油の排泄、排便回数の増加、脂溶性ビタミンの不足など。

下痢・軟便など胃腸の症状にまつわる副作用について。

ゼニカルの主な副作用は下痢、おなら、腹痛

ゼニカルは脂肪分解酵素に対して腸内で作用するダイエット薬です。脂肪分解酵素の働きを阻害することで、吸収されるはずだった脂肪分の30%を体内に吸収せずに排出することで痩せる効果をもたらします。いわば消化不良に近い状態を作り出すことで、脂肪分の吸収をカットする働きをします。そのため、ゼニカルの副作用は下痢や便が緩くなるといった胃腸に関係するものが主な副作用としてみられます。

ゼニカルの副作用例
油斑 26.6%
排泄時のガス 23.9%
急な便意 22.1%
油分を含む便 20.0%
油の排泄 11.9%
排便回数の増加 10.8%
便失禁 7.7%

下痢または下痢に似た柔らかい便(軟便)を含むこれらの副作用は、吸収をカットされた脂肪分を排泄するために起こるものであり、薬が効果を発揮している証拠でもあります。
上記の主な副作用はいずれも軽度であり、一過性のものです。下痢や油分を含む便などの副作用は、ゼニカルの服用を開始してから3ヶ月以内に見られることが多く、症状が治まるまでは生理用ナプキンなどで対処する方法が推奨されています。

腹痛、腹部の不快感などの副作用も報告されています。
ゼニカルは下剤のような作用はありませんが、お腹がゴロゴロする下痢を伴う腹痛が副作用として起こる場合があります。腹痛の症状はお腹を下しているときの下痢と同じで、排泄物が出てしまえば治まります。

胃腸に関係する副作用は食事の内容が関係しています

脂肪中のカロリーが全体の30%を超えている高脂肪の食事をした場合、下痢、軟便、便失禁などの副作用が起こりやすくなります。これらの副作用は、ゼニカルの効果によって排出される油の量が増えるほど起こりやすくなります。
1食だけ高カロリーな食事をして、ゼニカルを服用すると、胃腸への作用が大きくなる可能性があります。
ゼニカルを使ってダイエットをしている期間は、摂取する脂肪の量を毎食なるべく均等になるようにしましょう。

おならに関する副作用

下痢・軟便と併せて「おならの回数が増える」「おならと一緒に便が出てしまう」といった副作用があります。
おならが増えるという現象も胃腸にまつわる副作用で、よく見られます。おならをするたびにトイレに行くといった対応をするのは難しいので、生理用ナプキンなどで事前に対処しておくのがよいでしょう。

お腹の症状はいつ治まる?

胃腸に関係する副作用のほとんどは1週間以内に収まります。長くても4週間以内に軽減しますが、数ヶ月続くケースも少数ながら報告されています。中には6ヶ月以上続いた例もありますので、あまりにも長く症状が続く場合は服用を中止して、医師に相談しましょう。

ビタミンが不足して肌荒れの原因になる場合があります。

ゼニカルを使い続けているとビタミンが不足する副作用が起こることがあります。ゼニカルが脂肪分の吸収を阻害する過程で脂肪と一緒に脂溶性ビタミン(A、D、E、K)をカットしてしまうことが理由として考えられています。
ビタミンが不足すると、肌荒れなどの症状として現れます。

ゼニカルを継続して使う際には、ビタミンサプリメントの併用が推奨されています。肌荒れ、肌のカサつきが気になる場合は、ビタミンサプリメントで補いましょう。
ビタミンサプリメントは、ゼニカルと最低2時間の間隔を空けて服用しましょう。

まれに起こるゼニカルの副作用

まれに起こるゼニカルの副作用として、少数ですが以下が報告されています。重症化する心配もありますので、次のような症状を感じたら、服用を中止して医師に相談しましょう。

<まれに起こる副作用>
肝臓の障害、腎臓の障害、胆石症など。

極めてまれですが、以下の症状に注意してください。
食欲不振、体のだるさ、皮膚のかゆみ、皮膚が黄色くなる、白目が黄色くなるなどの症状がみられたら、肝臓障害の疑いがあります。
手足のむくみ、尿の減少、血尿が出る、背中の痛みなどの症状がみられたら、腎臓障害の疑いがあります。

滅多に起こらない副作用ですが、胆石症のリスクも報告されています。
そもそも胆石症は、ダイエットによる減量中に発症する可能性があります。食事療法や運動療法で行うダイエットでは胆石症の発症率は1.8%ですが、ゼニカルを使用したダイエットでは2.9%とされておりますので、胆石症のリスクはわずかに高くなると考えられます。

生理不順などダイエット中にみられる症状

以下はダイエット中によくみられる不調で、ゼニカルとの明確な因果関係は不明です。

<ダイエット中によくある症状>
頭痛、めまい、吐き気、だるさ、生理不順など。

急激な体重の減少、栄養不足、急な運動などが影響して、減量中には頭痛、めまい、吐き気が起こりやすくなります。女性の場合には、生理不順なども体調の変化として現れやすくなります。

ゼニカルの副作用でこのような不調が生じる関係性は明らかではありませんが、体調不良を感じたら服用を中止しましょう。服用を中止しても不調が続くようでしたら副作用ではない何か別の原因があると考えられます。症状がひどい場合は、医師に相談しましょう。

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