ベンザックACジェルは、ピーリング作用と抗菌作用があるニキビの薬です。角栓除去剤と抗菌薬の効果がこれ1つで得られます。有効成分の過酸化ベンゾイルは、アクネ菌を耐性化させないので長期的な使用にも最適です。日本ではベピオゲルで知られています。Galderma(ガルデルマ)社より製造販売されています。
ベンザックACジェルのご購入について
商品名 |
Benzac AC / Benzoyl Peroxide Gel IP |
内容量 |
30g |
有効成分 |
Benzoyl Peroxide / 過酸化ベンゾイル 2.5% & 5% |
販売元 |
Galderma India Private Limited |
製造元 |
Galderma India Private Limited |
在庫 |
あり |
発送元 |
台湾 |
受取先 |
ご自宅、郵便局留め |
納期 |
7日から14日前後(入金確認後) |
お支払方法 |
銀行振込、コンビニ決済、クレジットカード決済、WebMoney決済 |
返品 |
返品不可。但し、誤送や明らかな破損の場合は7日以内の連絡で対応(※補償範囲と条件)。 |
医薬品 |
自己責任においてご使用ください。
|
- ベンザックACジェルを安心してご購入いただくための取り組み
- 偽物が混入しない安全な流通ルートを確保するために、以下の対策を徹底しております。
- (1) ご注文の取り次ぎ先となるサプライヤーが持つ医薬品の取り扱いライセンスを十分に吟味しております。
(2) 専門機関への成分鑑定依頼を定期的に行い、偽造品混入の予防に最大限努めております。
ベンザックACジェルをご注文されたお客様の声
当サイトで実際にベンザックACジェルをご注文されたお客様の声・レビューの一部を抜粋して紹介いたします。
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ベンザックACジェルの特徴
ベンザックACジェルは「角栓の除去(ピーリング)+抗菌」という2つの作用で顔のニキビを治す治療薬です。日本ではベピオゲルという名前で2015年から販売されています。
角栓の除去、アクネ菌の殺菌をひとつでカバー
炎症を起こしたニキビに対して推奨されていた従来の治療では、角栓による毛穴の詰まりを無くすピーリング剤と、アクネ菌の増殖を抑える外用抗菌薬という2つの薬が必要でした。ピーリング剤と外用抗菌薬の効果が1つになったベンザックACジェルなら、これ1つでニキビを治せます。
ベンザックACジェルは、ニキビの原因となるアクネ菌に耐性を作らない特殊な抗菌作用を発揮します。長期間使い続けてもベンザックACジェルが効かなくなるということはございませんので、重症化してしまったニキビの治療にも最適な薬です。
臨床試験では6ヶ月で75%以上のニキビが減少しました。
ベンザックACジェルに配合されている過酸化ベンゾイルの有効性は、ベピオゲルの臨床試験で実証されています。臨床試験では有効成分の配合量(2.5% / 5%)で対象者をグループ分けして、52週間にわたってそれぞれの効果を検証しました。
臨床試験前の標準的なニキビの数(皮疹数)は、2.5%配合剤を使用するグループで35個。
5%配合剤を使用するグループで37個でした。
臨床試験の終了時に確認された皮疹数の減少率は、2.5%配合剤を使用したグループで75%。
5%配合剤を使用したグループで80%という結果となりました。
標準的な皮疹数と減少率の推移
成分量 |
項目 |
開始 |
2週 |
4週 |
12週 |
24週 |
52週 |
2.5% |
皮疹数 |
35 |
23 |
20 |
11 |
9 |
8 |
減少率 |
- |
30% |
43% |
62% |
75% |
75% |
5% |
皮疹数 |
37 |
21 |
18 |
11 |
8 |
7 |
減少率 |
- |
35% |
46% |
66% |
80% |
80% |
2.5%配合剤を使用したグループでは、臨床試験前に比べて2週間で皮疹数が30%減少しました。その後も皮疹数は減り続け、4週間で43%、12週間で62%、24週間で75%減少しています。その後は52週間までほぼ同じ水準で減少率は推移しました。
5%配合剤を使用したグループでは、2.5%配合剤と比較して使用期間ごとに2~5%ほど良好な結果となっています。
過酸化ベンゾイルを5%配合剤の方がわずかに皮疹数の減少率が上回っていますが、2.5%配合剤と比較して成分量ほど効果に違いは認められていません。この結果から、2.5%配合剤でも、十分な治療効果があると考えられています。
初めての方にはベンザックACジェル2.5%が最適です。
日本では過酸化ベンゾイルを2.5%配合したベピオゲルが承認されています。ベンザックACジェル2.5%は日本で承認されているベピオゲルと同じ成分量です。ベンザックACジェルを初めて利用される方には、2.5%製剤が適しています。
ベンザックACジェルの効果
- 効能・効果
- 尋常性ざ瘡
- (1) 炎症性・非炎症性どちらのニキビにも有効です。
ベンザックACジェルは、毛穴の角栓を除去するピーリング効果と、アクネ菌の増殖を抑える抗菌効果があるニキビ治療薬です。余分な皮脂が排出されるだけでなく、毛穴の炎症が解消される効果があります。
炎症前のニキビ(面皰)と炎症後のニキビ(炎症性皮疹)に対して同時にアプローチするベンザックACジェルを活用すれば、お悩みのニキビ肌も改善が期待できます。
使用開始から2週間以内にニキビの減少を実感できます。
ニキビを減らすベンザックACジェルの効果は、多くの場合で使用開始から2週間以内にみられます。ベンザックACジェルの使用を続けることで継続的にニキビは減っていき、3ヶ月ほどで明確に実感できるほど見た目が変化するケースが大半です。
過酸化ベンゾイルが分解されるとアクネ菌の増殖を阻害する物質が発生します。

ベンザックACジェルに配合された過酸化ベンゾイルは、塗布した直後に分解され、アクネ菌の増殖を防ぐ状態へと肌の環境を変化させるフリーラジカルという物質を発生させます。
フリーラジカルは毛穴を塞ぐ厚い角栓に作用して、角栓細胞同士の結合を弱めます。毛穴の詰まりが解消され、アクネ菌が増殖するための餌になる余分な皮脂の排出を促します。
アクネ菌そのものにもフリーラジカルが直接作用して、アクネ菌の生命活動を阻害します。アクネ菌の増殖が抑えられると、毛穴とその周辺におこった炎症が改善されます。
過酸化ベンゾイルが配合されている通販商品と成分について
ベンザックACジェルの使い方(用量・用法)
下記の用量を守って、患部に直接塗ってください。
用量・用法
1回の用量 |
適量 |
1日の使用回数 |
1回 |
使用するタイミング |
就寝前の洗顔後 |
就寝前の洗顔後に使用することが推奨されています。低刺激性の保湿化粧品で肌を保湿してから、適量のベンザックACジェルを「額・両頬・鼻・あご」に置き、顔全体に薄く塗り広げてください。
1回あたりで使用する量の目安は、大人の人差し指の第一関節の長さ(0.5g)です。塗り終えた後は、手についたベンザックACジェルを洗い流しましょう。
顔以外には使用できません。
ベンザックACジェルは1日1回まで使用できます。使用期間中に外出する際は、日焼け止めなどで紫外線から肌を保護しましょう。
ベンザックACジェルの注意事項
禁忌
次に当てはまる方はベンザックACジェルを服用できません。
- 過酸化ベンゾイルに対し過敏症の既往歴のある方
特に注意して使う必要がある人
次に当てはまる方はベンザックACジェルを使用する前に医師に相談してください。
- 妊婦、または妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
- 小児等(12歳未満)
- 基本的な注意事項
- 全身に及ぶアレルギー反応や激しい刺激を伴う皮膚症状があらわれた場合はベンザックACジェルの使用を中止してください。
- 主な副作用として塗った皮膚に鱗屑や刺激感、紅斑、乾燥、かぶれ、腫れなどの症状があらわれることがあり、これらの症状が顔全体や首にまで及ぶ症例の報告もあります。このような症状に気がついたら医師の診察を受けてください。
- ベンザックACジェルの使用中は紫外線対策を十分に行い、日光に晒される時間を最小限に抑えてください。また、紫外線を浴びる機器の使用や施術は控えましょう。
- ベンザックACジェルの注意事項についての参考サイト
- 医療用医薬品 : ベピオ(添付文書情報) - KEGG DRUG
- Who can and cannot use benzoyl peroxide- NHS
ベンザックACジェルの相互作用
併用注意とはベンザックACジェルと組み合わせの悪い薬です。併用すると(1)作用の減弱、(2)副作用の増強など、体に悪い影響がでるおそれがあります。注意しながら使うか、併用は避けることが望ましいでしょう。
併用禁忌とはベンザックACジェルと一緒に使ってはいけない薬です。該当する薬はありません。
- 併用禁忌
- なし
- 併用注意
- アダパレン局所
- ベキサロテン局所
- クラスコテロン局所
- ダプソン局所
- イソトレチノイン
- トレチノイン局所
- トリファロテン局所
- ベンザックACジェルの相互作用についての参考サイト
- Benzoyl peroxide topical Interactions Checker - Drugs.com
ベンザックACジェルの副作用
ベンザックACジェルの副作用は、皮膚が粉っぽくなる、薄く剥がれる(剥脱)、ヒリヒリするなど軽度な皮膚症状が大半です。
いずれも効果が発揮される過程でおこる副作用です。使用開始から2ヶ月以内に生じますが、一時的なもので短期間で和らぎます。乾燥や刺激感が強すぎると感じた場合は、適度な休薬期間を設けましょう。
- 発症頻度:5%以上
- 皮膚剥脱(鱗屑・落屑)(15.3%)
- 紅斑(12.3%)
- 刺激感(11.4%)
- 乾燥
- 発症頻度:5%未満
- そう痒、接触皮膚炎、皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、間擦疹、乾皮症、脂腺機能亢進、腫脹、ピリピリ感、灼熱感
- 口角炎、眼瞼炎、白血球数減少、白血球数増加、血小板数増加、血中ビリルビン増加、ALT増加
- 発症頻度:不明
- 汗疹、違和感、皮脂欠乏症、ほてり、浮腫、丘疹、疼痛、水疱
- 血中コレステロール減少、血中尿素減少
- ベンザックACジェルの副作用についての参考サイト
- インタビューフォーム F1_ベピオゲル2.5%/ベピオローション2.5% - 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PDF:2.4MB)
- BENZAGEL (BENZOYL PEROXIDE GEL): Side Effects - RxList
- ベンザックACジェルの保管方法
- 光、温度、湿度などにより、効果が損なわれる場合があります。以下を守って保管してください。
- (1) 高温多湿を避けて、直射日光があたらないところで保管してください。
(2) 日中に長時間にわたって車中に置かないようにしてください。
(3) お子様の手が届かないところで保管してください。
(4) 使用期限を過ぎた場合は破棄してください。
ベンザックACジェルのQ&A
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- ベンザックACジェルの効能は?
- ベンザックACジェルは白・黒・赤のニキビを治療し、再発を防ぎます。白ニキビ(面皰)は毛穴に皮脂が詰まって角栓となったニキビです。黒ニキビは面皰が酸化して黒ずんだニキビです。赤ニキビ(炎症性皮疹)は毛穴に細菌が繁殖して炎症を起こしたニキビです。ベンザックACジェルは角栓や毛穴にたまった皮脂を排出し、細菌を抑え込んで上記のニキビを改善します。
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- ベンザックACジェルはいちご鼻に効く?
- ベンザックACジェルは、毛穴詰まりを原因とするいちご鼻にも効果を発揮します。古い角質を剥がして毛穴の汚れや角栓を除去するピーリング作用により、角栓タイプのいちご鼻を改善できます。ベンザックACジェルのピーリング効果はやや穏やかですが、その分マイルドで使いやすいため、ピーリングに慣れていない人でも安心して使用できます。
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- ベンザックACジェルの成分や特徴は?
- ベンザックACジェルの有効成分は過酸化ベンゾイルで、ピーリング作用と抗菌作用があります。角栓による毛穴詰まりを解消し、アクネ菌の増殖を防ぐことでニキビの症状を改善します。過酸化ベンゾイルは皮膚に塗った直後に分解され、フリーラジカルという物質を発生させます。この物質によって角栓細胞同士の結合が弱まり、アクネ菌の生命活動が阻害されるのです。
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- ディフェリンゲルとベンザックACジェルはどっちがいい?
- 白ニキビのみで軽症の場合にはディフェリンゲルが、赤ニキビが多い中等症の場合にはベンザックACジェルが適しています。ディフェリンゲルは赤ニキビに対して効果がありません。ベンザックACジェルは赤・白両方のニキビに有効ですが、白ニキビに対する効果はディフェリンゲルに劣ります。発生したニキビの種類や重症度に応じて薬を使い分けましょう。
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- ベンザックACジェルの使い方は?
- ベンザックACジェルは1日1回、洗顔後に肌を保湿してから使用しましょう。適量を指に取り、額・両頬・鼻・あごに置きましょう。顔全体にまんべんなく、薄く塗り広げてください。1回あたりの使用量の目安は、大人の人差し指の第一関節の長さ(0.5g)です。塗り終わったら手をきれいに洗いましょう。顔以外には塗布できないため、注意してください。
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- ベンザックACジェルを塗る適切なタイミングは?
- ベンザックACジェルの塗布は、就寝前の洗顔後が最適なタイミングです。基本的には朝昼晩、どのタイミングで使用しても効果には影響しません。ただし使用期間中はピーリング作用によって肌が薄くなり、紫外線のダメージが大きくなります。夜に塗れば紫外線の影響が最小限になります。丁寧に洗顔を行った後、水分をよく拭き取ってから塗布するようにしてください。
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- ベンザックACジェルの保湿方法は?
- ベンザックACジェルを塗布する際は、事前に低刺激性の保湿化粧品(ノンコメドジェニック)を使って乾燥対策を行いましょう。ノンコメドジェニックとは、テストによってニキビができにくい事が証明された化粧品です。ニキビは刺激に弱いため、無添加の化粧品や敏感肌向けの化粧水を使いましょう。乾燥がひどい場合はヒルドイドやワセリン等の保湿剤が有効です。
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- ベンザックACジェルの効果はいつから出る?
- ベンザックACジェルは2週間以内に効き始め、ニキビが少しずつ減っていきます。なかなか効き目が実感できない場合もありますが、根気よく塗り続ければ徐々にニキビが改善します。臨床試験では12週間(3ヶ月)の継続使用により、73.3%の確率で炎症性ニキビが減っています。多くの場合、3ヶ月目後には治療前と比較して明確なニキビの解消が実感できます。
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- ベンザックACジェルの副作用やデメリットは?
- ベンザックACジェルの主な副作用は、皮膚の赤みや乾燥、粉をふいたような皮むけ、ヒリヒリした刺激感です。副作用はベンザックACジェルを使用してから2ヶ月以内に生じます。一般的には、いずれの症状も軽度であり、短期間で治まります。まれに症状が重くてつらくなる場合がありますので、その際には使用を中止して医師に相談しましょう。
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- ベンザックACジェルの赤みや皮むけはいつまで続く?
- ベンザックACジェルによる赤みや皮むけは多くの場合、1ヶ月程度で治まります。こうした症状は、ベンザックACジェルの効果が発揮される過程で起こります。ただし、症状が治まるまでには個人差が出ます。人によっては1ヶ月経過しても赤みや皮むけが持続するケースもあります。こうした場合はベンザックACジェルの使用を控えた方がよいでしょう。
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- ベンザックACジェルの注意事項は?
- 目や目の周り、口唇、粘膜や傷口に使用しないよう注意してください。これらの部位に薬剤が付着してしまった場合は、すぐに水で洗い流しましょう。ベンザックACジェルには漂白作用があるため、髪や衣料に付着しないようにしてください。ベンザックACジェルを使用している期間は、塗布した部分を長時間日光に当てないようにしましょう。
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- ベンザックACジェルはどのくらい続ける?
- 厳密な使用期間は決まっていませんが、最低でも3ヶ月は塗布を続けましょう。臨床試験では52週間(1年間)の塗布が行われています。改善効果としては3ヶ月が目安ですが、それ以降も再発予防に効果を発揮します。改善してすぐにやめるとニキビが再発する可能性があります。長期使用によってニキビができにくい肌にすれば、再発の悪循環を断ち切ることができます。