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2週間で8キロ痩せるって本当!?ヒルナンデスで特集された方法

公開日
2024年12月25日
更新日

2022年に放送されたヒルナンデスのダイエット企画で、女性お笑い芸人のさきぽんさんが8キロものダイエットに成功しました。

ネット上では、このダイエット企画に要した期間は2週間であると紹介されていることが多くありますが、果たして2週間で8キロの減量は可能なのでしょうか。

今回は、ヒルナンデスの企画で実際に行われたダイエット方法について詳しく紹介します。また、短期間のダイエットが可能なのかといった点や、リバウンドのリスクなどについても見ていきましょう。

記事の終盤では「カロリー制限におすすめ!メディカルダイエットの薬4選」も紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

ヒルナンデスで紹介されたのは2週間ではなく5週間で-8キロ

2022年1月31日(月)に放送されたヒルナンデスで、『ダイエット女芸人!リアルドキュメント』という企画が行われました。

企画にはぽっちゃり女性芸人のさきぽんさんが挑戦し、見事8キロもの減量に成功しています。

このダイエット企画に要した期間について、ネット上では「2週間で痩せる方法」として紹介されていたり、多く検索されていたりしました。しかし、実際にかかった期間は2週間ではなく、正しくは5週間です。

ダイエット開始時にはさきぽんさんの体重は91.8kgありましたが、5週間後には83.8kgまで落とすことができました。

さきぽんさんの減量の軌跡
期間 体重 元の体重からの減少量
開始時 91.8kg -
1週間 88kg -3.8kg
2週間 86.4kg -5.4kg
5週間 83.8kg -8kg

さきぽんさんの体重の推移を見ても分かるように、ヒルナンデスの企画で実践されたダイエット方法なら、順調かつ無理のないペースでの減量が可能です。

そもそも2週間で8キロ痩せることは現実的ではない?

短期間で大幅に減量できるならそれに越したことはありませんが、現実的には2週間で8キロもの体重を落とすことは非常に難しいといえます。

体脂肪だけで考えた場合、体重を1キロ落とすためには、約7,200kcalを消費する必要があります。8キロ痩せるために必要な消費カロリーは57,600kcalです。これを2週間で達成するには、1日あたり約4,114kcalを基礎代謝などとは別に削減しなければなりません。

4,114kcalは、お米(1合あたり513kcal)に換算すると、およそ8合分に相当します。普段の食事量がよほど多かったとしても、これだけのカロリーを1日で削減するのは現実的ではありません。

運動に置き換えた場合、4,114kcalは時速8kmほどのペースのランニングを8時間近く実施した場合の消費カロリーに相当します。これだけの運動量を毎日続けるのは、時間的にも体力的にも難しいでしょう。

これらを踏まえると、2週間で8キロもの減量を実現するのは、理論的にも実践的にも不可能に近いといえます。

短期間のダイエットはリバウンドのリスクもある

短期間で急激に体重を減らすダイエットは、リバウンドのリスクを高めます。リバウンドには、人間の体に備わっているホメオスタシスという仕組みが関係しています。

ホメオスタシスとは、生命を維持するために、環境の変化に適応して体の状態を一定に保とうとする仕組みです。

過度な食事制限を行い、急激に体重が減少すると、脳は「エネルギー不足=生命の危機」と認識します。するとホメオスタシスが働き、生命を維持するために体重を元に戻そうとします。

具体的には、脂肪燃焼が抑制され、脂肪が体に溜め込まれる一方となります。過度な食事制限によるダイエットでリバウンドしやすいのはこのためです。

ホメオスタシスは人類が飢餓を生き延びるための重要な防御反応ですが、短期間の過剰なダイエットにおいては逆効果となります。

リバウンドを防ぐためには、無理な食事制限を行わず、健康的かつ持続可能な方法で体重を減らすことが重要です。体が急激な変化に反応しないようなペースで、無理なく体重を落としていくことが推奨されます。

実際にヒルナンデスで紹介されたダイエット法

ヒルナンデスの企画でさきぽんさんが8キロもの減量に成功したダイエットは、以下の3つを組み合わせた方法です。

番組で行われたダイエット法と実施期間
ダイエット法 実施期間
1.小さいスプーンダイエット 10日間
2.かかと上げ下げダイエット 10日間
3.レモン水うがいダイエット 15日間

さきぽんさんは「小さいスプーンダイエット」→「かかと上げ下げダイエット」→「レモン水うがいダイエット」の順に期間を分けて実施しました。

どのダイエットも、今日からでもすぐに始められる手軽なものばかりです。それぞれのダイエットのやり方や痩せる理由について、順番に見ていきましょう。

1.小さいスプーンダイエット

小さいスプーンダイエットとは、通常のサイズのスプーンよりも小さいスプーンを使って食事をするダイエット法です。この方法では、小さいスプーンを使うことで一口の量が自然に少なくなり、食事が小分けされるようになります。さきぽんさんは、このダイエットにパフェスプーンを使用して減量に成功しました。

例えば、お箸ならご飯を10口で食べ終わる場合でも、小さいスプーンを使用すれば20口に増えます。このように食事が小分けになることで、自然と噛む回数が増えます。

噛む回数が増えると、満腹中枢が刺激されやすくなり、食欲が抑制されます。結果的に、1日の食事量や間食の量が減りやすくなり、無理なく体重を落とすことができるのです。

実際にこのダイエット法に挑戦したさきぽんさんは、「いつもごはんなんて2~3分で食べ終わるけど、(スプーンを使用すると)10分以上かかった。食べたいんだけどいっぱい食べた気がして、半分くらいで一瞬止まってしまう」と言っており、効果の高さがうかがえます。

このダイエット法のメリットは、無理な食事制限をすることなく自然と食事量を減らせる点です。ダイエットを挫折させる「食べたい欲求」を我慢するストレスが最小限に抑えられます。

2.かかと上げ下げダイエット

かかと上げ下げダイエットとは、立っているときにひたすらかかとを上下させるだけの、いつでも簡単に取り組めるダイエット法です。

この方法は、特別な道具や時間を必要としない点が魅力です。たとえば、料理中や電子レンジでご飯を温めている時、歯磨きや髪を乾かしている時、テレビやスマホの動画を見ている時など、立っている状態ならいつでも「ながら」で行うことができます。さきぽんさんはこのダイエットを毎日4時間ほど取り入れ、成果を上げました。

かかとを上げ下げすると、ふくらはぎの筋肉が鍛えられます。ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、血流を促進する役割を持っています。

この運動によって血行が改善されると、むくみが解消され、脚が引き締まりやすくなるだけでなく、基礎代謝も向上します。基礎代謝が上がると脂肪を燃焼しやすい体質となり、自然と痩せやすい体になっていくのです。

シンプルで手軽に取り組めるかかと上げ下げダイエットは、特に忙しい日常の中で隙間時間を有効活用しながら健康的に痩せたい人に適した方法といえるでしょう。

3.レモン水うがいダイエット

レモン水うがいダイエットとは、毎食5分前にレモン水でうがいをするだけのダイエット法です。レモン水は、常温の水100mlにレモン果汁5mlを加え、よく混ぜたものを使用します。

うがいの手順
  1. 5秒間かけてレモン水を舌全体に広げる
  2. 口を閉じて「ぶくぶくうがい」を5秒間行う
  3. 口を開けて「ガラガラうがい」を5秒間行って吐き出す
  4. レモン水が完全になくなるまでうがいを繰り返す

レモン水でうがいを行うと、唾液の分泌量が増加します。唾液が増えることで味覚の機能が回復・促進され、味覚が敏感になります。

その結果、食べ物の味をよりしっかりと感じられるようになり、少量の食事でも満足感を得られるようになります。また、味覚が敏感になることで薄味でも濃く感じられるようになるため、自然と調味料の使用量が減り、ヘルシーな食事にシフトすることが可能です。

食前にレモン水でうがいをするだけなので、特別な食事制限を設ける必要もなく、無理のないダイエットとして継続することができます。

ヒルナンデスのダイエット法を「ただ実践するだけ」では8キロ痩せることは不可能

ヒルナンデスで紹介されたダイエット法は、確かに体重減少をサポートする有用なものです。ただし、これらを実践するだけで、誰しもが必ず8キロの減量を達成できるわけではありません。

例えば、「小さいスプーンダイエット」や「レモン水うがいダイエット」は、あくまでカロリー制限を補助する手段です。これらを活用して食事内容をコントロールし、カロリー制限を継続することで初めて減量が可能になります。

つまり、いくらこれらの方法を試しても、日々のカロリー摂取量が変わらなければ、減量効果を得ることは難しいのです。

では、実際に8キロの減量を達成するためには、具体的にどの程度のカロリー制限が必要なのでしょうか?

5週間で8キロ痩せるには1日あたり1,646kcalを削減する必要がある

冒頭でも述べた通り、8キロの減量を達成するためには総計で57,600kcalを消費しなければなりません。さきぽんさんのように、これを5週間で達成するには、1日あたり1,646kcalを消費する必要があります。

仮に食事だけで減量を達成する場合、普段の食事から1,646kcalに相当する摂取カロリーを削減する必要があります。以下は、1,646kcalに近い量のカロリーにあたる食品の例です。

1,646kcalに相当する食品の例
  • サトウのごはん 200g(294kcal)・・・約5.5パック分
  • 超熟(食パン) 6枚切り(164kcal)・・・約10切れ分
  • マクドナルドのハンバーガー(256kcal)・・・約6.5個分
  • 日清のカップヌードル(351kcal)・・・約4.7食分
  • 吉野家の牛丼 並盛(633kcal)・・・約2.6杯分

これらの例から分かるように、1日あたり1,646kcalを削減するには、かなりの食事制限が必要です。もともと適切な食事量だった人がこの制限を実践すると、栄養失調や免疫力低下といった健康リスクを伴う恐れがあります。

一方で、もともとの食事量が多過ぎる場合は、1,646kcalを削減しても適切なカロリー摂取範囲に収まることもあります(普通の活動レベルであれば、女性で2,000〜2,050kcal、男性で2,100〜2,650kcalが目安*)。ただし、急にこれだけの量を減らすのは過酷であり、心理的・身体的な負担も大きいでしょう。

そのため、過酷な食事制限が難しい場合には、医療的なサポートを受ける「メディカルダイエット」を検討することも選択肢の一つです。例えば、食欲を抑える薬や脂肪分をカットする薬を利用することで、無理なく減量を進めることが可能です。

※参考文献
日本人の食事摂取基準(2020 年版)

【通販で買える】カロリー制限におすすめ!メディカルダイエットの薬4選

当サイトでは、病院の肥満外来でも処方されているメディカルダイエットの薬を入手できます。食欲中枢に働きかけて空腹感を抑える薬や、摂取した脂肪分の30%をカットする薬など、カロリー制限をサポートする薬を紹介します。

通販で買えるカロリー制限におすすめの薬4選

商品画像
商品名 メトホル リベルサス オイダス フォシーガ
価格 2,280円 9,900円~ 8,980円 3,140円
有効成分 メトホルミン セマグルチド オーリスタット ダパグリフロジン
効果 食欲を抑える
糖の排出促進
食欲を抑える
満腹感の維持
脂肪の吸収を抑える 糖の吸収を抑える
詳細 詳細ページ 詳細ページ 詳細ページ 詳細ページ

メトホル

メトホル

メトホルは、糖尿病治療薬である「メトグルコ」のジェネリック医薬品です。有効成分にメトホルミンを配合しています。

メトホルミンには、脳の満腹中枢に作用して、食欲を抑える働きがあります。また食後の満腹感を長く維持して空腹感を抑える働きもあります。

これらの働きによって食事の量を自然に減らすことができるため、食欲が旺盛でつい食べ過ぎてしまう方に適しています。

また複数セットで購入すれば、1日あたりの費用を数十円に抑えられます。優れたダイエット効果とコスパの良さから、メトホルは当サイトでも抜群の人気を誇ります。

リベルサス

リベルサス

リベルサスは、糖尿病治療やメディカルダイエットで用いられるGLP-1受容体作動薬です。医療機関で行われている「GLP-1ダイエット」に利用されています。

リベルサスを服用すると、脳の満腹中枢に作用し、食欲が抑えられるため減量効果が期待できます。また、脂肪の燃焼を促進し体質を改善する作用も持ち、無理なく自然に痩せることが可能です。

さらに、リベルサスは消化速度を遅らせる作用があります。これにより空腹感を感じづらくなり、食欲をコントロールしやすくします。リベルサスを活用すれば、ストレスなく食事制限を続けることができます。

リベルサスの有効成分セマグルチドが投与された研究では、治療開始1ヶ月目くらいから減量効果が確認されています。リベルサスは、食事制限を楽に行いたい人や、できるだけ早くダイエット効果を得たい人におすすめです。

オイダス

オイダス

オイダスは、世界的に有名なダイエット薬「ゼニカル」のジェネリック医薬品です。有効成分としてオーリスタット(オルリスタット)を配合しています。

オーリスタットには、食事で摂取した脂肪分の約30%をカットして、そのまま体外へと排出する効果があります。継続的に服用することで、毎日の摂取カロリーが減少するため、減量効果が得られます。

オイダスは、脂肪分の多い食生活を送っている人には特におすすめの薬です。また「脂っこい食事を食べてしまったときだけ飲む」といった使い方もできるため、肥満予防を目的とする方にもおすすめです。

フォシーガ

フォシーガ

フォシーガは、糖尿病治療に用いられるSGLT2阻害薬です。有効成分としてダパグリフロジンを配合しています。

ダパグリフロジンには、腎臓における糖の再吸収という仕組みを抑制して、余分な糖を尿から排泄する作用があります。結果的に身体に吸収される糖が減少するため、摂取カロリーが抑えられます。ダパグリフロジンが投与された臨床試験では、平均して2~3kgの減量効果が報告されています。

糖 の吸収を抑制するフォシーガは、炭水化物や甘い物など、糖質の多い食事を我慢できない方におすすめです。

効果的なカロリー制限で着実に体重を落とそう

2022年に放送されたヒルナンデスのダイエット企画で、ぽっちゃり女芸人のさきぽんさんが5週間で8キロの減量に成功しました。ネット上では「2週間で8キロ痩せた」と紹介されることもありますが、実際の期間は5週間です。

企画で行われたダイエット方法は、小さいスプーンダイエット、かかと上げ下げダイエット、レモン水うがいダイエットの3つです。どれも手軽に行えるばかりか、カロリー制限やむくみ解消に役立ち、優れたダイエット効果が期待できます。

しかし、ただこれらの方法を実践するだけで8キロ痩せられるわけではありません。小さいスプーンダイエットやレモン水うがいダイエットなどを行い、実際にカロリー制限を達成することにより、はじめて減量効果が得られます。

もしこれらの方法でカロリー制限が難しい場合には、病院の肥満外来で処方されるメディカルダイエット薬を活用することも一つの選択肢です。着実に体重を落とすためには、自分のダイエットの悩みや生活スタイルに適したダイエット法を見つけることが重要です。

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