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イベルメクチンが配合されている通販商品

イベルメクチンの最新ニュース

イベルメクチンの有効性に関するニュースや研究結果を紹介します。

イベルメクチンは、もともと寄生虫感染症の治療薬として使われてきましたが、近年、「新型コロナウイルス感染症や乳がんに効果がある」とする主張が話題になりました。

しかし、新型コロナに対する臨床試験(治験)では有効性が確認されませんでした。乳がんについても論文で言及されているだけで、実際の効果は未確認のままです。

一方、B型肝炎に関しては、研究チームが2023年に発表した論文で、イベルメクチンがウイルスを抑制する可能性が示され、新たな治療薬として期待されています。

ここでは、イベルメクチンの有効性や新たな可能性に関して、現時点で判明していることを詳しく説明します。

コロナに対する効果は臨床試験で確認できず

イベルメクチンが新型コロナウイルス感染症に効果があるかを調べるために、これまで2回の臨床試験(人を対象にした試験)が行われました。しかし、どちらの試験でも有効性は確認されませんでした。

2022年、製薬会社の興和(こうわ)が、新型コロナ治療薬としての追加承認を目指し、臨床試験を実施しました。しかし、イベルメクチンと比較対象であるプラセボ(偽薬)との間に明確な違いは見られませんでした。新型コロナに対する有効性が認められなかったため、追加承認は見送られました。

2023年には、イベルメクチンの開発元である北里大学も新型コロナ患者を対象に臨床試験を行いました。しかし、イベルメクチンを服用しても、検査で陰性になるまでの期間は短くなりませんでした。

乳がんへの効果は論文で言及されているのみ

イベルメクチンは、乳がん患者を対象とした臨床試験が行われていないため、有効性は実証されていません。
日本国内の乳がん専門医は「医師の間でイベルメクチンが乳がんに効くという情報はどこにもない」と指摘しています。

乳がんに対するイベルメクチンの作用に関しては、海外の研究論文で言及されています(Ivermectin Induces Cytostatic Autophagy by Blocking the PAK1/Akt Axis in Breast Cancer, [リンク])。

イベルメクチンは、細胞の維持に欠かせないオートファジーを活性化すると報告されています。オートファジーとは、老化した細胞を自ら分解して新たな細胞を作る機能のことです。乳がんに対しては、この機能によってがん細胞による腫瘍の増加を防ぐといわれています。

ただし、論文ではイベルメクチンについて「乳がん治療の潜在的な選択肢」と記載しているだけです。この論文はイベルメクチンの乳がんに対する有効性を証明するものではありません。

イベルメクチンがB型肝炎に効果を示す可能性が発見される

イベルメクチンがB型肝炎の治療に役立つ可能性があることが明らかとなり、新たな治療薬としての開発が期待されています。

名古屋市立大学、熊本大学、北里大学の研究チームは2023年に論文を発表(イベルメクチンが抗HBV作用を有することを発見, [リンク])。イベルメクチンが、B型肝炎ウイルス(HBV)を抑制する働きを持つことを報告しました。

この研究によると、イベルメクチンは細胞の中で特定のタンパク質(importin α/β)の働きをおさえます。このタンパク質は、本来ウイルスのコアタンパク質(HBc)を細胞の核へ運ぶ役割をしています。イベルメクチンがこれをおさえることで、HBVの増殖を防ぐ可能性があるのです。

実験では、ウイルスの重要なタンパク質(HBcなど)が細胞の核内で減少することが確認されました。これにより、B型肝炎に対する効果が期待されています。

イベルメクチンの禁忌事項

下記に該当する方はイベルメクチンを使用しないでください。

イベルメクチンを含んだ薬で過敏症(薬物アレルギー)を起こしたことがある

過敏症はイベルメクチンに限らず、全ての医薬品において起こり得るアレルギー症状です。ストロメクトールなどイベルメクチンを含んだ薬を飲んで過敏症を起こしたことがある方は、イベルメクチンを使用できません。該当する方が再度イベルメクチンを摂取すると、過敏症が重症化するおそれがあります。

イベルメクチンの働きと効果

効能・効果(内服)
腸管糞線虫症、疥癬
(1)人体に寄生したヒゼンダニ、糞線虫を駆除します。
効能・効果(外用)
酒さ
(1)ニキビダニを原因とする顔の赤みや腫れ、ブツブツに有効です。

一般名:イベルメクチン

特定の寄生虫(ヒゼンダニ、ニキビダニ、糞線虫)による疾患を治療する駆虫薬です。イベルメクチンは、寄生虫の細胞に働きかけて動けなくし、最終的に死滅させることで効果を発揮します。

イベルメクチンには内服薬(錠剤)と外用薬(クリーム)があります。日本では内服薬のみ承認されており、先発薬としてストロメクトールが処方されています。外用薬は日本未承認ではありますが、米国のFDA(食品医薬品局)では承認されています。海外での先発薬はSoolantra(ソーラントラ)です。

イベルメクチンの適応症は以下の通りです。

内服薬

  • 疥癬(かいせん):ヒゼンダニが皮膚に寄生して発症する皮膚疾患です。強いかゆみを伴う通常疥癬(つうじょうかいせん)と、大量のヒゼンダニが皮膚に厚いかさぶたを作る角化型疥癬(かくかがたかいせん)があります。
  • 腸管糞線虫症(ちょうかんふんせんちゅうしょう):土の中の糞線虫が、皮膚から体内に入り込んで腸などに寄生する疾患です。皮膚のかゆみや腹痛、下痢などの症状が出ることがあります。

外用薬

  • 酒さ:顔にいるニキビダニが異常に増え、炎症を引き起こす病気です。ほほや鼻の周りに赤いブツブツができ、だんだん広がることがあります。

内服薬の効果

イベルメクチン内服薬の効果は、疥癬および腸管糞線虫症の治療において発揮されます。

疥癬に対する効果

疥癬の治療においてイベルメクチン内服薬は、非常に高い効果と安全性が期待できます。イベルメクチン内服薬は通常疥癬、角化型疥癬のどちらにも効きます。

通常疥癬
服用回数:1回
治療期間:3週間~1ヶ月ほど
角化型疥癬
服用回数:1~2回
治療期間:2ヶ月ほど

日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、最も推奨される治療薬(推奨度A) とされています。同じ推奨度Aの薬としてフェノトリン外用薬もありますが、単剤だと通常疥癬にしか効果がありません。対してイベルメクチン内服薬は、単剤で通常疥癬と角化型疥癬の両方に使えます。イベルメクチン単剤で効果が不十分な角化型疥癬においては、フェノトリン外用薬を併用します。

腸管糞線虫症に対する効果

イベルメクチン内服薬は、腸管糞線虫症にも非常に高い効果があります。この病気の治療では、特別な事情がない限りイベルメクチンが最優先で使われます。2回服用するだけ で、寄生虫(糞線虫)をほぼ完全に駆除できます。

イベルメクチンが販売される前はアルベンダゾールという駆虫薬がメインで使われていましたが、現在は優先度が低くなっています。イベルメクチンは腸管糞線虫症に対し、既存薬のアルベンダゾールよりも明確に高い効果が認められています。両剤の比較試験では、駆虫率においてイベルメクチンがアルベンダゾールを大幅に上回りました(ストロメクトール錠3mgに関する資料, [リンク])。

外用薬の効果

イベルメクチン外用薬は酒さの治療薬として、米国FDAで認められた効果があります。特に、丘疹膿疱性酒さ(きゅうしんのうほうせいしゅさ)というタイプの酒さに効果があります。丘疹膿疱性酒さは、顔にニキビのような赤いブツブツ(丘疹や膿疱)が増えていく病気です。イベルメクチン外用薬を使うと、1ヶ月ほどで改善します。

同薬は日本の酒さ治療薬よりも高い効果が期待できます。日本では、酒さの治療薬としてメトロニダゾール(先発薬はロゼックスゲル)という外用薬が認可されています。

海外の研究では、重度の丘疹膿疱性酒さの患者を対象に、イベルメクチンとメトロニダゾールの効果を比較しました(Superior Efficacy with Ivermectin 1% Cream Compared to Metronidazole 0.75% Cream Contributes to a Better Quality of Life in Patients with Severe Papulopustular Rosacea: A Subanalysis of the Randomized, Investigator-Blinded ATTRACT Study,[リンク])。

その結果、以下の点で イベルメクチンのほうが優れていることが確認されました。

  • 症状の改善や完治の割合が高い
  • 患者の満足度が高い
  • 生活の質(QOL)が向上した

この研究では、イベルメクチンのほうがより効果的で、患者の負担を減らせることが示されています。

内服薬の疥癬および腸管糞線虫症に対する研究結果

イベルメクチン内服薬の効果と安全性は、臨床試験および使用成績調査で証明されています。臨床試験とは、薬の開発時に行われる治験のことです。使用成績調査とは、薬の販売後に病院での使用状況を集めて効果や安全性を確認するものです。

イベルメクチンは、疥癬・腸管糞線虫症ともに高い効果と安全性が証明されています。

疥癬に対する使用成績調査

以下は、疥癬に対して行われた使用成績調査の結果です(使用成績調査{疥癬},[リンク])。

  • 効果:562人の患者のうち、559人(99.47%)で効果がありました。
  • 副作用:750人のうち12人(1.60%)に副作用が見られました。

腸管糞線虫症に対する臨床試験

以下は、腸管糞線虫症に対して行われた臨床試験の結果です(17.1.1 国内第III相試験,<腸管糞線虫症>,医療用医薬品 : ストロメクトール,KEGG DRUG,[リンク])。

  • 効果:50人の患者のうち、49人(98.0%)で効果がありました。
  • 副作用:50人のうち1人(2.0%)に副作用が見られました。

外用薬の酒さに対する研究結果

酒さに対するイベルメクチン外用薬の効果に関しては、先発薬ソーラントラの開発時に臨床試験が行われています(SOOLANTRA Cream - accessdata.fda.gov,[リンク])。

試験は、症状が中程度から重い丘疹膿疱性酒さの患者を対象として実施されました。効果の判断基準として、成分が入っていない偽の薬(プラセボ)との比較検証が行われました。その結果、治療に成功した人の割合はイベルメクチンが約40%で、プラセボを使った場合の2倍以上でした。また、炎症(肌の赤みや腫れ)の改善も、プラセボより明らかに優れていました。

このことから、イベルメクチンの外用薬は、中程度から重い丘疹膿疱性酒さの治療に効果があると証明されました。

イベルメクチンの作用の仕組み

イベルメクチンは、寄生虫の細胞に働きかけ、動けなくして死滅させます。この薬は、寄生虫の筋肉や神経の細胞にある「クロライドチャネル」と呼ばれる部分と結びつきます。

クロライドチャネルは、塩化物イオンという物質を細胞の中に通す役割を持っています。塩化物イオンには「細胞の電気が過剰になると鎮静させる働き」があります。これによって寄生虫の活動が正常に維持されています。

イベルメクチンがクロライドチャネルに結びつくと、この通り道が普段よりも活発になります。塩化物イオンが通常以上に細胞内に入り、細胞が強力に鎮静されます。すると寄生虫の筋肉や神経が麻痺(まひ)して動けなくなります。動けなくなった寄生虫は、やがて生命活動が止まって死に至ります。

イベルメクチンが配合されている駆虫薬
先発薬:ストロメクトール(マルホ)
後発薬:イベルヒール(ヒーリングファーマ)

イベルメクチンの副作用

イベルメクチンの副作用は、内服薬と外用薬とで異なります。

内服薬の副作用

副作用
過敏症による皮膚症状(かゆみ、発疹)、胃腸障害(下痢、吐き気)、肝臓の検査値異常などが生じることがあります。
重大な副作用
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、肝機能障害、黄疸、血小板減少、意識障害。

副作用の発症頻度

以下はストロメクトールの添付文書(11. 副作用,医療用医薬品 : ストロメクトール,KEGG DRUG,[リンク])に記載されていた副作用の発現率です。

発症頻度:0.1〜5%未満
過敏症 かゆみ、発疹
肝臓 肝機能異常(AST上昇、ALT上昇、総ビリルビン値上昇、γ-GTP上昇)
腎臓 BUN上昇
血液 貧血、好酸球数増加
その他 LDH上昇
発症頻度:0.1%未満
消化器系 悪心、嘔吐
血液 白血球数減少、リンパ球数増加、単球数減少
その他 血尿
発症頻度:不明
過敏症 かゆみの一時的な悪化、蕁麻疹
肝臓 Al-P上昇
消化器系 下痢、食欲不振、便秘、腹痛
精神神経系 めまい、傾眠、振戦
その他 無力症・疲労、低血圧、気管支喘息の増悪

主な副作用として、アレルギー反応(かゆみや発疹)、肝臓の機能に関する異常などが報告されています。アレルギー症状が出た場合は、すぐに使用をやめて医師に相談してください。
そのほか、まれにめまい・眠気(神経の影響)、吐き気・下痢(胃腸の影響)などが起こることがあります。

ごくまれですが、皮膚や粘膜の重いアレルギー反応が報告されています。また、肝臓の働きが低下し、皮膚や白目が黄色くなる黄疸(おうだん)などの症状が起こりえます。
そのほか、血液の異常(血小板の減少)、意識がもうろうとする神経症状が出ることもあります。
体に異変を感じたら、すぐに服用をやめて医療機関を受診してください。

外用薬の副作用

副作用
塗布部位の灼熱感、刺激感が起こりえます。ごくまれに、皮膚の赤みやかゆみ、発疹が出ることがあります。
重大な副作用
過敏症。

副作用の発症頻度

以下はソーラントラの添付文書(SOOLANTRA Cream - accessdata.fda.gov,[リンク])に記載されていた副作用の発現率です。

発症頻度:1%未満
皮膚 灼熱感、刺激感

主な副作用として、この薬を塗った部分がかぶれることがあります。肌が熱く感じたり、ヒリヒリ感じたりします。まれに赤みやかゆみ、発疹(ぶつぶつ)が出ることもあります。

特に気をつけるべきなのは、薬によるアレルギー反応(過敏症)です。突然、大きな湿疹ができて短時間で消えたような場合は、アレルギーによるじんましんが疑われます。そのまま使い続けると、気分が悪くなったり息苦しくなったりすることもあります。万一「おかしいな」と思う症状が出たら、すぐに使用をやめて医療機関を受診してください。

イベルメクチンの使用上の注意点

この項目では、イベルメクチンの使用に際して特に注意が必要な方や、併用に注意すべき薬について説明します。該当する方や併用薬がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。

イベルメクチンの注意事項は、内服薬と外用薬とで異なります。

使用に注意が必要な人(内服薬・外用薬)

妊婦

医師に相談し、薬を使ってよいか判断してもらう必要があります。動物実験では、おなかの赤ちゃんに異常が出たという報告があります。

授乳婦

医師に相談し、授乳を続けるかどうか判断してもらう必要があります。母乳に薬が混じることが確認されています。

使用に注意が必要な人(内服薬のみ)

ロア糸状虫による重度感染を併発している患者

まれに、重い脳の障害が起こることがあり、命にかかわることもあります。

オンコセルカ症またはロア糸状虫症を併発している患者

体内で死んだ寄生虫に対して、免疫が強く反応することがあります。その結果、脳の障害、頭痛、関節や筋肉の痛み、発熱、息苦しさなど、さまざまな重い副作用が出ることがあります。

感染症にかかりやすい方(HIV に感染している方や HTLV-1 に感染している方など)

通常より薬を飲む回数を増やす必要があります。それでも十分な効果が得られないこともあります。

小児等

体重15kg未満の子どもについては、安全性や効果がはっきりしていません。

高齢者

高齢になると、心臓や肝臓、腎臓の働きが弱くなることが多いです。そのため、薬が体にたまりやすく、効果が強く出すぎることがあります。また、ほかの病気で飲んでいる薬と影響し合う可能性もあります。

併用に注意が必要な薬

イベルメクチンと組み合わせが悪い薬は内服薬・外用薬ともありません。

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