ビルダスマートは、2型糖尿病の治療薬・エクメット配合錠HDのジェネリック医薬品です。糖の生成を抑えるメトホルミンとインスリンの分泌を促進するビルダグリプチンを合わせた商品です。1錠でメトグルコとエクアの併用療法ができます。Healing Pharma(ヒーリングファーマ)社より製造販売されています。
ビルダスマートのご購入について
商品名 |
Vildasmart / Vildagliptin 50mg & Metformin Hydrochloride 500mg Tablets |
内容量 |
30錠 |
有効成分 |
Vildagliptin & Metformin Hydrochloride / ビルダグリプチン50mg & メトホルミン塩酸塩500mg |
販売元 |
Healing Pharma India Pvt Ltd. |
製造元 |
Healing Pharma India Pvt Ltd. |
在庫 |
あり |
発送元 |
台湾 |
受取先 |
ご自宅、郵便局留め |
納期 |
7日から14日前後(入金確認後) |
お支払方法 |
銀行振込、コンビニ決済、クレジットカード決済、WebMoney決済 |
返品 |
返品不可。但し、誤送や明らかな破損の場合は7日以内の連絡で対応(※補償範囲と条件)。 |
医薬品 |
自己責任においてご使用ください。
|
- ビルダスマートを安心してご購入いただくための取り組み
- 偽物が混入しない安全な流通ルートを確保するために、以下の対策を徹底しております。
- (1) ご注文の取り次ぎ先となるサプライヤーが持つ医薬品の取り扱いライセンスを十分に吟味しております。
(2) 専門機関への成分鑑定依頼を定期的に行い、偽造品混入の予防に最大限努めております。
- こちらの商品には発がん性物質(NDMA)の混入はありません。
- 日本国内で一部のメトホルミン製剤に基準値を超えた発がん性物質(NDMA)の混入が確認され、対象商品は自主回収となっております。こちらの商品には、発がん性物質の混入がないことを、サプライヤーに確認済みです。
ビルダスマートをご注文されたお客様の声
当サイトで実際にビルダスマートをご注文されたお客様の声・レビューの一部を抜粋して紹介いたします。
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ビルダスマートの特徴
ビルダスマートは、糖尿病に効果的な2種類の成分を、1錠に合わせた医薬品です。主成分としてメトホルミンが500mg、ビルダグリプチンが50mg含まれています。メトホルミンとビルダグリプチンの組み合わせは、国内の医療機関で処方される「エクメット配合錠HD」と同じです。ビルダスマートには、エクメット配合錠HDと同等の効果が期待できます。
メトホルミンとビルダグリプチンの合剤
メトホルミンはメトグルコ500mg錠として、ビルダグリプチンはエクア50mg錠として、それぞれ単剤でも処方されています。ビルダスマートは、これらの単剤服用では血糖値がコントロールできないときに、併用療法として処方されます。ビルダスマートなら、1錠でメトグルコ500mg錠とエクア50mg錠の併用療法が行えます。
2つの成分を個別に服用するよりも便利で経済的
ビルダスマートは、エクメット配合錠HDよりも安価で手軽に購入できます。エクメット配合錠HDを服用している方、メトグルコ500mg錠とエクア50mg錠を併用している方に最適です。
ビルダスマートと各先発薬の1回あたりの薬価比較
商品名 |
1回あたりの薬価 |
エクメット 配合錠HD(500mg/50mg) |
72円 |
メトグルコ 500mg錠 + エクア 50mg錠 |
86円 |
ビルダスマート 500mg/50mg錠 |
41〜89円 |
先発薬の薬価は、エクメット配合錠HD、およびエクア50mg錠が、1錠あたり72円です。メトグルコ500mg錠は、1錠あたり14円です。
ビルダスマートの価格は、1錠あたり89円です。まとめて購入することで割り引きが適用されるので、7箱を一度に購入すれば、1錠あたり41円まで価格を下げることができます。
1錠41円なら、エクメット配合錠HDと比べると3/5以下です。エクア50mg錠とメトグルコ500mg錠を合わせた価格(86円)と比べれば、半額以下の価格で購入できます。
ビルダスマートはエクメット配合錠HDのジェネリック
ビルダスマートは、エクメット配合錠HDと、同一成分、同一配合量のジェネリック医薬品です。メトホルミンとビルダグリプチンの作用で、効果的に血糖値をコントロールします。
ビルダスマートが2型糖尿病を改善する効果は、日本で行われたエクメットHDの臨床試験で実証されています。臨床試験は、メトホルミンとビルダグリプチンを個別に投与するグループ、併用して投与するグループに分けて行われました。試験では、血糖コントロールの指標値(HbA1c)と空腹時血糖値が測定され、グループ同士で変化量が比較されました。試験の結果、単剤グループに比べて、併用グループのHbA1c値、空腹時血糖値ともに良好な数字となりました。
メトホルミン単剤と併用療法の比較試験
成分名 |
HbA1c値の変化量 |
空腹時血糖値の変化量 |
メトホルミン単剤 |
-0.09% |
-2.17mg/dL |
ビルダグリプチンとの併用 |
-1.07% |
-30.59mg/dL |
ビルダグリプチン単剤と併用療法の比較試験
成分名 |
HbA1c値の変化量 |
空腹時血糖値の変化量 |
ビルダグリプチン単剤 |
+0.14% |
+16.54mg/dL |
メトホルミンとの併用 |
-0.83% |
-13.02mg/dL |
これらの数値を比較してみると、メトホルミンとビルダグリプチンの単剤に比べて、2種類の合剤の方が有意に血糖値をコントロールできていることが分かります。
ビルダスマートの効果
- 効能・効果
- 2型糖尿病
- (1) メトホルミンとビルダグリプチンの併用による治療が適切と判断される場合に有効です。
ビルダスマートを服用すると、2種類の有効成分によって血糖値がコントロールしやすくなります。メトホルミンの作用は、糖の生成や吸収を阻害しつつ、消化を促します。ビルダグリプチンの作用は、血糖値に応じてインスリンの分泌を促進します。2つの作用で、効果的に血糖値を下げます。
メトホルミンがAMPKを活性化して糖代謝を改善
メトホルミンは、糖や脂質の代謝を制御する酵素(AMPK)を活性化します。肝臓のAMPKが活性化されると、細胞内脂肪がエネルギー源として燃焼されやすくなります。また、肝臓の糖産生量を抑制して、血糖値を低下させる働きもあります。特に脂肪肝を発症している方は、インスリン抵抗性が向上することで血糖値も改善されます。
ビルダグリプチンがDPP-4を阻害して血糖値をコントロール
ビルダグリプチンは、インスリンの分泌を低下させる酵素(DPP-4)を阻害します。DPP-4を阻害することで、体内のインスリン分泌機能が、良好に維持されるようになります。この分泌機能は、血糖値が高くなった場合にのみ、インスリンの分泌を促す仕組みになっています。インスリンの分泌は、血糖値に応じて適切にコントロールされるようになります。
メトホルミンが配合されている通販商品と成分について
ビルダスマートの飲み方(用量・用法)
下記の用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用量・用法
1回の用量 |
1錠
(メトホルミンとして500mg、ビルダグリプチンとして50mgまで) |
1日の服用回数 |
2回 |
服用のタイミング |
食前または食後 |
ビルダスマートは1回1錠を1日2回、朝夕に飲みます。服用のタイミングは食前・食後どちらでも構いません。
飲み忘れた場合は、気がついた時に飲み忘れた分だけ1錠飲んでください。ただし次の服用時間が近い場合は1錠とばして、次の時間に1錠だけ飲んでください。決して1度に2錠飲まないでください。
ビルダスマートの注意事項
警告
重篤な乳酸アシドーシスを起こすことがあり、死亡に至った例も報告されています。乳酸アシドーシスを起こしやすい方は服用しないでください。
腎機能障害又は肝機能障害のある方や高齢者は、定期的に腎機能や肝機能を確認してください。特に75歳以上の高齢者は、ビルダスマートの使用が必要か慎重に判断してください。
禁忌
次に当てはまる方はビルダスマートを服用できません。
- メトホルミン、ビルダグリプチン又はビグアナイド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある方
- 乳酸アシドーシスの既往のある方
- 重度の腎機能障害(eGFR30mL/min/1.73m2未満)のある方又は透析治療を受けている方(腹膜透析を含む)
- 心血管系、肺機能に高度の障害(ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓等)のある方及びその他の低酸素血症を伴いやすい状態にある方
- 脱水症の方又は脱水状態が懸念される方(下痢、嘔吐等の胃腸障害のある方、経口摂取が困難な方等)
- 過度にアルコールを摂取している方
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の方
- 重度の肝機能障害のある方
- 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方
- 栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全又は副腎機能不全の方
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
特に注意して使う必要がある人
次に当てはまる方はビルダスマートを使用する前に医師に相談してください。
- 低血糖をおこすおそれのある方(不規則な食事摂取、食事摂取量の不足、激しい筋肉運動)
- 腹部手術の既往又は腸閉塞の既往のある方
- 感染症の方
- 中等度の腎機能障害のある方(eGFR30mL/min/1.73m2以上60mL/min/1.73m2未満)
- 軽度の腎機能障害のある方
- 軽度〜中等度の肝機能障害のある方
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
- 基本的な注意事項
- ビルダスマートの使用にあたって、使用者本人及び家族は低血糖症状及びその対処方法について十分に理解してください。
- ビルダスマートの有効成分であるメトホルミンによりまれに重篤な乳酸アシドーシスを起こすことがあります。リスク因子としては、腎機能障害、肝機能障害、低酸素血症を伴いやすい状態、脱水(利尿作用を有する薬剤の併用を含む)、過度のアルコール摂取、感染症、高齢者等が知られています。特に、脱水、過度のアルコール摂取等により患者の状態が急変することがあります。
- ビルダスマートの服用開始前及びその後も服用中は定期的に、腎機能(eGFR等)及び肝機能の検査を受けてください。なお、高齢者等、特に慎重な経過観察が必要な場合には、より頻回に検査を受けてください。
- 脱水症状があらわれた場合には服用を中止し、適切な処置を行ってください。利尿作用を有する薬剤(利尿剤、SGLT2阻害剤等)との併用時には、特に脱水に注意してください。
- ビルダスマートの服用開始時及びその後も服用中は、過度のアルコール摂取を避けてください。発熱、下痢、嘔吐、食事摂取不良等の体調不良(シックデイ)の時は、脱水状態が懸念されるため、いったん服用を中止し、医師に相談してください。乳酸アシドーシスの症状(胃腸障害、けん怠感、筋肉痛、過呼吸等)があらわれた場合には、直ちに受診してください。
- 乳酸アシドーシスの症状(胃腸障害、けん怠感、筋肉痛、過呼吸等)があらわれた場合には、直ちに受診してください。
- ヨード造影剤を用いて検査を行う方においては、ビルダスマートの有効成分であるメトホルミンの併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるので、検査前はビルダスマートの服用を一時的に中止してください(ただし、緊急に検査を行う必要がある場合を除く)。ヨード造影剤投与後48時間はビルダスマートの福与王を再開してはいけません。
- 肝機能障害(肝炎を含む)があらわれることがあるので、ビルダスマートの服用開始前、服用開始後1年間は少なくとも3ヵ月毎に、その後も定期的に肝機能検査を受けてください。
- ビルダスマートの有効成分であるビルダグリプチンにより急性膵炎があらわれることがあるので、持続的な激しい腹痛、嘔吐等の初期症状があらわれた場合には、速やかに医師の診察を受けてください。
- ビルダスマート服用中は、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、ビルダスマートを3ヵ月服用しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮してください。
- 低血糖及び低血糖症状を起こすおそれがあるので、高所作業、自動車の運転等には注意してください。
- ビルダスマートと他の糖尿病用薬の併用における安全性は検討されていません。
- ビルダスマートの有効成分であるビルダグリプチンとGLP-1受容体作動薬はいずれもGLP-1受容体を介した血糖降下作用を有しています。両剤を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性及び安全性は確認されていません。
- ビルダスマートの有効成分であるメトホルミンとイメグリミンは作用機序の一部が共通している可能性があります。また、イメグリミンの国内臨床試験において、ビグアナイド系薬剤と併用した場合、他の糖尿病用薬との併用療法と比較して消化器症状が多く認められたとの報告があることから、併用薬剤の選択の際には留意してください。
- ビルダスマートの注意事項についての参考サイト
- 医療用医薬品 : エクメット(添付文書情報) - KEGG DRUG
ビルダスマートの相互作用
併用禁忌とはビルダスマートと一緒に飲んではいけない薬です。併用すると重篤な副作用が発生する場合があります。ビルダスマートと併用しないでください。
併用注意とはビルダスマートと飲み合わせの悪い薬です。併用すると(1)作用の減弱、(2)副作用の増強など、体に悪い影響がでるおそれがあります。注意しながら使うか、併用は避けることが望ましいでしょう。
- 併用禁忌
- アルコール(過度の摂取)
- 併用注意
- ヨード造影剤
- 腎毒性の強い抗生物質 (ゲンタマイシン等)
- 利尿作用を有する薬剤 (利尿剤 等)
- 血糖降下作用を増強する薬剤 (糖尿病用剤 等)
- たん白同化ホルモン剤
- イメグリミン
- 血糖降下作用を減弱する薬剤 (アドレナリン 等)
- ピラジナミド
- イソニアジド
- シメチジン (ドルテグラビル 等)
- アンジオテンシン変換酵素阻害剤
- ビルダスマートの相互作用についての参考サイト
- 医療用医薬品 : エクメット(相互作用情報) - KEGG DRUG
ビルダスマートの副作用
下痢や悪心など消化器の症状が主な副作用として出現することがあります。
消化器症状の一部は乳酸アシドーシスの初期症状である可能性があります。
倦怠感、筋肉痛、過呼吸などを伴う場合は服薬を中止して医師の診察を受けてください。
血糖値が下がりすぎて低血糖を起こすことがあります。低血糖はショ糖(砂糖)を摂取することで対処できます。
- 発症頻度:1~5%未満
- めまい・ふらつき
- 便秘、アミラーゼ増加、下痢、悪心
- 空腹
- 発症頻度:1%未満
- 白血球数増加、貧血
- 振戦
- 高血圧
- 胃炎、腹部不快感、腹部膨満、鼓腸、放屁増加、胃食道逆流性疾患、リパーゼ増加
- ALT増加、AST増加、ALP増加
- 乳酸増加、尿酸増加
- 関節痛
- 多汗症
- 無力症、CRP増加、CK-MB増加、CK増加、体重増加、悪寒
- 発症頻度:不明
- 白血球数減少、血小板数減少、好酸球数増加
- 味覚異常、頭重、頭痛、眠気
- 動悸
- 腹痛、食欲減退、消化不良、嘔吐、胃腸障害
- γ-GTP増加
- クレアチニン増加、BUN増加
- ケトーシス、カリウム増加、ビタミンB12減少
- 筋肉痛
- 湿疹、発疹、そう痒症、蕁麻疹、皮膚剥脱、水疱、皮膚血管炎
- けん怠感、浮腫
- ビルダスマートの副作用についての参考サイト
- インタビューフォーム F1_エクメット配合錠LD/エクメット配合錠HD - 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PDF : 2.12MB)
- ビルダスマートの保管方法
- 光、温度、湿度などにより、効果が損なわれる場合があります。以下を守って保管してください。
- (1) 高温多湿を避けて、直射日光があたらないところで保管してください。
(2) 日中に長時間にわたって車中に置かないようにしてください。
(3) お子様の手が届かないところで保管してください。
(4) 使用期限を過ぎた場合は破棄してください。
ビルダスマートのQ&A
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- ビルダスマートはどういう薬?
- 2型糖尿病の治療薬であるエクメット配合錠HDの海外製ジェネリックです。ビグアナイド薬とDPP-4阻害薬という2種類の糖尿病治療薬が配合されています。ビグアナイド薬の単剤療法で血糖コントロールができない場合に用いられます。糖が体内で作られるのを防ぐとともに、インスリンの分泌を調整します。血糖コントロールに加えて、減量効果も期待できます。
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- ビルダスマートの成分は?
- ビルダスマートには有効成分としてメトホルミンが500mg、ビルダグリプチンが50mg含まれています。メトホルミンは、ビグアナイド薬に分類されている血糖降下薬です。病院ではメトグルコやグリコランという名称で処方されています。ビルダグリプチンは、選択的DPP-4阻害薬に分類される血糖降下薬です。病院ではエクアという名称で処方されています。
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- ビルダスマートの特徴(メリット)は?
- ビルダグリプチンとメトホルミンの併用療法を、1錠で安価に行えます。それぞれ異なる働きによって血糖値をコントロールし、効果を上乗せします。単剤よりも、HbA1cや空腹時血糖を効果的に抑えることができます。ビルダスマートの効果は血糖値が上昇した場合にのみ発揮されます。必要以上に血糖値を下げることはなく、低血糖のリスクが少ないのもメリットです。
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- ビルダスマートのダイエット効果は?
- 有効成分のうちメトホルミンにおいて、体重を減少させる効果が臨床的に証明されています。体内の糖分を減らし、脂肪を燃焼させてダイエット効果を発揮します。インスリンを増やさないタイプの2型糖尿病治療薬であり、インスリンによる脂肪の生成を防げます。ビルダグリプチンは減量効果というより、体重を増やさずに血糖コントロールするのが特徴です。
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- メトホルミンの作用機序は?
- 糖の生成の阻害、糖の消費の促進、糖の吸収の抑制という3つの働きで血糖コントロールをします。メトホルミンは、糖や脂質の代謝をコントロールする酵素を活性化させます。肝臓で作られる糖の生成量を減らして血糖値を下げます。筋肉で糖の消費を促し、脂肪がエネルギー源として燃焼されやすくします。小腸から血管に糖が吸収されるのを抑えて増加を防ぎます。
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- ビルダグリプチンの作用機序は?
- DPP-4という酵素を抑え込むことでインスリンの働きを調節します。DPP-4はGLP-1などのインクレチンを分解します。阻害することでインクレチンが長く効きます。自然な形でインスリンを増やしたり、グルカゴンを減らして身体の状態に合わせた血糖値の低下を促します。また、インスリンが効きやすいように身体の抵抗力を変化させる働きもあります。
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- ビルダスマートの飲み方は?
- 1回1錠を朝と夕方の1日2回のみます。食前・食後どちらでも構いません。飲み忘れたら気がついた時に1錠のみます。ただし次の服用時間が近い場合は1回とばし、1度に2回分のまないでください。医療機関で他の薬を処方してもらう場合や手術を受ける場合は、本剤を服用している旨を伝えましょう。服用期間中は適度に水分補給を行い、絶食はしないでおきましょう。
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- ビルダスマートとお酒は一緒に飲んでもいい?
- 服用期間中の飲酒は可能ですが、飲み過ぎは危険ですので必ず少量にとどめてください。アルコールの過剰摂取は、乳酸アシドーシスや脱水症状などのリスクを高めるため、添付文書でも禁忌とされています。ビールなら500mlを1本、日本酒なら1合を超える量を飲まないようにしましょう。お酒を飲み過ぎてしまった場合は、本剤の服用を一時的に中断してください。
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- ビルダスマートで気をつけるべき副作用は?
- 主な副作用は便秘、下痢、吐き気、空腹感、脱力感、発汗などです。臨床試験では0.8~2.9%の頻度でこれらの症状が確認されています。空腹感、脱力感、発汗は低血糖の症状です。吐き気や腹痛、けん怠感、筋肉痛、意識障害などが出た場合は乳酸アシドーシスが疑われますので、医師の診断を受けてください。飲み始めや増量した時は副作用が起こりやすくなります。
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- ビルダスマートの注意点は?
- まれに低血糖が起こりますので、空腹感や脱力感、発汗などが出たら糖分(ラムネなど)を摂取しましょう。他にもシックデイと呼ばれる血糖コントロール不良状態になることがあります。発熱や下痢、吐き気・嘔吐、食欲不振になった場合は本剤の服用を一時中断してください。水分が不足すると脱水症状や乳酸アシドーシスの原因となりますのでご注意ください。