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フォシーガのダイエット効果「体重を3.7%減!痩せる仕組み」について

減量効果と安全性が多くの臨床データで証明されている

フォシーガは血糖コントロールに加えてダイエット効果も期待できるSGLT2阻害薬です。

本来は2型糖尿病の治療薬ですが、無理なく痩せられるメディカルダイエットの薬としても人気があります。

有効成分のダパグリフロジンが体重を減らす効果は、日本国内および海外の臨床データによって立証されています。

最大で3.7%の減量効果を確認

フォシーガの減量効果のデータは、製造販売元であるアストラゼネカ社が行った臨床試験の中で示されています。

臨床試験では、2型糖尿病患者に対してダパグリフロジン5mgおよび10mgが24週間にわたって投与され、プラセボ(薬効のない偽薬)と体重の変化率が比較されました。

試験の結果、5mgを投与した被験者の体重はプラセボに比べて3.21%減少。同様に10mgを投与した被験者ではプラセボより3.74%減少したのです。

実際に何kg痩せられるのか?

上記したデータは、治療前の体重からの減少率を示したものです。実際の体重減少量については、もともとの体重によって異なります。

以下は、元の体重ごとに減少量をkg換算したものです。あくまでサンプルですので、減量効果の目安としてご参考ください。

体重ごとに算定した減少量
元の体重 5mg(3.21%減少) 10mg(3.74%減少)
50kg -1.61kg -1.87kg
60kg -1.93kg -2.24kg
70kg -2.25kg -2.62kg
80kg -2.57kg -2.99kg
90kg -2.89kg -3.37kg
100kg -3.21kg -3.74kg

減量幅は元の体重の重さに従って大きくなります。

仮にもともとの体重が50kgだった人では1.6~1.8kg程度、100kgだった人では3.2~3.7kg程度の減量が見られたことが推定できます。

ダパグリフロジンの臨床データに関する参考サイト
臨床に関する概括評価 フォシーガ錠|アストラゼネカ(PDF: 1,290KB)

糖尿病の患者以外でも減量効果が示されている

デンマークで実施された研究では、ダパグリフロジンの減量効果は2型糖尿病ではない人に対しても有効であることが示唆されました。

この研究の対象になったのは、糖尿病予備群にあたる肥満患者です。

ダパグリフロジン10mgの投与を13週間継続した結果、体重やウエスト、BMI(体格指数)、体脂肪量に明確な改善が見られたのです。

ダパグリフロジン10mgの13週間の投与による変化
体重 -1.1kg
BMI -0.3
体脂肪量 -0.7kg
ウエスト -2.4cm

冒頭で紹介した糖尿病患者を対象とした試験と比べると、体重の減少量がやや控えめに見えますが、こちらの試験は13週間という短期間で行われたものです。

治療期間をさらに延長した場合、さらなる減量効果が得られる可能性は十分にあります。

糖尿病ではない肥満患者の臨床データに関する参考サイト
Kristine Færch, et al."The effects of dapagliflozin, metformin or exercise on glycaemic variability in overweight or obese individuals with prediabetes (the PRE-D Trial): a multi-arm, randomised, controlled trial"Diabetologia. 2021 Jan;64(1):42-55.

筋肉を落とさずに脂肪のみを落とす

日本で行われたある研究では、ダパグリフロジンには筋肉を落とすことなく体脂肪のみを減少させる効果があることが示唆されました。

以下の数値は、ダパグリフロジン5mgの投与を6ヶ月間継続した後の体組成の変化を測定したものです。

ダパグリフロジン5mgの6ヶ月の投与による変化
体重 -3.4kg
BMI -1.2
ウエスト -2.8cm
体脂肪量 -3.1kg
体脂肪率 -2.7%
骨格筋肉量 -0.2kg
除脂肪体重 -0.5kg

試験の結果、被験者の体重では-3.4kg、BMIでは-1.2といった大幅な減量が確認できます。

一方で、筋肉量を示す「骨格筋肉量」と「除脂肪体重(脂肪を除いた体重)」にも微減が見られているとはいえ、有意な差とはいえない範囲の減少に留まっています。

以上の結果は、ダパグリフロジンの減量効果は、体脂肪のみを減少させることによって達成している可能性を示すものです。

筋肉量を維持したまま脂肪のみを落とすダパグリフロジンの減量効果は、適度に引き締まった健康的なボディラインを作るのに役立ちます。

筋肉への影響を測定した臨床データに関する参考サイト
Seigo Sugiyama,et al."Dapagliflozin Reduces Fat Mass without Affecting Muscle Mass in Type 2 Diabetes"J Atheroscler Thromb. 2018 Jun 1; 25(6): 467–476.

長期服用においても減量効果や安全性は維持される

フォシーガの減量効果は、4年間の長期にわたって維持されることを示した研究データもあります。

以下は、別タイプの糖尿病治療薬であるメトホルミンの追加治療として、フォシーガを用いた際に確認された体重変化の推移です。

ダパグリフロジンを4年間投与した減量効果の推移
年数 平均体重減少量の変化 減量を達成した人の割合
1年後 -3.55kg 85.4%
2年後 -3.89kg 85.5%
4年後 -3.65kg 85.3%

体重減少量と減量を達成した人の割合のいずれにおいても、1年目の高い水準が4年目まで維持されていることが分かります。

この臨床データは、フォシーガの継続服用によってリバウンドを防ぎ、無理なく効果的にダイエットを行えることを示唆するものです。

また一部の被験者に尿路感染症がみられたものの、重度の副作用はありませんでした。

4年間にわたり、高い安全性を保ったまま減量効果が持続したのです。

長期投与の臨床データに関する参考サイト
American Diabetes Association,"Maintenance of Weight Loss with Dapagliflozin vs Glipizide as Add-on to Metformin over 4 Years"

食事療法や運動療法を並行すればさらに効果的

フォシーガを服用するとともに、食事療法や運動療法を行うことで、より効率的に体重を減らすことができます。

もともとフォシーガは2型糖尿病の治療薬であり、これらの治療法を既に実施している患者に処方されています。

糖尿病予備群や肥満の方においても、食事療法や運動療法は非常に大切です。

服薬のみでの減量も可能ですが、食事や運動を見直せばフォシーガのダイエット効果を最大限に発揮できます。

食事療法との並行で1年で8.1kgの減量効果も

「DAPA-DIET」と称された海外の臨床試験では、ダパグリフロジンの投与と並行して炭水化物制限による食事療法が実施されています。

12ヶ月にわたる服薬と炭水化物制限の結果、被験者の体重は平均8.1kg減少しました。

被験者の食欲やエネルギー消費において変化は見られませんでした。

33kgもの減量に成功した例もある

ダパグリフロジンと食事療法によって劇的に体重が減少した例もあります。

これは52歳男性の肥満患者に対して行われた治療で、男性の体重は140.8kgでした。

男性はそれまで約10年間にわたって最善の努力をしてきましたが、体重は変わりませんでした。

6ヶ月にわたるダパグリフロジンの投与と食事療法の結果、男性の体重は107.8kgまで減少。肥満外科手術を行うことなく、半年で33kgもの減量に成功したのです。

これらの臨床データは、フォシーガの服用と食事療法(炭水化物制限)を並行することで減量効果が飛躍的に向上する可能性を示唆しています。

ダパグリフロジンと食事療法の臨床データに関する参考サイト
Petra Hanson,et al."The DAPA-DIET study: Metabolic response to Dapagliflozin combined with dietary carbohydrate restriction in patients with Type 2 Diabetes Mellitus and Obesity-A longitudinal cohort study"Endocrinol Diabetes Metab. 2022 Nov;5(6):e381.
Daniel K Border,et al."Dramatic weight loss induced by dapagliflozin and tier 3 obesity service support"Endocrine Abstracts (2016) 44 P178

運動療法との並行により、体脂肪量が約1.4倍の減少

日本国内では、ダパグリフロジンの投与と運動療法を並行した臨床データもあります。

臨床試験では、ダパグリフロジンの服薬のみを行うグループと、服薬に加えてジョギングや筋トレなどの運動療法を並行して行うグループに分け、24週間の治療による変化が比較されました。

ダパグリフロジンの24週間の投与による変化
被験者グループ 服薬のみ 運動療法と並行 変化量の差
体重 -2.2kg -2.7kg 0.5kg
BMI -0.80 -1.00 0.20
体脂肪量 -1.4kg -2.0kg 0.6kg

臨床試験の結果、運動療法を並行して行ったグループは、服薬のみのグループよりもあらゆる数値が改善しました。

特に体脂肪量においては、およそ1.4倍となる減少量が示され、明確な改善が確認されたのです。

この臨床データは、フォシーガを服用しながら有酸素運動やトレーニングを行うことで効率的に体脂肪を減らせる可能性を示唆しています。

ダパグリフロジンと運動療法の臨床データに関する参考サイト
Ryotaro Bouchi,et al."Effects of intensive exercise combined with dapagliflozin on body composition in patients with type 2 diabetes: a randomized controlled trial"Endocrine Journal"2021 Volume 68 Issue 3 Pages 329-343.

メトホルミンやリベルサス等の痩せ薬と併用も可能

フォシーガのダイエット効果は、他の2型糖尿病治療薬や肥満治療薬と併用することで上乗せできます。

2型糖尿病治療薬としてメトホルミン、リベルサス、グルコバイなど、肥満治療薬としてゼニカルなどが併用可能です。

メトグルコ(メトホルミン)
ビグアナイド薬という部類の2型糖尿病治療薬。食欲の抑制や便からのブドウ糖の排泄、脂肪の燃焼促進などの多彩な働きによってダイエット効果を発揮する。
リベルサス(セマグルチド)
GLP-1受容体作動薬という部類の2型糖尿病治療薬。満腹中枢を刺激する「GLP-1」というホルモンの働きを活性化、さらに胃腸における消化の速度を緩めて食欲を抑制する。
グルコバイ(アカルボース)
α-グルコシダーゼ阻害薬という部類の2型糖尿病治療薬。食事に含まれる糖の吸収を抑えることで、肥満を引き起こす「食後過血糖」を起こりにくくする。
ゼニカル(オルリスタット)
脂肪の吸収を防ぐ肥満治療薬。脂肪分解酵素(リパーゼ)の働きを邪魔し、食事に含まれる脂肪分の30%をそのまま便として排出する。

2型糖尿病治療薬はいずれも肥満に対する適応がありませんが、減量効果も期待できます。自由診療のダイエット外来では、フォシーガとともに痩せ薬としても処方されています。

ゼニカルは2型糖尿病治療薬とは異なる部類の薬であり、血糖値に影響することなく併用ができます。

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メトホルミンとの併用による減量効果は臨床データで立証されている

メトホルミンとフォシーガの併用による減量効果に関しては、メタボリックシンドロームの患者を対象とした海外の研究で検証されています。

この研究では被験者をダパグリフロジンの単剤療法およびメトホルミンとの併用療法を行うグループに分け、1年間にわたる比較検証が行われました。

ダパグリフロジンの1年間の投与による変化
被験者グループ 単剤療法 併用療法 測定値の差
体重 -3.7kg -6.9kg 3.2kg
BMI -1.0 -1.7 0.7
ウエスト -3.1cm -4.7cm 1.6cm
メタボリックシンドロームの改善率 46.1% 76.6% 1.66倍

ダパグリフロジンの単剤療法と比べて、メトホルミンとの併用療法を行ったグループでは、体重をはじめBMIやウエストなど、あらゆる評価項目で明確な改善が見られました。

併用療法のグループでは被験者の76.6%においてメタボリックシンドロームの症状が改善しており、その割合は単剤療法のおよそ1.7倍におよびました。

メトホルミンとダパグリフロジンの併用療法が、単剤療法に比べてメタボリックシンドロームを大幅に改善したことを示しています。

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メトホルミンとの併用療法を検証した臨床データに関する参考サイト
Lan Cheng,et al."Dapagliflozin, metformin, monotherapy or both in patients with metabolic syndrome"Scientific Reports volume 11, Article number: 24263 (2021)

尿から糖分を排出してカロリーを抑える仕組み

フォシーガの減量効果は、ブドウ糖を尿から排出する働きによって得られます。

体内に吸収されたダパグリフロジンは、腎臓でSGLT2(ナトリウム・グルコース共役輸送体)という物質の働きを邪魔します。

SGLT2は、尿からブドウ糖を血管に「再吸収」して、体内で糖をリサイクルするタンパク質です。

ダパグリフロジンは糖の再吸収をブロックすることで、尿と一緒に多くの糖を排出できます。

体内に吸収される糖質の量が減ることで、摂取カロリーが低下するため、ダイエット効果が得られるのです。

また糖が多く排出されて摂取カロリーが減少すると、体内ではエネルギーを補うために脂肪が消費されます。

フォシーガには糖の吸収を抑えて太りにくくするのみならず、今ある脂肪の燃焼を促進して減量をサポートする効果も期待できるのです。

1ヶ月で体重1~1.7kgに相当する糖分が排出される

実際にフォシーガでどれくらいの糖分が排出されるのか?については個人差がありますが、1ヶ月間で体重1~1.7kg分に相当する量が排出されることが推定されます。

フォシーガで排出される糖
期間 排出量 重量換算
1日あたり 約240~400kcal 約34~57g
1ヶ月あたり 約7,200~12,000kcal 約1.03~1.71kg

フォシーガを継続服用した場合、排出される糖分の量はカロリー換算で1日あたり約240~400kcalほどです。

さらに消費カロリーを体重に換算すると、約7,000kcalの消費で1kgの減量となります。

30日間あたりのカロリー排出量を7,200~12,000kcalと想定した場合、ひと月でおおよそ1~1.7kg分の糖質がカットされる計算です。

別タイプの糖尿病の薬に多い「太る」副作用がおきない理由

ちなみにフォシーガには、インスリンを補うタイプの糖尿病治療薬に多い「体重増加」の副作用がおきる心配もありません。

インスリンには糖を脂肪に変換する働きがあります。インスリン不足は糖尿病の主な発症要因の一つですが、過剰に補ってしまうと、脂肪がつきやすくなってしまうのです。

ダパグリフロジンはインスリンを増やすことなく血糖コントロールする薬です。副作用としての体重増加はほとんど報告されていません。

フォシーガのダイエット効果に関する口コミ

実際にフォシーガを購入された方の口コミのうち、ダイエット効果に関するものを集めました。

「飲んでから太らなくなった」「尿糖が排出されるのを実感」「むくみが取れた」などなど、フォシーガのダイエット効果を実感する投稿が寄せられています。

30代 女性会員さん
星5つ中の5
に投稿

10キロ痩せた

約半年間の服用で10キロの減量に成功しました。こちらの薬を服用すると同時に、食事の量を少し減らし、運動量をアップさせました。全てが相乗効果で痩せたのだと思います。健康状態もいいので、このまま服薬と食事に気を付ける、運動を行うというのを続けていこうと思ってます。

40代 女性会員さん
星5つ中の5
に投稿

太らなくなって助かります

メディカルダイエットがどんなものか気になっていたので買ってみました。フォシーガを1ヶ月ほど使っています。特に食事制限や運動を行っていないので今のところ体重は変化ありません。ただ、フォシーガを始めてから太らなくなりました。ここ数年体重が増え続けていたので、太る心配がなくなって助かっています。あと、何だかむくみが取れてきた気がします。今のところ低血糖もないので継続します。

30代 男性会員さん
星5つ中の4
に投稿

ジャディアンスより効果あるかも?

ジャディアンスを飲んでなかなか痩せられなかったので、SGLT2阻害薬は私に合っていないのかな?と半信半疑でしたが、フォシーガの方が効くという評判でしたのでダメ元で買いました。ジャディアンスに比べて尿量が増えました。フルーツのような鼻をつく臭いがあって泡立っているので、糖分が出てるのが実感できました。ジャディアンスよりも効いているようなので、今度は期待が持てそうです。

40代 男性会員さん
星5つ中の5
に投稿

予想以上の効果で驚いています

糖尿病予備軍で肥満気味、飲む前の体重は87kgでヘモグロビンA1Cは6.3でした。現在、半年ほどフォシーガを続けていますが、体重は82kgでヘモグロビンA1Cが5.7です。減量効果は期待していなかったので、思わぬ収穫で嬉しいです。むくみも解消されて効果を実感できています。ただ、血糖値が低くなると食欲が出てくるので、気をつけないとリバウンドしそうです。炭水化物や甘いものが好きなので食事制限はつらいところですが、しっかり改善できているのでモチベーションが続いてます。

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フォシーガでダイエットをする場合の飲み方や注意点

フォシーガはダイエットに対する適応がないので、減量を用途とした飲み方は定められていません。

ダイエット用として自由診療で処方しているクリニックでは、1日5~10mgと定めている所が多く見られます。

副作用のリスクがあるため、まずは5mgから飲み始めることが推奨されています。1日の服用量が10mgを超えないようにしましょう。

尿が出やすくなりますので、服用タイミングは朝がおすすめです。

フォシーガの服用によって以下のような副作用が出ることがあります。

フォシーガで気をつけるべき副作用
副作用 頻度 主な症状
膣カンジダ 5%以上 膣の赤み・かゆみ・ヒリヒリ、排尿時の痛み、白く濁ったおりもの
膀胱炎 1〜5%未満 頻尿、排尿時の痛み、残尿感、濁った尿
低血糖 不明 空腹感、脱力感、発汗、動悸、手足の震え
ケトアシドーシス 不明 吐き気、嘔吐、腹痛、呼気のフルーツ臭

低血糖およびケトアシドーシスはごくまれな頻度ですが、特に注意が必要な副作用です。

低血糖は他の2型糖尿病治療薬との併用によって、ケトアシドーシスは極端な炭水化物制限との並行によって発症リスクが上がります。

フォシーガを服用して体に異常を感じた場合は、医師の診断を受けてください。

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