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トレチノインとハイドロキノン|市販薬や塗る順番、経過などを解説!

公開日
2022年06月02日
更新日

肌のトーンを暗くして、顔を老けた印象にしてしまうシミ。年齢を重ねるにつれて増えていくシミに深刻な悩みを抱えている方も多いはずです。
そんなシミの悩みに効果的なのが、トレチノインとハイドロキノンの併用療法です。ピーリング作用を持つトレチノインと、漂白作用を持つハイドロキノンを組み合わせることで相乗効果が期待できます。

トレチノインとハイドロキノンの併用治療は、年齢によるシミだけでなく、そばかすやニキビ跡、肝斑など様々な症状に有効です。またトレチノインには肌の潤い成分を増やす働きもあることから、シワの改善にも使用できます。
こちらのページではトレチノインとハイドロキノンの併用治療について解説します。肌トラブルの治療にお役立てください。

美容に役立つトレチノイン・ハイドロキノン療法

トレチノイン・ハイドロキノン療法は、シミを始めとした肌トラブルの改善に優れた有効性を示す治療法です。ピーリング作用を持つトレチノインと、漂白作用を持つハイドロキノンを組み合わせることで、ターンオーバーの促進とメラニン色素の排出を同時に行えます。古い角質から新しい皮膚への生まれ変わりが促されるため、シミを解消しながらアンチエイジング効果も期待できます。

トレチノイン・ハイドロキノン療法が有効な肌トラブルとして以下が挙げられます。

  • シミ
  • シワ
  • そばかす
  • 肝斑(かんぱん)
  • 赤み
  • ニキビ跡

トレチノイン・ハイドロキノン療法の有効性は、肝斑のある女性(25歳〜65歳)を対象とした米国の臨床試験によって実証されています[1]。
ハイドロキノン4%とトレチノイン0.025%の複合クリームによる治療を行った結果、開始から1ヶ月目の時点で74%、3ヶ月目の時点では85%の患者にシミが薄くなる改善が確認されました。

シミの中でも治療が難しい肝斑の改善率が高かったことからトレチノイン・ハイドロキノン療法の有効性がわかります。

顔以外の美白にも効果を期待できる

メラニン色素が原因の黒ずみに対しては、顔以外の部位であっても美白効果が期待できます。例えば女性の乳首や乳輪、陰部周辺のVライン、ヒップ、わきなどのデリケートゾーンの黒ずみにも有効です。デリケートゾーンの黒ずみに関しては、病院でケアを受けることに抵抗を感じる方も多いです。他人に見せることなく自分でケアできるトレチノイン・ハイドロキノン療法は、デリケートゾーンのケアに適しています。

また腕や足などにある黒ずみや赤みにもトレチノイン・ハイドロキノン療法は効果があります。摩擦によっておきる黒ずみも、原因はシミと同じメラニン色素です。顔にできるシミと同じ要領で改善できます。

そもそもトレチノイン・ハイドロキノンってどんな薬?

トレチノインは表皮細胞の増殖を促進する成分です。古い肌を新しい肌と入れ替える効果で肌トラブルを解消します。トレチノインはビタミンA(レチノール)の誘導体であるため、ヒトの血液中にごく微量流れている成分です。1960年代から医療の現場で活躍し続けており、アレルギー反応を起こさないため、安全性の高い成分として利用されています。

ハイドロキノンは、メラニン色素の生成を阻害する成分です。皮膚のメラニン色素の生成を抑制して肌トラブルを解消します。イチゴ類、麦芽、コーヒー、紅茶などに含まれている天然の成分です。海外では古くから美白効果が注目を集めており、化粧品や医薬品などにも使用されてきました。

以下、それぞれ効果の詳しい働きを紹介します。

トレチノインには皮膚の入れ替わりを早める効果がある

トレチノインを使うと以下の4つの効果を得られます。

  • ターンオーバー促進作用
  • ピーリング作用
  • 皮脂腺機能抑制作用
  • コラーゲン産生促進作用

トレチノインを塗った肌は細胞の増殖が促進され、肌の入れ替わりが早くなります。肌のターンオーバーを早めて古い角質を剥がすことで、毛穴の詰まりや色素沈着を解消します。皮脂の分泌を抑える働きもあるため、毛穴の詰まりや皮脂が原因となるニキビの治療にとても相性が良く、治療薬として利用されてきました。

またトレチノインを塗った肌は、コラーゲンの生産量が増えるので紫外線や加齢で減ったコラーゲンを補い、肌のハリと弾力を取り戻します。トレチノインは4つの働きによってシミやシワを含むさまざまな肌トラブルを解消し、肌のアンチエイジングが期待できる成分です。

トレチノインについてもっと詳しく

ハイドロキノンはメラニンを減らしつつ生成量も抑える

ハイドロキノンは、メラニン色素の生成に関わる酵素チロシナーゼの働きを阻害します。チロシナーゼはチロシンというアミノ酸をメラニン色素に段階を経て変化させる酵素です。ハイドロキノンがチロシナーゼの働きを阻害することで、チロシンが変化せずメラニン色素の数が減ります。

また、ハイドロキノンはメラノソームと呼ばれる器官の働きを阻害します。メラノソームはメラニン色素を生成する器官であり、皮膚のメラノサイトにあります。ハイドロキノンが効くとメラノソームがメラニン色素を生成できなくなり、分泌が減ります。ハイドロキノンはチロシナーゼとメラノソームに対する2つの働きでメラニン色素を減らし、肌トラブルを解消します。

ハイドロキノンを利用する場合、含有量が1~5%の製品が購入できます。シミ治療では一般的にハイドロキノン4%が用いられており、臨床試験でもハイドロキノン4%のクリームが利用されました。効き目に合わせて適切な含有量の製品を選びましょう。

ハイドロキノンについてもっと詳しく

市販薬はある?ドラッグストアで買える?

結論から言ってトレチノインには市販薬がありませんが、ハイドロキノンには市販薬があります。ドラッグストアやAmazonなどの一般的な通販サイトで購入できるのはハイドロキノンだけです。トレチノインを購入するには、病院で処方されるか、海外製品を個人輸入するしか方法がありません。

ではどうしてトレチノインは市販薬がないのに、ハイドロキノンには市販薬があるのでしょうか?詳細について、それぞれ解説します。

トレチノインには市販薬がない

そもそもトレチノインは国内では未承認の薬です。日本において、厚生労働省の認可を得て販売されているトレチノイン外用剤はありません。病院で処方されるトレチノインは、院内で調合して作られたものや、医師が個人輸入したものがほとんどです。

日本では、もともと病院で処方される医薬品として承認されていた薬が市販化(スイッチOTC)されることがあります。花粉症の薬である「アレグラFX」や、解熱鎮痛剤である「ロキソニンS」などもスイッチOTCです。ですが、そもそも承認を得ていないトレチノインが、今後市販薬としてドラッグストアなどで買えるようになる可能性はかなり低いでしょう。

ちなみにトレチノインが医薬品として認可されている外国(オーストラリアやイギリス、アメリカなど)においても、医師の処方せんが必要な「処方せん医薬品」に分類されています。トレチノインを市販薬として販売している国はありません。

ハイドロキノンには市販薬がある

ハイドロキノンに関しても、もともとは医師の管理下でのみ使用が許されていた医薬品でした。しかし、2001年の薬事法改定により、規制が緩和され、市販の化粧品にも配合できるようになったのです。

市販されているハイドロキノンには「安定型ハイドロキノン」と「純ハイドロキノン」の2種類があります。純ハイドロキノンは、その名の通り純度の高いハイドロキノンのことであり、医薬品に使われているものと同じと考えて問題ありません。対して安定型ハイドロキノンは、純ハイドロキノンの劣化を防ぐために他の成分と混ぜて作られています。

安定型ハイドロキノンと純ハイドロキノンの違いは、効き目の強さです。同じ濃度でも、純ハイドロキノンの方が高い即効性で強く作用します。安定型ハイドロキノンは効き目が弱いですが、刺激が少ないという利点があります。より強い効果を求める方には純ハイドロキノン、肌が弱い方には安定型ハイドロキノンがおすすめです。

市販で買える安定型ハイドロキノン

  • トーンショットクリーム(アバンタイム)
  • ラグジュアリーホワイト ローションAO II(アンプルール)
  • ハイドロクリーム SHQ10(安定型ハイドロキノン10%配合(KISO)

トーンショットクリームは、アバンタイムという大木製薬株式会社のブランド商品です。安定型ハイドロキノンを5%配合しており、高い安全性と浸透力でシミをポイントケアします。

ラグジュアリーホワイトローションAOIIは、アンプルールというハイサイドのブランド商品です。ローションタイプの安定型ハイドロキノンであり、化粧水として販売されています。

ハイドロクリームSHQ10は、KISOという基礎化粧品研究所のブランド商品です。安定型ハイドロキノンを10%配合しており、比較的高濃度の製品です。

市販で買える純ハイドロキノン

  • 業務用ハイドロキノン5%原液(旭研究所)
  • ホワイトHQクリーム(LANTELNO)
  • スキンフェイドローションV(デルミサ)

業務用ハイドロキノン5%原液は、旭研究所から販売されている商品です。美容の専門機関向けに開発された製品であり、純ハイドロキノンを5%配合している液体タイプの製品です。

ホワイトHQクリームは、LANTELNOという化粧品メーカーから販売されている商品です。純ハイドロキノン5%の他に、ビタミンやさまざまな保湿成分を配合しています。

スキンフェイドローションVは、デルミサという化粧品メーカーから販売されている商品です。純ハイドロキノン配合のローションであり、ビタミンC、甘草エキスなど8種類の美容成分を配合しています。米国を含む世界15ヵ国以上で販売されています。

皮膚科の処方は安い?クリニックで料金を比較

皮膚科におけるトレチノイン・ハイドロキノン治療の費用は、受診した医療機関によってバラバラです。シミ治療は保険が適用されない自由診療で行われます。自由診療の費用は医療機関ごと自由に設定できるため、受診するクリニックによって薬の値段が大きく異なるのです。

以下、都内でトレチノイン・ハイドロキノン療法を行っているクリニックの料金を紹介します。料金は各クリニックのホームページ上に掲載されていた情報を参照しています[2]~[10]。

クリニックごとの費用を比較
クリニック名 薬剤名 内容量 値段
山の手皮フ科クリニック トレチノイン0.04%ジェル 5g 3,300円
トレチノイン0.2%ジェル 5g 5,500円
ハイドロキノンクリーム(ロート社) 6g 2,200円
ハイドロキノンクリーム(サンスリット社) 30g 7,700円
青山外苑クリニック トレチノイン0.1% 5g 3,300円
トレチノイン0.05% 5g 2,750円
ハイドロキノン(フラーレン配合) 5g 1,100円
ハイドロキノン(ピーリング剤AHA入り) 5g 1,430円
東日本橋形成外科皮ふ科 0.1%トレチノイン水性ゲル 5g 3,300円
0.2%トレチノイン水性ゲル 5g 3,850円
0.4%トレチノイン水性ゲル 5g 4,400円
5%ハイドロキノン7%乳酸プラスチベース 5g 2,200円
5%ハイドロキノン7%アスコルビン酸親水軟膏 5g 2,200円
渋谷駅前おおしま皮膚科 5%ハイドロキノン 10g 2,090円
10%ハイドロキノン 10g 3,190円
トレチノイン0.05% 20g 4,180円
トレチノイン0.1% 20g 7,150円
自由が丘ファミリー皮ふ科 ハイドロキノン(美白クリーム) 5g 2,200円
トレチノイン0.05% 5g 2,200円
トレチノイン0.1% 5g 3,300円
広尾プライム皮膚科 トレチノイン0.1% 5g 5,060円
ハイドロキノン5% 5g 5,060円
ハイドロキノン10% 5g 5,060円
明治通りクリニック トレチノイン軟膏(0.025%) 3g 2,200円
トレチノイン軟膏(0.05%) 3g 2,200円
トレチノイン軟膏(0.1%) 3g 2,800円
トレチノイン軟膏(0.2%) 3g 3,600円
5%ハイドロキノン軟膏 3g 1,500円
5%ハイドロキノン軟膏 10g 4,500円
池袋駅前のだ皮膚科 トレチノイン (荒れにくいナノ粒子) 5g 3,300円
ハイドロキノン 5g 1,980円
赤坂見附皮膚科クリニック トレチノイン(0.05%) 5g 1,800円
ハイドロキノン(5%) 5g 1,800円

各クリームの5gあたりのおおまかな相場として、トレチノインは2,000~4,000円ほど、ハイドロキノンは1,500〜3,500円ほどの値段で販売されているようです。
またクリニックでは、薬代とは別途に診察料などの費用がかかります。診察料も2,000~4,000円くらいが相場なので、事前によく確認しましょう。

通販で購入できるトレチノインとハイドロキノン

トレチノインとハイドロキノンは病院処方の他に、個人輸入を利用した通販でも購入できます。個人輸入での購入は大手通販サイトを利用する手間とほぼ変わりません。日々のスキンケアに取りいれるなら家に居ても購入できる個人輸入での購入がオススメです。

トレチノインとハイドロキノンをW配合した薬

トレチノインとハイドロキノンをW配合した複合剤は、手軽にトレチノイン・ハイドロキノン療法を行える医薬品です。2つの医薬品を1本にまとめていますので、塗布時の手間と費用の負担を大幅に減らしてくれます。トレチノインとハイドロキノンの複合剤は、以下の3種類の製品があります。

トレチノインとハイドロキノンをW配合した薬を比較
商品名 メラケアフォルテクリーム ユークロマプラスクリーム コスメライトクリーム
価格 2,580円 1,780円 2,180円
トレチノイン配合量 0.025% 0.025% 0.025%
ハイドロキノン配合量 4% 2% 2%
内容量 25g 15g 25g
販売元 アジャンタファーマ ヤッシュファーマラボラトリーズ オークネットヘルスケア
補足(内容量) 20g(2,580円/本)もある - 20g(1,890円/本)もある
口コミ評価 4.13(54) 4.17(27) 4.20(15)

メラケアフォルテクリーム

メラケアフォルテクリームは、当サイトで購入できるシミ治療薬の中でも抜群の人気を誇る商品です。他2剤と比べてハイドロキノンの配合量が高い(4%)のが特徴であり、シミに対して最も強力な漂白効果を示します。

ユークロマプラスクリーム

ユークロマプラスクリームは、他2剤に比べて内容量がやや少ない商品です。内容量が少ないゆえに1本あたりの価格も安く、お試し用に適しています。トレチノイン・ハイドロキノンの複合剤が初めての方におすすめです。

コスメライトクリーム

コスメライトクリームは、平均的なトレチノイン・ハイドロキノン複合剤です。メラケアフォルテクリームだと「効き目が強過ぎ」と感じる方におすすめです。内容量が20gのタイプも販売されており、25gタイプよりも300円ほど安く購入できます。

トレチノインを単体で配合している薬

トレチノインを単体で配合した治療薬は、レチノAクリームとAレットジェルの2種類から選んで購入できます。どちらも「レチンAクリーム」のジェネリック医薬品であり、費用対効果に優れています。

トレチノインを単独配合した薬を比較
商品名 レチノAクリーム Aレットジェル
価格 1,980円 1,780円
トレチノイン配合量 0.05% 0.1%
内容量 20g 20g
販売元 ジョンソン・エンド・ジョンソン メナリーニ
補足(配合量) 0.025%(1,780円/本)もある 0.025%(1,480円/本)と
0.05%(1,680円/本)もある
口コミ評価 4.20(10) 3.88(17)

レチノAクリーム

レチノAクリームは、0.025%と0.05%の2種類から選べるクリームタイプのトレチノイン外用薬です。日本ではボディケアクリームやリステリンなどで有名なジョンソン・エンド・ジョンソンから販売されています。

Aレットジェル

Aレットジェルは、効き目が強い0.1%濃度が選べるジェルタイプのトレチノイン外用薬です。0.1%濃度は、より強い効き目と即効性を求める方におすすめです。レチノAクリームに比べて費用対効果にも優れており、同じ配合量で比べた場合に300円ほど安く購入できます。

ハイドロキノンを単体で配合している薬

ハイドロキノンを単体で配合した治療薬としては、メラライトフォルテクリームがあります。

商品名 メラライトフォルテクリーム
価格 2,680円
ハイドロキノン配合量 4%
内容量 30g
販売元 アボット・ラボラトリーズ
口コミ評価 4.70(10)

ハイドロキノンが4%の高濃度で配合されており、優れた漂白効果が期待できます。日本で市販されているハイドロキノンクリームよりも内容量が多く、費用対効果に優れているのが特徴です。
単剤で使う場合にはトレチノインのピーリング作用が得られませんので、効果の現れ方が緩やかになります。

治療の経過に関する口コミ投稿

当サイトでトレチノイン・ハイドロキノンが配合された商品を購入したユーザーの口コミを紹介します。中でも治療の経過に関する投稿を集めました。

60代 女性会員さん
星5つ中の5
に投稿

傷による色素沈着に効いています

腕時計をしていて、傷をつけてしまい 色素沈着になった手首にメラケアを塗ってみました。 1カ月半ほど使用して、画像のような感じになりました。 とてもシミの色が薄くなりました。 他にも、手の甲の肝斑に使用しましたが、かなり薄くなってきました。 人前で手を出すのが恥ずかしくなくなりました。

40代 女性会員さん
星5つ中の5
に投稿

2本目を購入

シミにつけはじめて20日目。はじめはほんのり赤くなりその後薄皮が剥けました。本当に薄い皮で脱皮したみたいですが気にはなりませんでした。カサカサになるので保湿をしっかりすることをオススメします。シミはいったん濃くなりだんだん薄くなってきています。しばらく続けて使用しようと思います。

チロさん
星5つ中の5
に投稿

シミ消えました!!!

約一ヶ月使用しました。 目の近くにあった、薄めのシミは消えました! しかし、おでこにある少し膨らんだ様なシミはまだまだきえません。 日焼け後の皮膚がめくれる様な状態になるので、頬など目立つ場所は挑戦する勇気はありませんでした。 写真は、iPhoneのインカメラで撮ったものです。

50代 女性会員さん
星5つ中の4
に投稿

肌の柔らかいところは塗らないで

一番気になっているシミは一本使い切るころにはだいぶ目立たなくなりました。 乳輪の黒ずみもだいぶ薄くなりピンクとまではいかないけど… ただ、顔に塗った後、手に残っていた物を首に塗ってしまったようで、数日後からヒリヒリすると思ったら、皮が剥けてしまいました。完全に治るまで2か月以上かかってしまいました。 顔に塗る時も乳液を塗ってからがいいと思います。本当に強いので。付けた後から顔も赤くなります。血行が良くなるんだろうと思います。2本目使用中です。

40代 女性会員さん
星5つ中の5
に投稿

効果抜群です。

前回も購入し、3ヶ月くらいで、肝斑やシミが目立たなくなりました。また肌にツヤが出ました。今回も3ヶ月で肌を綺麗にしたいと思います。肌が赤くなり、皮剥けがあるのですが、それを耐える価値はあります。

トレチノインとハイドロキノンの使い方と順番

トレチノインとハイドロキノンの塗布は、就寝前のタイミングで行います。洗顔後のスキンケアと合わせて使う場合、以下の順番で行いましょう。

  1. 洗顔後、化粧水を塗る
  2. トレチノインをシミのある部位にだけ狭く塗る
  3. トレチノインが乾いたらハイドロキノンを範囲より少し広めに塗る
  4. ハイドロキノンが馴染むのを待ち、その他の保湿液や日焼け止めを塗る

トレチノインの上からハイドロキノンを塗る場合、ハイドロキノンを患部の外側から内側に円をなぞるように塗りましょう。トレチノインが患部の外に広がることを防げます。
ハイドロキノンは1日に2回まで使うことができます。1日に2回使う場合は、朝と夜に分けて使いましょう。薬を塗布した後は、必ず手を洗いましょう。

治療期間の目安は2~3ヶ月ほど

トレチノイン・ハイドロキノン療法の期間は、2~3ヶ月を目安に行います。使用開始から1ヶ月ほど経過すると効果があらわれ始めます。効果が実感できない場合は、ハイドロキノンの使用回数を1日2回に増やす、もしくは有効成分の含有量が高い製品に変更するなどといった対策を検討してください。

トレチノインを使い続けると肌が慣れ、効果が薄くなることがあります。3ヵ月ほどの治療を行ったら、トレチノインの休薬期間を設けるといいでしょう。
トレチノインの使用を休んでいる間も、ハイドロキノンの塗布は継続します。1ヶ月ほど休薬したら、トレチノインの塗布を再開しましょう。

トレチノインとハイドロキノンを混ぜるのは問題ない?

トレチノインとハイドロキノンを塗る直前に混ぜることには特に問題ありません。
ただし、あらかじめ混ぜてしまうと、前述したトレチノインの休薬期間を設けることができなくなるため要注意です。

別々に塗るのが面倒であれば、最初からトレチノインとハイドロキノンが混ざっているタイプの薬もあります。こちらは混ぜて使うことを想定して適切な用量でブレンドされていますので、休薬期間など気にすることなく使用できます。

トレチノインとハイドロキノンを混ぜて塗る際には、薬剤を塗布する範囲に注意しましょう。効果の性質上、トレチノインは塗る範囲を患部のみに留める必要があります。ハイドロキノンと混ぜて使う場合にも、患部の上だけに乗るように薬を塗布してください。

治療初期におきる赤みや皮むけなどの「レチノイド反応」に注意

トレチノインを使った治療では、塗り始めの時期に起きるレチノイド反応に要注意です。レチノイド反応とは、トレチノインの塗布部におきる赤みやかゆみ、乾燥などの症状を指します。トレチノインの効果で古い皮膚の剥離が活発になると、肌が刺激を感じやすくなり、赤みやかゆみ、乾燥などの炎症が起きます。使用開始から2週間以内に発症する一時的な症状であり、治療を続けるうちに和らいでいきます。

またレチノイド反応は、トレチノインが正常に効いている証拠ともいえます。治療の通過点と捉え、レチノイド反応が起きても軽度であれば治療を継続しましょう。ただし、あまりに症状が激しい場合は、無理をせず、治療を中止してください。

また中にはレチノイド反応が見られないこともあります。その場合は様子を見ながら使用を続け、効果が実感できなければ含有量の多いトレチノイン製剤に切り替えましょう。

トレチノイン・ハイドロキノン療法の注意事項

トレチノイン・ハイドロキノン療法を行う場合、安全のためにいくつかの注意事項を守る必要があります。注意事項を守らないと逆に肌トラブルの悪化を招く可能性があります。特に重要な注意事項として、以下の4つが挙げられます。

  1. 治療中は紫外線対策が必須
  2. トレチノイン・ハイドロキノンを使えない人も居る
  3. 薬剤は冷蔵庫などで保管する
  4. 治療中に白斑が起きた場合は直ちに使用を中止する

1.治療中は紫外線対策が必須

トレチノイン・ハイドロキノン療法を行う場合、日中の紫外線対策が必須です。トレチノイン・ハイドロキノン療法を行う場合、トレチノインによる皮膚の剥離、ハイドロキノンによるメラニン色素の生成抑制から肌の紫外線に対する耐性が大幅に低下します。紫外線対策を怠ると、シミや炎症が悪化する恐れがあります。

また、肌に塗っているトレチノインやハイドロキノンが紫外線によって変質する恐れもあります。トレチノイン・ハイドロキノン療法を行っている間は、日焼け止めや日傘を利用してください。日中の行動はできるだけ避け、室内に居ても紫外線対策を行いましょう。

2.トレチノイン・ハイドロキノンを使えない人も居る

安全性の観点から、トレチノインとハイドロキノンを利用できない方もいます。以下の条件に当てはまる方は要注意です。

  • トレチノイン、もしくはハイドロキノンにアレルギー反応が起きる方
  • 妊婦、産婦、妊娠の可能性がある女性

トレチノインとハイドロキノンに対して薬剤性アレルギーを起こす方もいます。初めてであれば、まずは腕などの目立たない部分に薬を塗って、アレルギー反応(塗った直後に出る赤みやかゆみ)が出ないか確かめてみるのが良いでしょう。

トレチノインは大量に投与することで、胎児に悪影響を及ぼす可能性があると海外の臨床試験で報告があります。外用であれば影響はないとされていますが、胎児の安全を考慮すると妊婦や産婦、妊娠の可能性がある女性は利用しないことが望ましいです。

3.薬剤は冷蔵庫などで保管する

トレチノインとハイドロキノンは、日光や熱によって変質しやすい成分です。変質したトレチノインやハイドロキノンを利用すると肌に悪影響を及ぼす危険性があります。薬剤は直射日光が当たらず、高温な環境にならない冷蔵庫などの場所で保管しましょう。
また色が変質していた場合には、使用せずに破棄してください。

4.治療中に白斑が起きた場合は直ちに使用を中止する

高濃度のハイドロキノンを使用する場合、ごく稀に白斑が副作用として発症します。白斑はメラニン色素を生成するメラノサイトがハイドロキノンによって完全に除去されることで発症します。濃度が5%までのハイドロキノンでは白斑の発症は報告されておりません。安全性を考慮してハイドロキノンの濃度は5%未満に抑えるようにしましょう。

また、白斑のような副作用が発症した場合、直ちにハイドロキノンの使用を中止し、医師の診察を受けに行きましょう。

トレチノイン・ハイドロキノンでシミのない肌へ

ピーリング作用を持つトレチノインと漂白作用を持つハイドロキノンの併用には、非常に強力な美容効果が期待できます。シミやそばかす、肝斑、ニキビ跡など、様々な肌トラブルの改善に効果的です。トレチノインには、皮膚の潤い物質の生成を促す効果もあることから、アンチエイジングにも利用できます。

ドラッグストアや一般的な通販サイトで購入できるハイドロキノンに対して、トレチノインは市販されていません。購入には病院の処方を受ける、もしくは海外製品を個人輸入することが必要です。

当サイトでは、個人輸入代行サービスを行っているため、一般的な通販サイトと同じ手間で海外製の医薬品を購入できます。
濃度で選べるトレチノイン製剤や、トレチノインとハイドロキノンをW配合した薬など、様々な商品を取り扱っています。

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参考文献・参考サイト
[1]Pearl Grimes, et al. "Treating epidermal melasma with a 4% hydroquinone skin care system plus tretinoin cream 0.025%"2013 Jan;91(1):47-54.
[2]山手皮フ科クリニック.「料金のご案内」
[3]青山外苑クリニック.「美容皮膚科料金表」
[4]東日本橋形成外科皮ふ科.「料金表(美容皮膚科)」
[5]渋谷駅前おおしま皮膚科.「料金」
[6]自由が丘ファミリー皮ふ科.「トレチノイン」
[7]広尾プライム皮膚科.「トレチノイン・ハイドロキノン」
[8]明治通りクリニック.「トレチノイン・ハイドロキノン軟膏」
[9]池袋駅前のだ皮膚科.「料金」
[10]赤坂見附皮膚科クリニック.「治療費のご案内」
※[2]~[10]は2022年6月1日に参照
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