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ハイドロキノンが配合されている通販商品

ハイドロキノンの禁忌事項

下記に該当する方はハイドロキノンを使用しないでください

  • ハイドロキノンに対して過敏症を起こしたことがある

ハイドロキノンに対してアレルギーなどの過敏症が出た経験のある方は使用できません。過敏症の症状としては、発疹や痒み、めまい、呼吸困難、顔や喉の腫れなどが挙げられます。

ハイドロキノンの働きと効果

効能・効果
老人性色素斑、肝斑、雀卵斑、摩擦黒皮症、炎症後色素沈着
(1) 老化や紫外線、ニキビ跡、肝斑でできるシミを薄くします。

一般名:ハイドロキノン(ヒドロキノン)

老人性色素斑などのシミ、肝斑の治療に使われる美白剤です。
シミの素となるメラニン色素を生成する細胞の働きを弱めます。色素沈着が気になる箇所にハイドロキノンを継続的に塗布することで、メラニンの生成が抑えられ、シミや肝斑の症状が解消されます。

1980年代に色素沈着を解消する美白効果が発見されて以来、ハイドロキノンを配合した数多くの医療用医薬品や市販のスキンケア化粧品が開発されました。皮膚科や美容外科などで使用されている医療用医薬品と市販のスキンケア化粧品とでハイドロキノンの配合率は明確に分けられ、得られる効果も大きな差があります。

医療用医薬品には2〜4%の濃度、美白クリームや美容液など市販の化粧品には2%に満たない濃度で配合されています。より高い効果が得られるのは、ハイドロキノンの配合率が大きい医療用医薬品です。

シミや肝斑の治療では多くの場合でハイドロキノンはトレチノインと併用されます。

シミや肝斑などの治療薬としてハイドロキノンが用いられる場合、多くのケースでトレチノインという成分が併用されます。トレチノインは、肌のターンオーバーを促進してメラニン色素の排出を促し、新しい肌の生成を早める効果がある成分です。

ハイドロキノンは、単剤でもシミや肝斑の治療において優れた美白効果を発揮しますが、トレチノインが古い角質を剥がすことで吸収力が上がって効き目が高まります。メラニンの生成を抑えるハイドロキノンの効果と、肌の新陳代謝を促進してメラニンを排出するトレチノインの併用により、さらに効率的にシミや肝斑の症状を改善できます。

ハイドロキノン2〜4%・トレチノイン0.025%という、治療上の有効性が認められている配合率で混合した外用の治療薬も数多く開発されています。ハイドロキノンとトレチノインが配合されている外用薬を活用すれば、軽度な薄いシミなら数週間程度で症状の改善を実感できます。数ヶ月にわたり長期的に使用を継続することで、茶色や黒色など比較的濃いシミでも徐々に目立たなくなっていきます。

ハイドロキノンがメラニンを生成する仕組みを妨げます。

ハイドロキノンの作用イメージ

チロシン → ドーパ → ドーパキノン → メラニンといった流れで、メラノサイト内にあるメラソームという器官でメラニンは合成されています。ハイドロキノンは、色素沈着の原因であるメラニンが生成される仕組みに作用して肌の美白を促します。皮膚から吸収されたハイドロキノンは、メラニンを生成する器官であるメラソームを分解します。メラソームが分解されるとメラニンを生成できなくなります。

ハイドロキノンは、チロシンとドーパを酸化させてメラニンへの変化を促すチロシナーゼという酸化酵素の働きも阻害します。チロシナーゼの働きを弱めるハイドロキノンの働きにより、チロシンやドーパの酸化が防がれてメラニンの供給量が減ります。

シミや肝斑の症状を改善するハイドロキノンの美白効果は、メラニンの生成に欠かせないチロシナーゼとメラソームの働きが同時に抑制されることで発揮されます。

肌の漂白剤とも呼ばれる強力な美白効果があり、シミ・肝斑を消す薬の有効成分として配合されています。

ハイドロキノンが配合されているシミ・肝斑を消す薬
ユークロマプラスクリーム(ヤッシュファーマラボラトリーズ)
メラケアForteクリーム(アジャンタファーマ)
コスメライトクリーム(コスメファーマラボラトリーズ)

ハイドロキノンの副作用

ハイドロキノンで多く確認されている副作用は、かゆみや刺激感など肌に起きる軽度な炎症です。治療で使われているハイドロキノン4%クリーム程度の濃度であれば、激しい刺激を感じることはほとんどありませんが、顔に使用する前に少量でパッチテストをしておくとより安心です。

ハイドロキノンを肌に塗布しているあいだは、メラニンの生成が抑えられているため、紫外線への防備が不十分となります。紫外線の負担が大きくなるため、ハイドロキノンの使用中は日焼け止めを塗るなどして、紫外線対策を行うことが推奨されています。

優れた美白効果を発揮するハイドロキノンですが、必要以上の期間にわたって同じ箇所に塗布し続けると、まれに肌の一部だけが白くなる(白斑)ことがあります。長期間使用する際にはご注意ください。

使用に注意が必要な人
<妊婦または授乳婦>
妊婦に対するハイドロキノンの安全性は確立していません。妊婦もしくは妊娠の可能性がある婦人に対しては、医師が治療上やむを得ないと判断した場合に限り投与されることがあります。母乳中に成分が移行する可能性もありますので、治療中の授乳は避けてください。またハイドロキノンを胸に塗布した場合には、薬液が赤ちゃんに触れないように気を付けなくてはなりません。
併用注意薬
特に設定されていませんが、現在ハイドロキノンの他に使用中の薬がある場合には医師に相談してください。
ハイドロキノンと関連する成分
トレチノイン
古い角質を剥がれやすくするピーリング効果と皮脂の分泌を抑える効果があり、シミ・肝斑の改善、アンチエイジングに役立ちます。
フランカルボン酸モメタゾン
炎症を鎮めるステロイド剤です。湿疹や蕁麻疹、赤み、かゆみなどの症状を改善します。
アゼライン酸
ニキビやシミなど肌に起きるトラブルを改善します。医療用の外用薬や、皮膚科などで扱われている薬用化粧品(美白クリーム)にも配合されている天然由来の成分です。
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