気が付くと濃くなっているデリケートゾーン(陰部)の黒ずみ。
パートナーから「経験豊富」と思われるのではないか?など、密かに悩んでいる女性も少なくありません。
デリケートゾーンが黒ずむ原因は、肌にシミができる仕組みと似ています。いずれも増え過ぎたメラニンが、皮膚に色素沈着を起こしている状態です。
この記事ではメラニンが過剰分泌されている原因に着目して、日常的にできる予防法・ケア方法を解説します。
また黒ずみを解消する方法として、医療用クリームやレーザーによる治療という選択肢もあります。
各治療法のメリットやデメリットを解説するとともに「【通販で買える】デリケートゾーンの黒ずみ改善におすすめの医療用クリーム3選」も紹介しています。
デリケートゾーンの黒ずみに悩んでいる方や治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
デリケートゾーンが黒ずむ原因は大きく分けて2つ
デリケートゾーンにおきる黒ずみの正体は、皮膚に色素沈着したメラニンです。
メラニンは肌にできるシミの原因としても知られています。
何らかの理由によってメラニンの生成量が増えると、肌に色素沈着が起こりやすくなります。
メラニンが増える主な原因として、以下の2つが挙げられます。
以下、それぞれ詳しく解説します。
摩擦などによる刺激
日常的に受ける様々な刺激は、メラニンの分泌を増やす原因のひとつです。
肌が物理的な刺激を受け続けると、刺激を受けた部分のメラノサイト(メラニンを生成する細胞)が活発になります。
メラノサイトが活発化した状態が慢性的に続くことで、メラニンの生成量が過剰になってしまうのです。
日常的にデリケートゾーンを刺激している可能性がある要因として、以下が挙げられます。
- 下着や洋服でおきる摩擦
- トイレットペーパーで汚れを強く拭き取る際の摩擦
- ゴシゴシと擦るような過剰な洗浄
- マッサージ器具などによる刺激
- ムダ毛の処理や脱毛の施術による肌ダメージ
- 長時間の同じ姿勢による圧迫
- 生理用品の蒸れやかぶれ
- かゆみやかぶれをひっかく時の刺激
上記に心当たりがある場合には、その要因を取り除くことで黒ずみが改善される可能性があります。
具体的な対策は「日常的に行える黒ずみの予防ケア方法6選」の項目で紹介しています。
女性ホルモンの影響
女性の成長に伴うホルモンバランスの変化は、デリケートゾーンの黒ずみに大きく影響します。
女性ホルモンのひとつである黄体ホルモンには、メラノサイトを活発化させる働きがあるためです。
子供の頃は誰でも黒ずみが少ないものですが、黄体ホルモンが急激に増え始める思春期を境に徐々に濃くなっていきます。
思春期以降も、妊娠・出産といったホルモンバランスに大きな影響が現れるタイミングで、黒ずみが大幅に進行してしまう場合があります。
これらの変化は女性の成長に伴う生理現象といえるものであり、誰でも少なからず経験します。
年齢を重ねるにつれて、昔と比べてデリケートゾーンが黒ずんでしまうのは、ある程度仕方がないものとして受け入れなくてはなりません。
日常的に行える黒ずみの予防ケア方法6選
デリケートゾーンに黒ずみがおきている原因が、日常的に受ける摩擦などの刺激にある場合、その要因を取り除くことで、予防・改善効果が見込めます。
日々の生活に潜んでいる刺激を無くすための具体的な対策として、以下の6つが挙げられます。
- ショーツのサイズや素材を見直す
- お風呂では優しく洗う
- お風呂上りに保湿する
- 肌に合った生理用品を選ぶ
- 長時間座る場合にはクッションを使用
- ビタミンCが豊富な食事を心がける
①ショーツのサイズや素材を見直す
まず初めに行うべきなのが、普段着けているショーツのサイズや素材の見直しです。
日々の生活で身に付けている下着や洋服の擦れは、デリケートゾーンを24時間刺激し続けます。
ショーツに関して、以下に当てはまることがないか確認してみてください。
- サイズが小さすぎる
- 縫い目がデリケートゾーンに当たる
- 生地が傷んでいる
- 素材に化学繊維が使われている
サイズが小さめのショーツは、股間を締め付けて強い摩擦を与えます。ショーツを履いたときにお肉がはみ出す場合や、ゴムの跡が強く残る場合には、サイズが小さい可能性があります。
またショーツのクロッチ部分にある縫い目や毛玉が、デリケートゾーンを刺激している可能性があります。
生地が傷んでいる場合や、履いた際にデリケートゾーンが刺激される感覚がある場合には、別のショーツに変えましょう。
またショーツにはポリエステルなどの化学繊維がよく使われます。肌に素材が合っていないように感じる場合には、コットンやシルクなどの天然素材に変えてみるのも良いでしょう。
シームレスショーツがおすすめ
ショーツ選びに迷った際におすすめなのが、シームレスショーツです。
縫い目がないうえ、締め付けも少ないため、デリケートゾーンに摩擦がかかりにくい利点があります。
生地が薄い商品が多く、ごわつきにくく、履きやすい点も魅力です。
②お風呂では優しく洗う
デリケートゾーンを洗う際には、顔を洗うときのように優しく触れるよう心がけましょう。
デリケートゾーンは皮膚が薄く、刺激に弱い部位です。強い力でゴシゴシと擦ってしまうと、皮膚に強い負担がかかります。
デリケートゾーンを洗う時は、石鹸をしっかりと泡立てて、撫でるように優しく洗いましょう。
ただし、泡が残ると肌への刺激になるため、すすぎはしっかりと丁寧に行ってください。
弱酸性のボディソープがおすすめ
デリケートゾーンの洗浄に使うボディソープは、皮膚に優しい弱酸性の商品を選ぶようにしましょう。
ボディソープには、弱酸性と弱アルカリ性の商品があります。弱アルカリ性は洗浄力が高い反面、やや刺激が強めになるので、肌への優しさを重視するなら弱酸性がおすすめです。
特にデリケートゾーンは、他の部位の皮膚と比べてpHが低い(酸性寄り)傾向があるため、弱アルカリ性のボディソープでは刺激が強すぎる可能性があります。
その他にも、成分表示にアミノ酸系の成分(グルタミン酸、アラニン、グリシン、タウリンなど)が表記されているものは、弱酸性です。商品の裏面などを確認してみましょう。
③お風呂上りに保湿する
デリケートゾーンの皮膚は、他の部位に比べて特に乾燥しやすいです。皮膚が乾燥するとバリア機能が低下して、刺激によるダメージを受けやすくなります。
乾燥を防ぐためにも、入浴後には必ず保湿ケアを行いましょう。
近年では、美白成分のトラネキサム酸や保湿成分のヒアルロン酸などを配合した「デリケートゾーン専用」のケアアイテムも販売されています。
配合されている成分は製品によって様々なので、自身の肌質に合うものを選ぶことが大切です。
デリケートゾーンの保湿は大陰唇までに留め、ケア用品が膣内に入らないようにしてください。
膣内には自浄作用があります。ケア用品を使うと、膣内環境が乱れてかえって炎症などの肌トラブルを招くおそれがあります。
④肌に合った生理用品を選ぶ
デリケートゾーンの黒ずみを予防するには、生理用品にも意識を向けましょう。
生理中はナプキンの中が蒸れやすく、かぶれや炎症がおこりやすいです。
使用しているナプキンやおりものシートをこまめに交換し、肌に付着した血液を拭き取って清潔な状態を維持することが大切です。
また、どうしてもナプキンやおりものシートを使うとかぶれやすい場合には、タンポンや経血カップを使うという選択肢もあります。
ナプキンならコットン100%の商品がおすすめ
生理用ナプキンには、ポリエチレンなどの化学繊維を使用した商品と、天然素材であるオーガニックコットンを使用した商品があります。
化学繊維を使用した商品には安価で買えるメリットがありますが、肌への優しさで選ぶならオーガニックコットンを使用した商品がおすすめです。
通気性が良く蒸れにくいため、肌への負担を減らしてくれます。
⑤長時間座る場合にはクッションを使用
長時間の座り姿勢は、デリケートゾーンの周辺を圧迫したり、下着や洋服が擦れて黒ずみの原因になります。
デリケートゾーン周辺の皮膚の圧迫を防ぐために柔らかいクッションを使用したり、1時間ごとに数分ほど立ち上がって体勢を整えましょう。
また通気性の悪い椅子に長時間座っていると、汗で蒸れてかぶれやすくなります。
蒸れやかぶれを回避するという意味でも1時間ごとに数分ほど立ち上がり体勢を整えましょう。
円座クッションがおすすめ
黒ずみ対策におすすめのクッションが、ドーナツのように中央に穴が空いている「円座クッション」です。
デリケートゾーンがクッションや椅子に触れないため、摩擦がかからないうえ、汗で蒸れる心配もありません。
⑥ビタミンCが豊富な食事を心がける
黒ずみの予防には、ビタミンCが豊富な食事を心がけるのも効果的です。
ビタミンCには、メラニンの生成を阻害する働きがあります。既に沈着しているメラニンを薄くする働きもあり、2通りの働きで黒ずみを解消します。
体内で生成されない栄養でもあるため、食事から積極的に摂取する必要があります。
ビタミンCを豊富に含んでいる食べ物としては、以下が挙げられます。
- ピーマン
- ブロッコリー
- パプリカ
- キャベツ
- キウイフルーツ
- イチゴ
- レモン
煮たり茹でたりすると、ビタミンCは煮汁に溶け出してしまいます。食物に火を通す場合には、スープや蒸し料理など、ビタミンCを損失しにくい調理法がおすすめです。
サプリからの摂取がおすすめ
ビタミンCは、体の中に留めておくことのできない水溶性ビタミンです。
一度に大量に摂取してもあまり意味がありません。1日3食に分けて、バランス良く摂取することが大切です。
ビタミンCをバランス良く摂取するうえで便利なのが、サプリメントです。食事からだけでは補えない栄養素を効率的に摂取できます。
当サイトでは、ビタミンCの摂取におすすめのサプリとして「アラマキ」を紹介しています。
天然成分で作られており、体に馴染みやすく、ビタミンCとともに抗酸化作用を有するポリフェノールも摂取できます。
美容皮膚科などで行われている黒ずみ治療
デリケートゾーンの黒ずみは、予防や美白ケアだけでは解決できない場合もあります。
セルフケアでは解決できない黒ずみには、病院で行われている黒ずみ治療を受けることがおすすめです。
病院で行われている黒ずみ治療としては、以下の5つの方法があげられます。
- 外用薬による治療(トレチノイン・ハイドロキノン)
- レーザー治療
- 大・小陰唇縮小手術
- イオン導入
- ケミカルピーリング
どの治療法にもメリット・デメリットがあります。自分の条件に合った治療法を選択しましょう。
外用薬による治療(トレチノイン・ハイドロキノン)
- メリット
- 自分で塗布できる
- レーザー治療や縮小手術に比べて安い
- 薬剤を通販で買うことも可能
- デメリット
- ピーリング効果による皮むけや腫れが起きる
- 小陰唇の黒ずみ治療には適さない
外用薬(塗り薬)を使った治療は、シミ治療などでも頻繁に選択されるメジャーな方法です。
主に「トレチノイン」および「ハイドロキノン」という、2種類の外用薬を併用した治療が行われます。
トレチノインにはターンオーバー促進作用、ハイドロキノンにはメラニンに対する漂白効果があります。
この2剤を併用することで、肌に沈着したメラニンを排泄しつつ、メラニンを漂白する相乗効果が得られるのです。
費用がレーザー治療など他の治療法と比べても安価であり、クリームの塗布を自身で行えることから、比較的手軽な治療法といえます。
ただし、ピーリング作用による炎症や皮むけなどの副作用が生じることも多いので、小陰唇など粘膜に近い部位には使用できません。
外用薬の購入は個人輸入もおすすめ
外用薬には「個人輸入」という入手方法もあります。個人輸入の代行サイトを利用して、自宅に居ながらトレチノインなどの医療用クリームを通販購入できます。
医療機関の受診が不要なので、デリケートゾーンを医師に診られることに抵抗のある方や時間のない方にもおすすめです。
トレチノインとハイドロキノンを同時配合した薬など、個人輸入でしか入手できない優れたアイテムもあります。
この記事では、個人輸入できる医薬品を「【通販で買える】デリケートゾーンの黒ずみ改善におすすめの医療用クリーム3選」として紹介しています。
レーザー治療
- メリット
- 1回ごと短時間の施術で黒ずみを解消できる
- レーザーの種類など症状に適した選択肢が多い
- デメリット
- 治療費が1回あたり3~10万円と高い
- 施術中に痛みを感じる場合がある
美容皮膚科のレーザー照射もメジャーな治療法のひとつです。
レーザー照射により、皮膚の中に留まっているメラニンを少しづつ壊していくことで黒ずみを解消します。
レーザーにも様々な種類があり、費用の相場や治療回数、痛みの強さなどがそれぞれ異なります。
デリケートゾーンの黒ずみ治療において、主流といえるのが「レーザートーニング」と「インティマレーザー」の2種類です。
デリケートゾーンの黒ずみ治療における主流なレーザー治療
種類 |
レーザートーニング |
インティマレーザー |
特徴 |
シミ治療にも使われる医療用レーザー |
女性器専用のレーザー |
痛み |
多少ある |
ほぼ無い |
1回当たりの費用 |
1.5~3万ほど |
8~10万ほど |
施術回数の目安 |
6~10回 |
3~5回 |
ダウンタイム |
なし |
3日ほど |
いずれもひと月に1度ほどの頻度で数回に分けて行い、1回の施術にかかる時間は10分程度です。
実際にかかる費用や治療回数は、クリニックによって大きく異なるため、実際に治療を受ける際にはよく確認しましょう。
大・小陰唇縮小手術
- メリット
- 短期間で目立つ黒ずみを無くせる
- サイズが整うので黒ずみの再発予防も期待できる
- デメリット
- 約15~30万円と費用負担が大きい
- 術後数日ほど痛みが続く
- 手術がうまくいかず望まない結果になる可能性がある
短期間で陰部の黒ずみを改善したい場合に有効なのが「大陰唇縮小手術」もしくは「小陰唇縮小手術」です。
大・小陰唇縮小手術は、大陰唇もしくは小陰唇の肥大している部分を切り取る治療法です。
黒ずみがおきているはみ出した皮膚を除去しつつ、左右のヒダの大きさや形を調整します。
大陰唇や小陰唇のサイズが施術前より小さくなるので、摩擦がおこりづらくなり、黒ずみの再発予防にもなります。
費用は施術する部位で変わり、1回約15〜30万円ほどかかります。
入院の必要は無く約30〜90分の手術で気になる黒ずみを除去できます。素早く黒ずみを解消したい方に適した治療法です。
ただ、身体にメスを入れるため、出血が起きるなど相応のリスクがあります。術後には約3〜10日ほど痛みを感じるダウンタイムが起きます。
ごく稀ではありますが、手術後に傷跡が残る、経過が悪く再手術をした例もあります。
デメリットも考慮した上で後悔のないように選びましょう。
イオン導入
- メリット
- レーザー治療や縮小手術に比べて安い
- 施術中の痛みがほとんどない
- デメリット
- 美白効果に確実性がない
- 美容成分が肌に合わずアレルギー反応が起きる事がある
- 電流を流せない事情がある方は受けられない
イオン導入は、電流を使用して美容成分を肌の奥深くまで浸透させる治療法です。
デリケートゾーンの肌に美容成分を塗り、その上から専用の機器で肌に微弱な電流を流します。
電流を流すことで、肌のバリア機能(異物や不純物の侵入を防ぐ働き)が一時的に解除されて、塗るだけでは浸透しない肌の奥深くまで美容成分が届きます。
イオン導入に使われる美容成分は、施術を受ける美容皮膚科やクリニックによって異なりますが、美白効果を期待できるビタミンCやトラネキサム酸、プラセンタなどが使用されます。
1回あたりの費用は約6,000〜15,000円ほどであり、比較的安い施術といえます。
施術の頻度は、2〜3週間に1度、約5〜10回ほどです。
安全性の高い治療法ですが、稀に使用した美容成分が肌に合わずアレルギー反応が起きることがあります。
ケミカルピーリング
- メリット
- レーザー治療や縮小手術に比べて安い
- デメリット
- ピーリング効果による皮むけや腫れが起きる
- 小陰唇に使用できない
ケミカルピーリングは、古い角質を剥がして、新しい皮膚への生まれかわりを促進する治療法です。
患部に酸性の薬剤を塗布すると、メラニンが溜まっている古い角質が垢のようにポロポロと剥がれていきます。
肌の黒ずみだけでなく、毛穴やくすみなどの肌トラブルを解消し、ハリとツヤのある肌を実現します。
1回あたりの治療費は、約5,000〜8,000円ほどであり、こちらも比較的安価で行える治療法といえます。
頻度は、2〜3週間に1度、約3〜5回ほどです。
肌の角質が剥がれるため、赤みや熱感など軽度の症状が起きる可能性があります。肌質の弱い方は、施術を受ける前に医師と相談しましょう。
また、ケミカルピーリングを行える場所は、大陰唇までです。小陰唇の黒ずみ解消を希望する場合には、別の治療法との併用が必要です。
デリケートゾーンの黒ずみに関するQ&A
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- 陰部が黒ずむのは普通のこと?
- 陰部の黒ずみは女性であれば普通の変化です。体内で生成される女性ホルモンにはメラニンを増やす働きがあります。妊娠すると乳首が黒くなることから女性ホルモンによるメラニンの増加を実感できます。妊娠時や月経は、女性ホルモンの分泌が活発になります。女性ホルモンの分泌が定期的に活発化するので身体が自然と黒ずみます。ある程度は受け入れる必要があります。
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- Vラインに黒ずみがおきるのはなぜ?
- 下着の擦れによる慢性的な刺激が原因です。黒ずみを引き起こすメラニンは、外部からの刺激を受けることでも増えます。下着を身に着けると擦れや生地などから刺激を受け続けます。また、下着の刺激に加えて女性ホルモンの働きもあります。女性ホルモンが増えるとメラニンの生成が活発化します。2つの理由でメラニンが増えるVラインは黒ずみやすい場所です。
-
- VIOの正常な色は?
- 日本人女性であればVIOの平均的な色は赤黒いと言われています。VIOの色は、生まれ持ったメラニンの保有量に左右されます。メラニンが多いと濃くなり少ないと薄くなります。アジア系の人は白人系の人に比べてメラニンが多いです。日本人女性の色は赤黒くなります。保有量には個人差があります。同じ日本人でも色には差が生まれます。
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- デリケートゾーンの黒ずみは生まれつき?
- 生まれつきではありません。赤ちゃんや思春期前の子供にデリケートゾーンの黒ずみはありません。黒ずみは、日々の生活で受けた刺激やホルモンバランスの変化によって後天的に濃くなっていきます。ただし、その色の濃さには遺伝的要素が深く関わっています。一般的に肌の色が濃い人では、デリケートゾーンの色も濃くなりやすい傾向があります。
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- おしりの周りが黒いのはなぜ?
- メラニンの色素沈着によるものです。黒ずみは多量に作られたメラニンが排出しきれず肌に残ると起きます。おしりの周辺を含む外性器は女性ホルモンの働きでメラニンが増えやすく黒ずみが起きやすい場所です。下着や洋服の擦れ、座り姿勢などの圧迫による刺激もメラニンを増やす一因になります。ターンオーバーが乱れやすくメラニンが残りやすい点もあげられます。
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- VIOはどうやって剃るのが良い?
- 肌を傷つけないように毛並みに沿って剃りましょう。まずハサミなどでいったん短く整えます。その後にカミソリや電気シェーバーでムダ毛を剃ります。体毛は温めると柔らかくなります。入浴後やホットタオルを使うなどしてから剃ると無駄な刺激を減らせます。剃る際には刺激の少ないシェービングジェルを使いましょう。また、剃り終わった後には必ず保湿しましょう。
【通販で買える】デリケートゾーンの黒ずみ改善におすすめの医療用クリーム3選
デリケートゾーンの黒ずみ改善に有効な医療用クリームは、通販で購入することもできます。
通販で人気が高いのは、トレチノインとハイドロキノンを同時配合したクリームです。
トレチノインのピーリング作用と、ハイドロキノンの漂白作用を同時に得ることができます。
ここではデリケートゾーンの黒ずみ改善におすすめなトレチ&ハイドロ同時配合の薬を3点紹介します。
メラケアフォルテクリーム
メラケアフォルテクリームは、トレチノイン・ハイドロキノン複合クリームの中でも抜群の人気を誇る商品です。
昨年にバストトップの黒ずみケアアイテムとしてSNSで注目され、多くの女性からの支持を集めました。
他の2剤と比べてハイドロキノンの濃度が高めに設定されているため、メラニン漂白作用がやや強力に得られます。
メラケアフォルテクリームの良い口コミ
メラケアフォルテクリームの悪い口コミ
ユークロマプラスクリーム
ユークロマプラスクリームの特徴は、1番人気のメラケアフォルテクリームと比べて、ハイドロキノンの濃度がやや低めに設定されている点です。
漂白効果がマイルドなぶん、肌への刺激性も抑えられています。
他の2剤と比べて1本あたりの内容量が少ないこともあり、値段も抑えられています。
優しい効き目かつ安く買えるユークロマプラスクリームは、トレチ&ハイドロ複合クリームの入門用としてピッタリです。
ユークロマプラスクリームの良い口コミ
ユークロマプラスクリームの悪い口コミ
コスメライトクリーム
コスメライトクリームも、上記したユークロマプラスクリームと同様、ハイドロキノンの濃度がやや低めに設定されている商品です。
なるべくマイルドな効き目で、トレチ&ハイドロ複合クリームを使ってみたい方におすすめです。
ユークロマプラスクリームと比べて内容量が多いため、1gあたりに換算した場合の値段で比べると、コスメライトクリームの方がお得です。
メラケアフォルテクリームよりもマイルドな効き目で、長く使いたい方におすすめです。
コスメライトクリームの良い口コミ
コスメライトクリームの悪い口コミ
黒ずみのケアは自分に合った方法を続けていくことが大切
デリケートゾーンの黒ずみは、女性なら誰にでもおこり得る生理現象のひとつです。加齢による色の変化は、ある程度受け入れなくてはなりません。
身体の成長に伴うホルモンバランスの変化によってメラニンの生成量が増えた結果、陰部や肛門の周辺といったデリケートな部位に黒ずみが生じてしまうのです。
ただし、摩擦などによる肌への刺激で黒ずみが悪化している場合には、普段履いているショーツやお風呂での洗い方の見直しといった対策を講じることで改善が見込めます。
確実に黒ずみを解消したい場合には、美容クリニックなどで外用薬治療やレーザー治療を受ける選択肢もあります。
また外用薬に関しては、通販(個人輸入)という形で購入することも可能です。
この記事では、通販で買える医療用クリームを「デリケートゾーンの黒ずみ改善におすすめの医療用クリーム3選」として紹介しました。
美容クリニックなどで処方されているトレチノイン・ハイドロキノンを通販で購入すれば、自宅に居ながら手軽に外用薬治療を行えます。
デリケートゾーンの黒ずみ改善においては、自分に合ったケアや治療法を選んで継続することが大切です。
トレチ&ハイドロの配合薬をまとめて紹介
トレチノイン・ハイドロキノン配合の通販商品一覧
ピーリング作用のあるトレチノインと、漂白作用のあるハイドロキノンを同時に配合した薬など、シミ・黒ずみの改善を目的としたユーザーに高い人気を誇る通販商品を紹介。