タダラフィルが配合されている通販商品

タダラフィルの禁忌事項

下記に該当する方はタダラフィルを使用しないでください。

• タダラフィルに対して過敏症をおこしたことがある
• 心血管系の持病により医師から性行為を止められている
• 不安定狭心症または性交中に狭心症を発現したことがある
• 不整脈・低血圧症・高血圧症がある
• 心筋梗塞の病歴が3ヶ月以内にある
• 脳梗塞・脳出血の病歴が6ヶ月以内にある
• 重度の肝障害がある
• 網膜色素変性症

以前にタダラフィルを使用してアレルギーやアナフィラキシーなどの過敏症が出た方は使用できません。タダラフィルを服用後に発疹や蕁麻疹、顔面のむくみなどの症状が出た場合には過敏症が疑われます。

性行為は心臓に負担をかけます。心血管系の持病があって性行為を医師から止められている方はタダラフィルを使用できません。不安定狭心症の患者や性交中に狭心症を発現したことがある方も同様です。
血流に働きかけるタダラフィルは、性交時の心拍数や血圧の上昇を助長する可能性があります。高血圧や低血圧、不整脈などの持病を抱えている方はタダラフィルをお使いになれません。脳梗塞や脳出血、心筋梗塞が発症してから十分な期間が空いていない方も禁忌です。これらの疾患は再発防止に血圧コントロールが重要ですのでタダラフィルを使用しないでください。

重度の肝障害を抱えている方では、タダラフィルを服用した際の安全性が確立されていません。タダラフィルは、肝臓で代謝を受けて糞尿から排泄されます。肝臓の代謝機能の著しい低下が予想される方では、タダラフィルの排泄が滞って血中濃度が高くなり過ぎてしまう可能性があります。
網膜色素変性症に対しては、タダラフィルが作用を及ぼす可能性が示唆されていることから、使用が禁忌とされています。

タダラフィルは下記の薬と併用できません。

• 硝酸薬（ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビドなど）
• sGC刺激剤（リオシグアト）

狭心症や心不全に使われるニトログリセリンなどの硝酸薬（あるいは一酸化窒素供与剤）とは併用できません。硝酸薬の降圧作用が増強されて、急激な血圧の低下が生じるおそれがあります。
肺高血圧症の治療剤であるsGC刺激剤と飲み合わせた場合にも、低血圧のリスクを伴うことからタダラフィルとの併用は禁忌とされています。

タダラフィルの働きと効果

効能・効果

勃起不全

(1) 満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持ができない男性に有効です。

一般名：タダラフィル

勃起不全（ED）の治療に使われる勃起不全治療剤です。
陰茎周辺の血管を拡張させて勃起に欠かせない海綿体への血流を促進します。勃起不全の症状である硬さ不足やすぐに萎えてしまう中折れなどを改善します。

勃起不全（ぼっきふぜん）とは？ 勃起不全とは、十分な勃起の硬さが得られない、または硬さを維持できないことによって、性交で満足な結果が得られなくなる疾患です。勃起障害とも言います。 勃起不全（ED）がよくわかる疾患ガイドページ

勃起をサポートするタダラフィルの効果は服用してから36時間にわたって持続します。
他のED治療薬に比べて30時間ほど効果が長く持続する特性があります。食前あるいは食後のいずれに服用しても効果にほとんど差異がありません。そのため、かなり早めに飲んでいても効き目がきれてしまう心配がなく性交に臨めます。タイミングを気にせずに服用できる実用性の高さがタダラフィルの魅力です。3大ED薬と呼ばれるバイアグラ、レビトラ、シアリスのなかで最も新しい薬となります。新参者ながらもシアリスは、今や世界一のシェアを誇る人気となりました。そのシアリスの有効成分がタダラフィルです。効果が長く続く特性や服用のタイミングを気にしなくても良い利便性が支持されています。

服用から1時間ほどすると、タダラフィルが効き始めます。血液中に取り込まれた薬剤の割合（血中濃度）が高くなるほど効果が実感できるようになります。タダラフィルは服用から3時間後に効き目がピークを迎えます。

タダラフィルは収縮した血管を広げて勃起を助けます。

タダラフィルは、ホスホジエステラーゼ5（PDE5）という酵素の働きを抑えます。PDE5は陰茎の血管内で生産され、陰茎動脈や海綿体といった勃起に関わる血管を収縮させます。PDE5の作用として、血管を拡張させる環状グアノシン一リン酸（cGMP）という物質を分解します。タダラフィルの働きによりcGMPを分解が阻害されることで、勃起の硬さや持続力が向上します。
射精後や性的な刺激がない状態では通常どおり勃起はおさまります。タダラフィルの効果が持続している時間内に性的興奮や刺激を受けると、何度でも勃起をしやすくなります。

男性は脳が性的な興奮や刺激を受けることで陰茎が勃起します。性的刺激が信号として脳から陰茎に伝わり、陰茎周辺の血管内でcGMPが大量に生産され始めて、結果として勃起をします。射精などで性的な興奮が鎮まると、勃起を収めるためのPDE5が大量に生産されます。PDE5によってcGMPが分解されて減少し、広がっていた血管が縮んで陰茎は萎えます。

タダラフィルは勃起を収束させる酵素（PDE5）の働きを抑えて勃起を持続させやすくします。PDE5阻害薬に分類される勃起不全治療剤です。このようにPDE5の働きを阻害するPDE5阻害薬には、タダラフィルのほかにも2剤あります。バイアグラの有効成分シルデナフィルや、レビトラの有効成分バルデナフィルも同じPDE5阻害薬です。

タダラフィルの臨床成績ではおよそ70％が性交を無事に行えました。

日本で行われた臨床試験*で、タダラフィルの効果が検証されました。試験は勃起不全を発症して3ヶ月以上が経過している成人男性を対象として実施されました。タダラフィルの配合量が異なる5mg・10mg・20mgの錠剤と、薬効がないプラセボ錠（偽薬）の比較試験が行われました。
事前の調査では、対象者のうち射精するまで性交を行える割合は20％程度でした。比較試験の結果、タダラフィルはプラセボに比べ、性交を無事に終えた被験者の割合が多くなりました。

タダラフィルのグループでは対象者の70％において、無事に射精するまで性交が行えました。一方で、プラセボでは30％ほどが性交を行えたという結果にとどまりました。タダラフィルにおいてED症状の大幅な改善効果が確認されました。

配合量ごとの改善率は5mg錠51.4％、10mg錠64.6％、20mg錠68.4％でした。タダラフィル20mg錠において、最も効果があることがわかりました。

タダラフィルは、シアリスを先発薬としたED治療・勃起の薬の有効成分です。タダシップなど、シアリスのジェネリックが多数商品化されています。タダラフィル製剤のほとんどがシアリスと同様に錠剤です。他にも舌の上で溶かして飲めるフィルム剤として、タスティリアという商品があります。

タダラフィルが配合されているED治療薬

先発薬：シアリス（イーライリリー）

後発薬：タダシップ（シプラ）

後発薬：メガリス（マクレオーズファーマ）

後発薬：タダリスSX（アジャンタファーマ）

後発薬：フォーゼスト（ランバクシー）

後発薬：タドラ（ジャーマンレメディーズ）

後発薬：ビダリスタ（センチュリオンラボラトリーズ）

後発薬：ビダリスタチュアブル（センチュリオンラボラトリーズ）

後発薬：Vタダ（ビプロライフサイエンス）

後発薬：ジマリス（ジマーファーマ）

後発薬：タスティリア（ヒーリングファーマ）

早漏を改善する薬には、早漏防止成分ダポキセチンとタダラフィルが同時配合されている合剤もあります。

タダラフィルが配合されている早漏を改善する薬

タダポックス（フォーチュンヘルスケア）

スーパータダライズ（サンライズレメディーズ）

スーパービダリスタ（センチュリオンラボラトリーズ）

スーパータダリスSX（アジャンタファーマ）

女性用シアリスと呼ばれる不感症の治療薬にもタダラフィルが配合されています。

タダラフィルが配合されている不感症の治療薬

フィメルフィル（RSMエンタープライズ）

※出典：リンク先、販売名：シアリス錠5mg／シアリス錠10mg／シアリス錠20mgのインタビューフォームを参照

タダラフィルの副作用

副作用
紅潮、消化不良、背部痛、筋痛、四肢痛、頭痛、心筋梗塞、回転性めまい、食道炎、脳梗塞、感覚鈍麻、片頭痛、持続性勃起症、鼻出血、咽頭炎、そう痒症などが生じることがあります。
重大な副作用
過敏症（発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、スティーブンス・ジョンソン症候群）。

以下はシアリス錠のインタビューフォーム*に記載されていた副作用の発現率です。

タダラフィルの代表的な副作用は、頭痛、ほてり、紅潮（あから顔）、下痢（消化不良）などです。いずれの副作用も、タダラフィルが血管を広げる効果に伴う軽い症状です。最も多く確認されているタダラフィルの副作用は頭痛です。タダラフィルの効果によってこめかみ付近の動脈が広がり、頭の中で最も大きな三叉神経という神経を圧迫することが起因しています。

頭痛以外にも、ほてり、紅潮、下痢といった副作用が報告されています。ほてりとは、全身の血流が促進されることでおこる体温の上昇です。紅潮は、顔面の血色が良くなることで発症します。下痢は、胃や腸といった消化管の働きが活発になることで起こります。

タダラフィルの副作用は、血液中に取り込まれた薬剤の濃度が必要以上に高くなることで発症します。血液中におけるタダラフィルの濃度が薄まるにつれて大半の副作用は軽快します。

使用に注意が必要な人

＜陰茎に構造上の欠陥がある＞
陰茎が折れ曲がっていたり、勃起時に痛みを伴うぺロニー病などの持病があると、性交に支障をきたします。

＜鎌状赤血球性貧血や多発性骨髄腫、白血病の患者＞
上記疾患は持続勃起症の発症リスクを高めます。持続勃起症とは、性欲とは無関係に4～6時間の勃起が持続する状態を指します。

＜他のED治療薬を服用中の患者＞
他のED治療薬を併用した場合の安全性は確立していません。動脈性肺高血圧症に使われる薬も同じPDE5阻害薬であるため、併用には注意が必要です。

＜出血性疾患もしくは消化性潰瘍のある患者＞
上記疾患に該当する場合、タダラフィルを使用した場合の安全が確立されていません。出血性疾患もしくは消化性潰瘍のある患者に対して本剤が血小板の機能に異常をきたすことが確認されています。

＜65歳以上の高齢者＞
高齢者では腎臓が弱くなりやすい傾向があります。腎臓の機能が低下すると、薬の代謝や排泄が十分に行われなくなって血中濃度が上がります。通常用量では薬効が強く出過ぎるおそれがあります。様子を見ながら低用量の投与から始めなくてはなりません。

併用注意薬

＜CYP3A4阻害剤＞
ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テラプレビルなど。
抗真菌薬や抗生物質、抗ウイルス薬が含まれます。タダラフィルの代謝に関わっている酵素を阻害します。本剤の血中濃度が通常より高くなるため、薬効が過度に強く出てしまう可能性があります。同じ理由からグレープフルーツジュースの併用にも注意が必要です。

＜HIVプロテアーゼ阻害剤＞
リトナビル、インジナビル、サキナビル、ダルナビルなど。
HIV感染症に使われます。タダラフィルの代謝に関わっている酵素を阻害して、本剤の血中濃度を通常よりも高くします。リトナビルとの併用では、体内の薬物吸収量の指標であるAUCの値を128％増加させたとの報告があります。

＜CYP3A4誘導剤＞
リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタールなど。
結核に使われる抗生物質やてんかんの薬が含まれます。タダラフィルの効き目を弱めるおそれがあります。タダラフィルの代謝に関わっている酵素を増加させるため、本剤の血中濃度が低下します。

＜降圧剤＞
アムロジピン、メトプロロール、エナラプリル、カンデサルタンなど。
高血圧の治療に使われます。降圧作用が強くなり過ぎるおそれがあります。タダラフィルは血管拡張作用に伴う降圧作用があります。降圧剤との併用で相乗的に作用が増強する可能性があります。

＜α遮断剤＞
ドキサゾシン、テラゾシンなど。
降圧剤の一種です。α遮断剤との併用では失神などの重大な有害事象が報告されています。

＜カルペリチド＞
急性心不全に使われる薬です。降圧作用が強くなり過ぎるおそれがあります。タダラフィルと同様の血管拡張作用があることから、効き目が過度に増強されます。

タダラフィルと関連する成分

シルデナフィル
陰茎の血管を収縮させる酵素に作用して、勃起をしやすくします。最も古くから勃起不全の治療に用いられています。他の類似成分に比べて豊富な実績があります。

バルデナフィル
PDE5阻害剤と呼ばれており、勃起を萎えさせる酵素の働きを阻害します。陰茎の血流を促進して勃起不全を解消する働きをします。類似薬と比べて、即効性に優れている特性があります。

アバナフィル
陰茎周辺の血流を増加させることで、勃起不全を改善します。基本的に従来の勃起不全治療薬と似た働きをしますが、比較的新しいED治療薬に使われています。

ウデナフィル
性交時における陰茎周辺の血行不良を解消します。従来の勃起不全治療の薬と同じ働きをするPDE5阻害剤です。新しいED薬に使用されており、商品数はまだ多くありません。

タダラフィルと関連する商品カテゴリー

ED治療・勃起の薬
バイアグラ、レビトラ、シアリスなど、EDの症状を治療する勃起の薬を通販でお求めになれます。一般的に使われている勃起不全治療剤に加えて格安なジェネリックも豊富に取り扱っています。

早漏を改善する薬
服用するだけで射精までの持続時間が延びるプリリジー、ポゼットなどの内服薬を扱っています。他にも陰茎に塗布して感度を抑える外用薬が豊富にあります。ジェネリックも含め、早漏を改善する通販医薬品を取り揃えています。

不感症の治療薬
女性用バイアグラと呼ばれるラブグラをはじめ、性交痛を緩和する膣潤滑ゼリーなどがあります。性行為で濡れない・イケない・感じないといった女性の悩みを解消する不感症の治療薬を取り扱っています。