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アレグラの飲み方「1回何錠?何時間あける?アルコールとの飲み合わせ」について

アレグラは1日2回、朝と夕に、成人で60mgを水またはぬるま湯で服用します。30mg錠は2錠、120mgは半錠、180mgは1/3錠で調整されます。飲み過ぎても効果は上がらないので、効果に不足を感じる場合は他の薬への切り替えが推奨されます。

アレグラの飲み方(用法・用量)

アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、皮膚疾患に対しては、下記の用量となります。1回60mgを1日2回、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。

用量・用法
1回の用量 30mg錠の場合 … 2錠
120mg錠の場合 … 1/2錠
180mg錠の場合 … 1/3錠
(フェキソフェナジンとして60mg)
1日の服用回数 2回(朝・夕)

アレグラは1回60mg

成人の場合、含有している有効成分フェキソフェナジンとして60mgが服用1回あたりの基本用量となります。アレグラの用量は、症状の程度によっては適宜調節して使用することもあります。

30mg錠は1回2錠服用する

アレグラ30mg錠の場合は、1回につき2錠を同時に飲んでください。アレグラは1日2回服用しますので、合計で1日4錠飲むことになります。

120mg錠・180mg錠は分割して使用

アレグラ120mg錠は1/2、180mg錠は1/3に分割して服用してください。ピルカッターを用いることで簡単に錠剤を半分に割ることが可能です。

飲む量を増やしても効き目は変わらない

アレグラの服用量を120mgに増やしても、効果の増強は期待できません。承認時に行われた比較試験では、60mgと120mgとで有効率に差はほとんどありませんでした。

アレグラの効果に不足を感じている場合には、より強力な効果が期待できる抗ヒスタミン薬への切り替えを検討することをおすすめします。

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1日の服用回数は朝・夕の2回

アレグラは、1日2回に分けて服用することで、24時間に渡って効果を発揮します。服用間隔を均等に保ち、なるべく空腹時に飲むことが理想です。次の服用までには、最低でも6〜8時間ほど間隔をあけてください。

最適な服用のタイミングは空腹時

空腹時は、アレグラの有効成分が効率よく吸収されます。国内・海外の臨床試験データで、空腹時と食後(高脂肪食)に分けて、アレグラの成分吸収の試験が行われました。その結果、食後に飲んだ被験者は、食前に飲んだ被験者よりも、血液中の成分濃度が14%〜15%ほど下がりました。アレグラを服用するときは、食後よりも空腹時の方が理想的です。

寝る前に服用すればぐっすり眠れる

アレグラなどの抗ヒスタミン薬は、ときに寝る前の服用を推奨することがあります。花粉症などのアレルギー性鼻炎は、鼻水や鼻づまりでよく眠れない場合があります。アレグラを寝る前に飲むことで寝苦しさが解消され、ぐっすりと眠れるようになります。

抗ヒスタミン薬には、程度の差はありますが、眠気の副作用が現れることがあります。副作用の影響を受けないようにするという面でも、アレグラは寝る前に飲むと良いでしょう。

1日1回で長く効く薬

抗ヒスタミン薬の中には、1回の服用で1日中効果が持続するタイプもあります。代表的な薬として以下が挙げられます。

  • ルパフィン
  • ビラノア
  • デザレックス
  • ザイザル

中でも最も持続性に優れているのはルパフィンです。半減期(血中の成分濃度が半減するまでの時間)で比べると、アレグラが9時間程度であるのに対して、ルパフィンは20時間を超えます。

ルパフィンについて詳しく見てみる

花粉症をブロック!飲み始めるタイミング

アレグラは飲み始めるタイミングが早いほど効果的です。症状が出る前に飲み始めることで、発症を予防できます。出始めでも症状の悪化を防げます。花粉のシーズンでは、長期的に服用することでつらい花粉症を回避できます。

飲み始めは早めが肝心

アレグラは、できるだけ早めのタイミングで飲み始めてください。花粉症の対策であれば、花粉飛散予測日や花粉が多くなるシーズンの2週間ほど前から飲み始めることがベストです。

飲み始めるタイミングが遅くなっても気にせず服用できます。症状が現れてから飲んだ場合でも効果は得られます。

ただし、症状が激しい場合には改善しない場合もあります。そういった場合には、より強力な効果が期待できる病院の処方薬に切り替えるのがおすすめです。

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長期的な服用が可能

アレグラは、花粉症の治療や予防などで長期的に飲み続ける場合もあります。副作用が少ないアレグラは、抗ヒスタミン薬の中でも長期服用に適しています。ただし、1週間服用しても効果が得られない場合には服用を止めて、医師や薬剤師に相談してください。
長期服用をする際には、念のため定期的に肝機能検査を受けておくと安心です。

食生活などから花粉症を予防

花粉症の予防には、免疫力を高める体質改善を行うことも重要です。免疫機能を健全に保つことで、過剰なアレルギー反応を抑えることができます。体質改善に必要な栄養や食事などを紹介しています。

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アレグラを服用する上での注意事項

アレグラの注意事項
<使用禁忌>
下記に該当する方は使用しないでください。
フェキソフェナジンに過敏症がある
<使用注意>
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
妊婦または妊娠している可能性がある、授乳中(服用期間中は授乳を避けること)、高齢者(65歳以上)、相互作用を招く可能性のある薬を服用中(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤などの制酸剤、エリスロマイシン)
<併用禁忌薬>
特にありません。

妊娠中の場合は医療機関を受診し、アレグラを服用してもよいかどうかを医師に判断してもらいましょう。服用による体への影響を踏まえた上で治療を優先させるべき、と判断された場合にのみ服用します。授乳中はアレグラを服用しないでください。もし服用する場合には、服用期間中の授乳を控えましょう。

飲み合わせが悪い薬としては、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤などの制酸剤やマクロライド系抗生物質のエリスロマイシンが挙げられます。また、他のアレルギー用薬や抗ヒスタミン薬との飲み合わせにも注意が必要です。併用する際は医師の判断を仰いでください。

アレグラと風邪薬、アルコールや食品との飲み合わせ

アレグラは、比較的幅広い医薬品と飲み合わせることができます。例えば、有効成分に抗ヒスタミン薬をを含んでいない風邪薬であれば併用しても問題ありません。

飲み合わせに注意が必要なのはお酒やコーヒー、グレープフルーツジュースなどです。これらは併用することで思わぬ副作用が出るおそれがあります。アレグラと一緒に飲むのは避けてください。

アレグラと併用できる風邪薬・できない風邪薬

アレグラは、同じ抗ヒスタミン剤を含有する風邪薬(総合感冒薬)とは併用できません。同じ様な作用をあらわす成分が重複することで、眠気などの副作用が増強されるおそれがあるからです。

ドラッグストアなどで「総合感冒薬」として販売されている風邪薬は、多種多様な製品があります。のどの痛みや発熱、鼻水、咳などに有効な成分が、数種類配合されています。なかでも鼻炎などに有効な成分は、抗ヒスタミン薬(抗ヒスタミン成分)であることが多いのです。抗ヒスタミン薬が重複してしまう可能性がありますので、有効成分に含まれているかどうかチェックしましょう。

抗ヒスタミン成分を含む薬の例
  • パブロンゴールドA
  • ルルアタックEX
  • エスタックイブファインEX など
抗ヒスタミン成分を含まない薬の例
  • 葛根湯(漢方)
  • バファリン
  • イブ
  • ナロンエース など

抗ヒスタミン薬を含まない解熱鎮痛剤や頭痛薬であれば、アレグラと併用できます。また、アラミストやナゾネックス、インタールなどのステロイド系点鼻薬とアレグラの併用も可能です。市販の点鼻薬のなかには、クロルフェニラミンマレイン酸塩など抗ヒスタミン成分を含むものもあります。内服薬・点鼻薬とも、抗ヒスタミン薬は注意が必要となりますので、事前に医師や薬剤師に相談しましょう。

アレグラとアルコールなど、食品との飲み合わせ

アレグラはアルコールの影響が少ない抗ヒスタミン薬です。

アレグラのような抗ヒスタミン薬は、発売された時期で第一世代、第二世代に分けられます。初期の第一世代の抗ヒスタミン薬は、眠気が増したり副作用が強く出ます。このため、アルコールとの飲み合わせも悪いとされていました。アレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩)は第二世代に区分される成分です。第一世代の抗ヒスタミン薬に比べ副作用が大幅に改善されています。アレグラとアルコールの併用試験も行われ、薬への影響が測定されました。アレグラは第一世代の抗ヒスタミン薬よりもアルコールの影響を受けないという結果が出ました。

ただし、一般的に医薬品とアルコールとの相性は良くありません。アレグラと同じ有効成分が配合されている市販薬「アレグラFX」には、飲酒を避ける注意書きもあります。アレグラの服用前後で飲酒したり、アルコールでアレグラを飲むような方法は避けましょう。

アレグラとグレープフルーツジュースやオレンジジュース、りんごジュースとの併用は避けましょう。アレグラの効果が半減します。果物ジュース由来の成分が、小腸でアレグラの吸収を邪魔してしまうからです。副作用が強く出るようなことはないものの、せっかく飲んだ薬の効き目が弱まってしまいます。

アレグラとコーヒーの飲み合わせが悪いという報告はありませんが、水以外の飲み物で服用しないようにしましょう。アレグラは眠気を起こしにくいので、眠気覚ましにコーヒーを飲む必要はありません。

誤って薬を多く飲んでしまった場合

1回に飲めるアレグラの用量は60mgまでです。誤って多く飲んでしまった場合には、かかりつけの医師や薬剤師に相談すると安心です。日本で処方もしくは市販されているアレグラは、1錠60mgです。2錠以上を1度に飲むのはNGです。

多く飲んでしまった場合、次回分は飲まずに1回飛ばしましょう。海外では、1度に120mgもしくは180mgを1日1回のみ服用する飲み方も承認されています。

つまり、1度に120mg以上を飲んでしまったとしても、24時間の服用間隔を空ければ、海外で使用されている服用量の範囲内に留まるということです。

※ただし、あくまで海外の用量なので安心というわけではありません。

アレグラの飲み方まとめ

アレグラの正しい服用方法は、アレルギー症状の治療において非常に重要です。

成人の場合、1回にフェキソフェナジンとして60mgを、朝と夜の2回服用することが基本です。用量を調整するため、30mg錠は2錠、120mg錠は半分、180mg錠は1/3に分割して服用します。効果を高めようとしても、服用量を増やしても効果は向上しません。もしアレグラの効果に不足を感じた場合、より効果的な別の抗ヒスタミン薬への切り替えを検討することが推奨されます。

服用は空腹時が理想的であり、寝る前に服用することで、より良い睡眠をサポートします。花粉症の予防としても有効で、シーズン前からの服用開始が効果的です。

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