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ニキビ治療におすすめの低用量ピルを紹介!効果や種類など徹底解説

公開日
2024年02月16日
更新日

ニキビは、あらゆる肌トラブルの中でも特に厄介で繰り返しやすい症状です。丁寧なスキンケアを心がけていても、突然現れることがあります。

ニキビができると、鏡を見る度に気分が沈み、メイクの楽しさも半減してしまいますよね。

繰り返すニキビに悩んではいるものの、的確な対処法が分からずに困っているという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ニキビ治療に有効な低用量ピルに焦点を当て、そのメカニズムや種類を詳しく解説します。

記事の中盤では「通販で買えるニキビ治療におすすめの低用量ピル5選」を紹介します。

それぞれの低用量ピルの特徴やメリットについての理解を深め、購入の際の参考にしてみてください。

低用量ピルを上手に使い、ニキビの悩みを解消しましょう。

低用量ピルはニキビの原因となる男性ホルモンを抑制する

低用量ピルには、ニキビの原因となる男性ホルモンを抑制する効果があります。

ニキビの原因の一つに、アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンの影響が挙げられます。

このアンドロゲンは皮脂を構成するトリグリセリドの分泌を促します。結果、アンドロゲンの増加は皮脂の過剰な分泌へと繋がります。

過剰に分泌された皮脂が毛穴を塞ぎ、炎症が起こることでニキビが発生してしまうのです。

この問題を解決するために役立つのが低用量ピルです。

低用量ピルには、卵胞ホルモンであるエストロゲンが配合されています。

エストロゲンは、アンドロゲンの産出を抑える抗アンドロゲン作用を持っています。

この作用によって、アンドロゲンが減少するに伴い、皮脂の分泌も抑制されます。

皮脂が過剰分泌されなくなることで、毛穴詰まりも解消され、ニキビの改善に繋がります。

黄体ホルモンの過剰分泌を抑えて生理前のニキビも解消

低用量ピルは生理前によく見られるニキビの問題にも効果的です。

生理前は黄体ホルモンの過剰分泌により、肌荒れやニキビが生じがちです。

黄体ホルモンは、男性ホルモンと同じような働きを持っており、皮脂の分泌を促進させます。

そのため、黄体ホルモンの分泌量が最大になる生理の1週間前は、ニキビができやすくなるのです。

低用量ピルには、黄体ホルモンの産出を抑えて、ホルモンバランスを一定に保つ働きがあります。

ピルの服用で黄体ホルモンの変動幅が狭まる

黄体ホルモンの急上昇が抑えられることで、生理前における皮脂の過剰分泌も抑制されます。

そのため、低用量ピルを服用すれば、黄体ホルモンが原因となって起こるニキビを改善することが可能です。

ピルのニキビ改善効果はいつから現れる?

低用量ピルはニキビ改善に効果的ですが、その効果が現れるまでの期間には個人差があります。

「ダイアン35」という1相性で抗アンドロゲン作用が強い低用量ピルを例に取ると、ニキビに対するその効果は臨床試験を通じて確認されています。

ダイアン35は、抗アンドロゲン作用を強く持つ1相性の低用量ピルです。抗ニキビ剤としても活用されています。

この試験では、中度から重度のニキビを持つ1,462名の女性がダイアン35を服用しました。

約3ヶ月(84日)後、服用者の約38%でニキビが改善したことが報告されました。さらに、約12ヶ月(336日)後には、約91%の服用者で改善効果が見られました。

これらの結果から、低用量ピルのニキビに対する改善効果は服用開始後約3ヶ月で現れ、12ヶ月を通じて効果が高まることが示されています。服用期間が長いほど、ニキビへの効果が期待できます。

ダイアン35の臨床試験に関する参考資料
Bayer Inc,DIANE-35 English Product Monograph(PDF:756KB)

ニキビに効く低用量ピルの種類

ここからは、ニキビに対して優れた治療効果を持つ低用量ピルの種類について紹介します。

低用量ピルは配合されている黄体ホルモンの種類によって、4つの世代に分けられます。いずれもニキビを改善する効果が期待できますが、その治療効果に優劣があることが示された研究データがあります。

2,147名のニキビ患者を対象に低用量ピルが投与された海外の研究では、ドロスピレノン配合ピルの治療効果が最も高いことが示されました*1。

次いで治療効果が高かったのがデソゲストレル配合ピル、その次にノルエチステロン(ノルエチンドロン)およびレボノルゲストレル配合ピルが続く結果となりました。

低用量ピルの種類とニキビへの効果
世代 黄体ホルモン 日本での販売名 ニキビへの効果
第一世代 ノルエチステロン ルナベル、シンフェーズ、フリウェル
第二世代 レボノルゲストレル トリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユ
第三世代 デソゲストレル マーベロン、ファボワール
第四世代 ドロスピレノン ヤーズ、ヤーズフレックス
その他 シプロテロン*2 日本での販売なし(海外商品名:ダイアン35、スーシーなど) 直接比較なし

※2:一般的にシプロテロンは世代に分類されないことが多いですが、発売年から第三世代に含まれることもあります。

また他のピルと直接比較を行ったデータはありませんが、シプロテロン配合の低用量ピルは海外でニキビ治療に対する適応が認められており、優れた治療効果が期待できます。

以下では、ニキビに対して特に高い効果が期待できるドロスピレノンおよびデソゲストレル、シプロテロン配合の低用量ピルについて詳しく解説します。

※1:ニキビに対するピルの研究データに関する参考サイト
David Lortscher, et al. "Hormonal Contraceptives and Acne: A Retrospective Analysis of 2147 Patients"J Drugs Dermatol. 2016 Jun 1;15(6):670-4.

デソゲストレル配合のピル(第三世代)

画像引用:OrganonPro - Japan - マーベロン®21・28

第三世代のピルには、黄体ホルモンとしてデソゲストレルが配合されています。

デソゲストレルには、アンドロゲン(男性ホルモン)の作用を抑える効果があり、ニキビや過剰な体毛のような男性ホルモン関連の症状を改善することができます。

デソゲストレルが配合されている低用量ピルとして、マーベロンやファボワールが挙げられます。

どちらのピルも優れた抗アンドロゲン作用を有しており、ニキビ治療の薬として活用されることも多くあります。

中でもマーベロンは、顎や口周りのニキビに特に効果的であり、大人ニキビへの対策としても高く評価されています。

皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりに悩む人には、デソゲストレルを含む第三世代のピルがおすすめです。

通販で買えるデソゲストレル配合のピル一覧

ドロスピレノン配合のピル(第四世代)

画像引用:バイエル ファーマ ナビ | 製品基本情報 | ヤーズフレックス

第四世代のピルには、黄体ホルモンとしてドロスピレノンが配合されています。

ドロスピレノンは、自然な黄体ホルモンに類似した構造を持つ人工ホルモンです。デソゲストレルと同様、男性ホルモンの働きを抑制する効果を持ちます。

この働きにより、ドロスピレノンを含むピルは、皮脂の分泌を抑え、ニキビを改善する効果があります。

ドロスピレノン配合のピルとして、ヤーズやヤーズフレックスが挙げられます。これらは超低用量ピルであり、月経困難症や子宮内膜症の治療にも使用されます。

配合されている成分量が少ないため、副作用も控えめで、初めての方でも安心して飲めるピルです。

通販で買えるドロスピレノン配合のピル一覧

シプロテロン配合のピル(国内未承認)

画像引用:MIMS Philippines | Diane-35 Full Prescribing Information, Dosage & Side Effects

黄体ホルモンとしてシプロテロンが配合されているピルは、国内では未承認となっており、海外でのみ販売されています。

シプロテロンは、強い抗アンドロゲン作用を持っています。

これは、シプロテロンが男性ホルモンの働きを受け持つアンドロゲン受容体に先駆けて結合し、その活性化を妨げるからです。

こうした抗アンドロゲン作用によって、皮脂の過剰な分泌が抑えられ、ニキビが改善するのです。

シプロテロンが配合されているピルとして、ダイアン35やスーシーが挙げられます。

特にダイアン35は、ニキビに対する効果が臨床試験で確認されており、ニキビ治療において高い有効性が認められています。

通販で買えるシプロテロン配合のピル一覧

通販で買えるニキビ治療におすすめの低用量ピル5選

通販で購入できる低用量ピルを紹介します。いずれも海外製品であり、個人輸入という形で購入できる商品です。今回は数ある商品の中から、ニキビ治療におすすめの低用量ピルを5つ厳選しました。

ニキビ治療におすすめの低用量ピル5選

商品名 ダイアン35 ジネット35 ノベヒール ヤーズ クリザンタLS
商品画像 ダイアン35 ジネット35 ノベヒール ヤーズ クリザンタLS
販売価格 2,980円 2,380円 1,880円 3,780円 1,980円
黄体ホルモン シプロテロン シプロテロン デソゲストレル ドロスピレノン ドロスピレノン
ポイント 日本未承認のニキビ専用ピル ダイアン35のジェネリック コスパ良好 副作用が少ない ヤーズのジェネリック
詳細 詳細ページ 詳細ページ 詳細ページ 詳細ページ 詳細ページ

ダイアン35

ダイアン35

ダイアン35は、シプロテロンを黄体ホルモン成分として含む先発薬であり、日本では未承認です。

そのため、国内では処方を受けることができませんが、海外ではニキビ治療薬として認可されています。

一般に、低用量ピルは避妊薬としての認識が強いですが、ダイアン35はその添付文書にニキビ治療を主目的として記載しており、避妊効果の記載はありません。

シプロテロンは、アンドロゲンの働きを抑える強力な抗アンドロゲン作用を持ちます。

そのため、ダイアン35を服用すると、皮脂の過剰分泌が抑えられ、ニキビを改善することが可能です。

臨床試験では、約12ヶ月間にわたる服用で91%の有効率が認められており、ニキビへの改善効果は確かなものといえます。

商品名 ダイアン35
販売価格 2,980円
有効成分 エチニルエストラジオール / シプロテロン
内容量 21錠
販売元 バイエルシエリング
特徴 日本未承認のニキビ治療専用ピル
ニキビに対して91%有効率がある

ジネット35

ジネット35

ジネット35は、ダイアン35のジェネリックです。

ダイアン35と同等の効果を持ちながら、ダイアン35よりも安く購入できる点が魅力です。

ダイアン35は1箱2,980円ですが、ジネット35はそれより600円も安い2,380円で購入できます。

臨床試験によると、ジネット35の服用期間が長くなるほど、ニキビに対する効果も高まることが確認されています。

そのため、長期間にわたる服用を考えている場合、コストパフォーマンスを重視するならジネット35が優れた選択肢と言えます。

商品名 ジネット35
販売価格 2,380円
有効成分 エチニルエストラジオール / シプロテロン
内容量 21錠
販売元 シプラ
特徴 ダイアン35のジェネリック
ダイアン35よりお得に買える

ノベヒール

ノベヒール

ノベヒールは、黄体ホルモンとしてデソゲストレルが配合された低用量ピルです。

マーベロンのジェネリックであり、マーベロンと同等の効果が期待できます。

デソゲストレルには、優れた抗アンドロゲン作用があります。

そのため、男性ホルモンが原因であるニキビに対して有効であり、高い改善効果が期待できます。

ノベヒールはデソゲストレルが配合されたピルの中で、当サイトにおける最安値かつ人気No.1の商品です。

マーベロンと同程度の効果を持ちながら安価で購入できるノベヒールは、ニキビ治療の費用を抑えたい方に適しています。

商品名 ノベヒール
販売価格 1,880円
有効成分 エチニルエストラジオール / デソゲストレル
内容量 21錠
販売元 ヒーリングファーマ
特徴 コスパよく購入できる
デソゲストレル配合のピルの中で人気No.1

ヤーズ

ヤーズ

ヤーズはドロスピレノンを含む超低用量ピルで、主に月経困難症や子宮内膜症の治療に用いられています。

その一方で、ドロスピレノンが優れた抗アンドロゲン作用を持っていることから、ニキビ治療の分野でも用いられることがあります。

また、ドロスピレノンを配合した低用量ピルの大きな特徴として、副作用が起こりにくい点が挙げられます。

ヤーズに含まれる卵胞ホルモンの量は、従来の低用量ピルの2/3から1/2です。

そのため、女性の身体にかかる負担が少なく、副作用が発現しづらいピルとなっているのです。

このため、「ニキビ治療にピルを試したいが、副作用が不安」と考えている方にとって、ヤーズは安心して使用できる選択肢の一つです。

商品名 ヤーズ
販売価格 3,780円
有効成分 エチニルエストラジオール / ドロスピレノン
内容量 28錠
販売元 バイエルシエリング
特徴 ドロスピレノン配合の先発薬
副作用が起こりにくい

クリザンタLS

クリザンタLS

クリザンタLSは、ヤーズのジェネリックです。ヤーズと同じく、黄体ホルモンとしてドロスピレノンが配合されています。

先発薬であるヤーズと同成分かつ同量で製造されているため、クリザンタLSにもニキビの改善効果が期待できます。

クリザンタLSはジェネリックであるため、ヤーズと同等の効果を持ちながら、ヤーズよりも安く購入できる点が魅力です。

ヤーズは1箱3,780円ですが、クリザンタLSは1箱1,980円という安価で購入できます。

ヤーズより1,800円も安く買えるため、長期使用したい場合にはコストパフォーマンスに優れたクリザンタLSが適しています。

商品名 クリザンタLS
販売価格 1,980円
有効成分 エチニルエストラジオール / ドロスピレノン
内容量 24錠
販売元 シプラ
特徴 ヤーズと同じ効果を持つジェネリック
ヤーズよりも安く購入できる

ピルを飲んでもニキビが治らない場合に考えられる3つの原因

低用量ピルには、優れた抗アンドロゲン作用を持つ種類があり、ニキビの改善に効果的です。

しかし、まれに「ニキビを改善するために低用量ピルを飲んでいるのに、まったく治らない」というケースもあります。

ピルを飲んでもニキビが治らない場合には、以下のような原因が考えられます。

  1. 誤った低用量ピルを選択している
  2. ニキビの原因がホルモンバランスではない
  3. 飲み始めでホルモンバランスがまだ安定していない

それぞれの原因について、順番に説明します。

1.誤った低用量ピルを選択している

低用量ピルに含まれるプロゲスチンの種類によっては、アンドロゲン作用が強いものがあり、これが皮脂の過剰な分泌を促進し、ニキビを悪化させた例もあります。

低用量ピルの変更を検討する場合、以下の点に注意して選択を行うことが重要です。

それぞれの低用量ピルには異なる種類のプロゲスチンが含まれており、異なる特徴があります。にきびに対しては、アンドロゲン作用が低い、または抗アンドロゲン作用を持つプロゲスチン(例:ドロスピレノン)が含まれる製品が特に有効です。

また、エストロゲンの量を確認してみるのも良いでしょう。エストロゲン(エチニルエストラジオール)の量が少なすぎると、ニキビの改善効果が十分に得られないことがあります。

エストロゲンは皮脂の分泌を抑制する作用があり、その量によってニキビに対する効果が変わります。

2.ニキビの原因がホルモンバランスではない

低用量ピルは、ホルモンバランスの乱れが引き起こすニキビに対してのみ効果を示します。

そのため、生活習慣が原因の場合、ピルの服用だけではニキビの改善は期待できません。

以下に、ニキビの原因となり得る生活習慣をいくつかリストアップしました。

  • 脂っこいものや甘いものを食べ過ぎている
  • 睡眠不足
  • ストレスを溜め込んでいる
  • 紫外線対策をしていない

これらの習慣が原因で、毛穴が詰まったり、皮脂が過剰に分泌されたりして、ニキビが発生しやすくなります。

もし低用量ピルを服用しているにも関わらずニキビが改善されない場合は、生活習慣の改善を検討することも重要です。

3.飲み始めでホルモンバランスがまだ安定していない

低用量ピルを服用すると、初期にはニキビが悪化することがあります。これは、ピルの服用開始に伴うホルモンバランスの変化によるものです。

特に、服用初めの1ヶ月間は、体内のホルモンバランスが不安定になるため、ニキビが増えることが報告されています。

ただし、このホルモンの乱れは一時的な現象です。継続的なピルの服用により、ホルモンバランスは徐々に安定し、結果としてニキビの状態も改善されます。

一般的に、ピルによるニキビ改善効果は服用から約3か月後に実感され始めます。

服用初期にニキビが悪化することに不安を感じるかもしれませんが、3ヶ月間は継続して服用を試みることが推奨されます。

ピルによるニキビ治療におけるデメリットは?

低用量ピルを服用すると、男性ホルモンであるアンドロゲン作用が抑制され、効率よくニキビを改善していくことができます。

しかし、ピルによるニキビ治療にはメリットだけでなく、以下のようなデメリットも存在します。

  1. 副作用のリスクがある
  2. ピルの服用を止めるとニキビが再発する
  3. 妊娠を希望する場合には治療を中止する必要がある

ニキビ治療にピルを活用する前には、デメリットについてもきちんと理解しておくことが大切です。

上記のリストに挙げたデメリットについて、順番に解説します。

1.副作用のリスクがある

医薬品には副作用がつきものであり、低用量ピルも例外ではありません。

低用量ピルの副作用として、以下のような症状が挙げられます。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 乳房の張り
  • むくみ
  • 不正出血
  • 不妊症

低用量ピルを服用すると、一時的にホルモンバランスが乱れ、頭痛や吐き気、乳房の張りなどの副作用が起こります。

特に注意が必要なのは血栓症のリスクです。血栓症は血液が固まり血管を詰まらせる病気で、非常に危険です。

喫煙者、片頭痛の前兆がある方、肥満体の方は、血栓症のリスクが高まるため、低用量ピルの服用は特に慎重に検討する必要があります。

2.ピルの服用を止めるとニキビが再発する

低用量ピルによるニキビ治療のデメリットとして、効果を得られるのはピルを服用している期間に限るという点が挙げられます。

ピルを服用している間は、ピルに配合されているホルモンの影響で、ニキビができにくいホルモンバランスになっています。

しかし、服用を停止するとホルモンバランスが元の状態に戻り、再びニキビができやすくなる可能性があります。

したがって、ピルの服用を終了した後は、ピーリングや適切なスキンケアで角質層のケアを行い、バランスの良い食生活や十分な睡眠を通じてホルモンバランスを整え、過剰な皮脂の分泌を抑制することが推奨されます。

角質ケアには、塗り薬を用いた治療も効果的です。

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3.妊娠を希望する場合には治療を中止する必要がある

低用量ピルはニキビ治療に有効ですが、妊娠を予定している場合は服用に注意が必要です。

ピルは、世代や配合されているホルモンの種類にかかわらず、すべてに避妊効果があります。

そのため、妊娠を希望する場合には、ピルによるニキビ治療を中止しなくてはなりません。

ピルを服用すると、排卵が抑制され、妊娠ができない状態になります。

服用をやめたとしても、排卵がすぐに正常な周期に戻るわけではないため、元の排卵周期を回復するには時間がかかります。

そのため、妊娠を希望する場合は、希望する時期の3ヶ月から4ヶ月前にはピルの服用を中止することをお勧めします。

ピルとニキビに関するQ&A

  • ピルを使ったニキビ治療は男性にも効く?
    低用量ピルのニキビ改善効果は、男性には期待できません。低用量ピルは本来、女性特有のホルモンバランスを安定させるための薬であるため、男性が飲んでも効果は得られないとされています。男性の体内で分泌される男性ホルモンの量は非常に多いため、低用量ピルの抗アンドロゲン作用だけでは男性ホルモンを抑制することが難しいのです。
  • ピルによるニキビ治療は保険が適用される?
    日本では、低用量ピルを使用したニキビ治療に保険適用はありません。これは、ニキビ治療用としての低用量ピル投与がまだ認可されていないからです。そのため、クリニックでニキビ治療のために低用量ピルを処方される場合、全額自己負担となります。この治療法の平均費用は、月額約3,000円です。
  • ピルによるニキビ治療のやめどきは?
    ニキビ治療のためのピル服用に明確な終了時期は設けられていません。ニキビが目に見えて改善され、効果を感じた時点で服用を終了することができます。ただし、服用中止を決めた場合は、ホルモンバランスを考慮して現在服用中のシート内のピルを全て飲み終えることが推奨されます。服用終了後は、ニキビの再発防止のため健康的な生活習慣を心がけましょう。
  • ピルを飲み始めてからニキビができるようになったのはどうして?
    低用量ピルを服用開始した直後は、ホルモンバランスの一時的な乱れにより、ニキビが発生しやすくなることがあります。この状態は一過性のもので、継続して3ヶ月程度服用することでホルモンバランスが整い、ニキビも改善していく傾向にあります。ニキビ治療目的でピルを服用しているにも関わらずニキビが増えたとしても、一時的な反応であるため、引き続き服用を続けることをお勧めします。

ニキビの解消には適切な治療を行うことが大切

この記事では、ニキビに使用できる低用量ピルの種類や効果などの情報を解説しつつ、「通販で買えるニキビ治療におすすめの低用量ピル5選」を紹介しました。

第三世代と第四世代、さらにシプロテロンが配合されている低用量ピルには、男性ホルモンを抑制する作用があります。

この作用によって、過剰な皮脂の分泌が抑えられ、毛穴詰まりが解消してニキビが改善されます。

通販で購入できるニキビ治療に効果のある低用量ピルとして、ダイアン35やジネット35、ノベヒール、ヤーズ、クリザンタLSが挙げられます。

これらのピルには優れた抗アンドロゲン作用があるため、服用開始から約3ヶ月でニキビを治療することが可能です。

ニキビに対する治療効果の高いピルですが、副作用などのデメリットもあります。事前に必ず確認するようにしましょう。

当サイトでは、ピルでは治療できないニキビにも効果を発揮する外用薬や抗菌薬など、様々なニキビ治療薬を紹介しています。

低用量ピルや外用薬、抗菌薬など、自分に合ったニキビ治療薬を活用し、ニキビレスな美肌を目指しましょう。

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