顔のシミを消す【ためしてガッテン】の方法とシミ取りクリームとは?
- 公開日
- 2025年01月24日
- 更新日

鏡を見るたびに気になってしまう顔のシミ。いくらケアしても、新しいものがいつの間にか増えていたり、以前からあるものがなかなか消えなかったりと、多くの方が悩みを抱えているのではないでしょうか。
NHKの人気番組「ためしてガッテン」では、2016年のある放送回で冬のシミ対策に関する特集が組まれました。番組では顔にできる「赤いシミ」と「茶色いシミ」の原因や症状について解説し、「シミを消す薬」も紹介されたのです。
今回はためしてガッテンで放送された、顔の赤いシミや茶色いシミを消す方法について詳しく解説します。また、番組では触れられなかったその他のシミの種類や特徴、治療法についても紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
ためしてガッテンで紹介されたシミを消す方法とは

暮らしに役立つ様々な知恵を紹介するNHKの人気番組「ためしてガッテン」。
番組は2022年に終了しましたが、2016年1月に放送された「戻れ!シミの消えた肌 冬こそ徹底対策」という回で紹介されたシミの消し方が大きな話題を集め、今でも多くの方に検索されています。
この回の内容は、冬場のシミ対策の重要性を伝えながら、一般的なシミとは異なる原因で発症する「赤いシミ」と「茶色いシミ」について紹介するものでした。
特に注目されたのが、赤いシミを消す方法として紹介された「イミキモドクリーム」を使った治療です。番組内では、このクリームを赤いシミに塗り続けることで、シミが消えていく過程が紹介されました。
ただし、注意が必要なのは、この方法があくまで「赤いシミ」に対してのみ有効な治療法であるという点です。一般的なシミには効果がないだけでなく、薬の副作用によって予期せぬ肌トラブルを引き起こすリスクもあります。
では、イミキモドクリームで消すことのできる「赤いシミ」とは、具体的にどのようなシミなのでしょうか?
赤いシミの正体は「日光角化症」

番組では、実際に顔に赤いシミがある方の画像がいくつか紹介されました。この赤いシミの正体は、日光角化症と呼ばれるものです。
日光角化症とは、日光を浴び続けてきたことによって発症する皮膚疾患です。皮膚がんのごく初期の状態であり、光線角化症や老人性角化症とも呼ばれています。
日光角化症の原因は、紫外線を浴び続けることです。紫外線によるダメージが長年蓄積されている60歳以上の人に見られることが多いですが、若い人でも屋外での作業やスポーツなどを日常的に行っている場合は発症する可能性があります。
日光角化症による赤いシミは皮膚の上皮内がんであり、放置すると有棘細胞がん、つまり皮膚がんに移行する恐れがあります。そのため、赤いシミを見つけたらすぐに治療に取り掛かることが大切です。
日光角化症による赤いシミの特徴
「顔に赤いシミがあるけど、これが日光角化症なのか分からない」という方もいるでしょう。一見するとただの日焼けのようにも見えますが、よく見ると表面にザラつきがあるなど、普通のシミとは違うことが分かります。
引用:Actinic Keratosis Treatment| Louisville, KY | Brownsboro Dermatology
その他、シミに以下のような特徴がある場合は日光角化症が考えられます。
- 触ると表面がザラザラしている
- ツノのような尖りを持ち、指先にチクッと感じることもある
- かゆみや痛みがほとんどない
- 不規則な形をしている
- 大きさは1~2cmほど
- 2~3ヶ月経っても赤みがひかない
これらの特徴に当てはまるシミがある場合、日光角化症の可能性があります。
また、日光角化症は30代までは発症しないことが多いですが、40代以降になると発症の割合が増加します。
日光角化症が疑われる症状がある場合、すみやかに皮膚科を受診し、適切な治療を受けましょう。
予防には紫外線対策が必須

日光角化症による赤いシミは、紫外線ダメージの蓄積によって発生します。つまり、赤いシミを予防するためには紫外線対策を行うことが重要です。
紫外線は、季節を問わず一年中降り注いでいます。そのため、どんな季節でも日焼け止めを塗るなどして紫外線対策を講じる必要があります。
紫外線対策を行う際には、「UV-A」と「UV-B」という2種類の紫外線を防ぐことが重要です。
- UV-Aとは
- UV-Aは波長が長く真皮まで到達し、コラーゲンを損傷してシワやたるみを引き起こします。さらに、雲や窓ガラスを通過しやすいため、屋内や曇りの日でも日焼け止めを使用するなど、紫外線対策が必要です。
- UV-Bとは
- UV-Bは表皮に影響を与え、日焼けやシミ、そばかすの原因となります。特に肌への影響が大きいですが、波長が短いため、オゾン層や雲に遮られて、地上に到達する量は全紫外線量の約10%しかありません。日傘などで直射日光を避けることで肌を守ることが可能です。
市販されている日焼け止めのパッケージには、「SPF」や「PA」といった表示があります。
SPFはUV-Bに対する防止効果、PAはUV-Aに対する防止効果を示すものです。SPFは数字が大きければ大きいほどUV-Bへの防止効果が高く、PAは「+」の数が多いほどUV-Aから肌を守ってくれます。
生活シーンに合わせたSPFとPAの選び方は、以下を参考にしてください。
生活シーン | SPF | PA |
---|---|---|
日常生活(散歩や買い物など) | 10〜20 | ++ |
屋外でのスポーツやレジャー | 30以上 | +++ |
炎天下でのレジャー、マリンスポーツ | 50以上 | ++++ |
状況に応じた日焼け止めを使用することで、効果的に肌を紫外線から守ることができます。
また、つい日焼けしてしまった場合には、アフターケアを徹底することが大切です。冷却や保湿などのケアをしっかりと行うことで、肌へのダメージが最小限に抑えられます。

日焼けした後に黒くならない方法3選-黒ずんだ肌の治し方も紹介!
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茶色いシミの正体は日常のクセによる「摩擦」

「ためしてガッテン」の番組内では、赤いシミの他に茶色いシミについても紹介されました。
茶色いシミができてしまう原因は、摩擦です。摩擦などの強い刺激を与えると、肌の内部でメラニンが生成され、メラニンの蓄積によって茶色いシミが生まれてしまうのです。
自分では日頃から肌を摩擦しているという自覚がなくても、何気ない習慣として肌を擦ってしまっている方は多くいます。
以下に、日常生活でついやってしまいがちな肌への摩擦をリストアップしました。
- スキンケアや洗顔の際に顔を強く擦る
- ファンデーションを塗る際スポンジを強めに叩き込む
- 顔を頻繁に触る
- 髪が肌に触れる
- 頬杖をつく
- 目を擦る
これらの項目に心当たりがある方は、知らず知らずのうちに肌を摩擦し、シミの原因を作ってしまっている恐れがあります。
摩擦がシミを作るメカニズム
肌は、強い摩擦を受けると内部で活性酸素が生じます。活性酸素はDNAの修復機能を弱らせ、細胞を傷つけ、炎症を起こします。その炎症から肌を守るために生成されるのが、メラニンです。
メラニンとは、表皮の奥にあるメラノサイトという細胞で作られる黒い色素です。メラニンは、本来であれば生成されてもターンオーバーによって自然に排出されます。
しかし、生成されるメラニンの量が多かったり、ターンオーバーが乱れていたりすると排出がスムーズに行われず、肌の表面に蓄積されてしまいます。これが茶色いシミの原因です。
番組内では言及されていませんが、同じ仕組みで生じる肌トラブルとして「摩擦黒皮症」が挙げられます。顔以外にも、衣服やアクセサリーが身体に触れる部分に摩擦が生じて、肌が黒ずんでしまうことがあります。
肌の摩擦を抑えるための対策

茶色いシミを予防するためには、肌への摩擦を抑えることが重要です。摩擦をなくすことで、シミの発生を抑えたり、改善したりすることができます。
摩擦を減らすための対策を、以下のリストにまとめました。
肌への摩擦を減らすための対策
- 洗顔はたっぷりと弾力のある泡を作り、手のひらが直接肌に触れないよう、泡のみで顔全体を優しく包み込む
- 顔に直接シャワーを当てるのは控え、手のひらで水やお湯をすくって泡を流す
- タオルで顔を拭く際、ゴシゴシと擦らず優しく押さえるようにして水分を拭う
- クレンジングを行う際はクレンジング剤をたっぷりと手に取り、メイクによくなじませる
- メイクに使用するスポンジやブラシは肌触りの良い柔らかい素材のものを選ぶ
- 髪が顔に触れないようまとめる
- 顔に触れるタオルや枕カバーには綿やシルクなど肌に優しい素材を選ぶ
茶色いシミを作らないためにも、これらの対策を意識して継続し、確実に摩擦を抑えていきましょう。
ためしてガッテンで紹介されたシミ取りクリームとは
「ためしてガッテン」の番組内では、赤いシミを消す薬としてイミキモドクリームが紹介されました。
イミキモドクリームとは、日光角化症や尖圭コンジローマの治療薬として用いられる塗り薬です。国内では「ベセルナクリーム5%」という販売名で、医療機関において処方されています。
引用:QLife「ベセルナクリーム5%[日光角化症治療薬]の基本情報」
イミキモドクリームは日光角化症である赤いシミに有効です。塗り始めは患部がぐじゅぐじゅとした状態になり、一見すると悪化しているかのように見えますが、そのまま塗布を続けることで赤いシミを改善することができます。
ただし、イミキモドクリームはあくまで日光角化症にのみ有効な治療薬であり、シミ取りクリームではありません。加齢に伴って現れるシミや、摩擦によって生まれる茶色いシミを改善する効果はないということを覚えておきましょう。

紫外線や老化の影響で現れるシミやニキビ跡など、一般的なシミにはトレチノインとハイドロキノンを組み合わせた治療が有効。当サイトから入手できるトレチノイン・ハイドロキノン複合薬を紹介。
1日1回の塗布を週3回行う
イミキモドクリームは、1日1回、就寝前に患部に適量を塗布します。塗った後は、そのままの状態で6~10時間保ち、必ず起床後に洗い流す必要があります。
イミキモドクリームを塗布する頻度は、1日おきの週3回です。月・水・金、あるいは火・木・土といった頻度で塗ります。
通常、イミキモドクリームは4週間継続して塗布を行い、その後4週間休薬します。赤いシミがなくなった場合はその段階で治療は終了となりますが、改善が見られない場合はさらに4週間塗布します。
患部の痛みやただれといった副作用が生じることがある
イミキモドクリームを使用すると、患部が赤くなったり、ただれたりといった副作用が生じることがあります。
ベセルナクリーム5%の主な副作用については、以下のものが認められています。
引用:持田製薬株式会社 - 副作用について - イボイボ コミュニケーション スタジオ
- 紅斑(こうはん:患部やその周辺の皮膚の赤み)
- 糜爛(びらん:患部やその周辺の皮膚のただれ)
- 表皮剥離(ひょうひはくり:患部やその周辺の表皮のはがれ)
- 浮腫(ふしゅ:患部やその周辺の腫れ)
- 疼痛(とうつう:患部やその周辺の痛み)
ベセルナクリームの添付文書(11. 副作用,医療用医薬品 : ベセルナ,KEGG DRUG,[リンク])によると、患部が赤くなる、ただれるといった副作用は、5%以上の頻度でみられるとしており、特に注意が必要です。
ただし、これらの症状はイミキモドの作用で免疫力が活性化されたことで生じるものです。薬が有効に働いている証でもあるため、ある程度は我慢して使用を継続する必要があります。
こうした皮膚に関する副作用の他、悪心、発熱、筋肉痛といった、インフルエンザのような症状が現れるケースもあります。
そのため、イミキモドクリームを使用する際には、定められた用法・用量を厳守し、症状が悪化したり日常生活に支障をきたすような副作用が現れた場合には、すぐに医師または薬剤師に相談することが重要です。
イミキモドクリームは通販で入手できる

イミキモドクリームは処方せん医薬品であるため、入手するには病院を受診する必要があります。ドラッグストアなどでは購入できません。
しかし、海外製品であれば個人輸入という形でイミキモドクリームを通販で購入することが可能です。個人輸入代行サイトを利用すれば、一般的な通販サイトと同じ要領で、パソコンやスマートフォンから簡単にイミキモドクリームを注文できます。
病院で薬を処方してもらうと、診察料や検査料などがかかりますが、個人輸入ならそれらの費用を払う必要もありません。また、病院で処方されるものより薬自体の価格が安いため、リーズナブルに治療を行うことが可能です。
ためしてガッテンではニベアでシミを消す方法が紹介された?

「ためしてガッテン」のシミ取り方法についてネットで調べてみると、「ニベアを塗ることでシミが軽減される」という情報を目にすることもあるでしょう。しかし、この情報は誤りです。
2010年11月3日に放送された「カサカサがプルプルに!素肌力劇的アップ秘技」という回では、冬の乾燥肌を改善する「ガッテン塗り」と呼ばれるスキンケア方法が紹介されました。
番組では、肌の乾燥を和らげようと化粧水やパックで過剰に保湿することで、逆に肌から潤いがなくなる原因にもなるといった説明がされました。
そこで紹介されたのが、ガッテン塗りです。化粧水や乳液を使用せず、洗顔後に保湿クリームのみを顔に塗るガッテン塗りを3週間続けたことで、肌の水分量が3倍にも増えたという結果が放送されました。
この放送で使用された保湿クリームは名称こそ明かされなかったものの、パッケージがニベアの青缶に似ていたことから「ガッテン塗りに使われていたのはニベアだった」という誤解が広まっていったようです。
しかし、ニベアに含まれる成分はミネラルオイルやワセリンなどの保湿効果を高めるものであり、シミを直接消す成分は含まれていません。
そもそも、ガッテン塗り自体、乾燥肌を改善するためのスキンケア方法として紹介されたものであり、シミを消す目的の方法ではありません。
「ニベアを塗ることでシミが消えるという事実はない」ということを理解しておきましょう。
ためしてガッテンでは取り上げられなかったシミとその治療法
「ためしてガッテン」では、日光角化症である赤いシミや摩擦によって生じる茶色いシミとその治療法について詳しく紹介されました。
しかし、赤いシミや茶色いシミの他にも、シミには様々な種類があります。また、シミは種類によって原因や発生しやすい年齢層、治療法などが異なります。
以下に、「ためしてガッテン」では紹介されなかった4つのシミについてまとめました。
シミの種類 | 老人性色素斑 | 雀卵斑(そばかす) | 炎症後色素沈着 | 肝斑 |
---|---|---|---|---|
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主な原因 | 紫外線 | 遺伝、紫外線 | ニキビや傷の炎症 | ホルモンバランス |
主な発生部位 | 頬、こめかみなど | 頬、鼻の上、肩や腕など | ニキビができやすい部位 | 頬、額、こめかみなど |
見た目の特徴 | 褐色、丸形、明瞭な境界 | 小さな茶色の斑点が多発 | 不規則な形、色が濃淡混在 | 境界が不明瞭、左右対称 |
発生しやすい年齢層 | 30~40代 | 幼少期 | 全年齢 | 30~40代女性 |
疾患ガイドページ | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
これらのシミは、塗り薬や内服薬、レーザー治療や光治療などで改善します。
トレチノイン・ハイドロキノン(塗り薬)
「トレチノイン」と「ハイドロキノン」は、シミ治療に優れた効果を持つ塗り薬です。
トレチノインとは、ビタミンAの誘導体です。生理活性はビタミンAの約100倍であり、肌のターンオーバーを促進する働きを持っています。表皮に溜まったメラニンを体外へ排出する作用があるため、効果的にシミを改善します。
ハイドロキノンは、色素沈着の治療に用いられる成分です。メラニンの合成に必要なチロシナーゼという酵素の働きを抑制したり、メラニンを生成するメラノサイトの数を減少させたりする効果があります。
トレチノインとハイドロキノンは、併用することでシミへの治療効果がより高まります。トレチノインでメラニンを体外へと排出し、ハイドロキノンで新たなメラニンの生成を抑えることで、シミの改善と予防が同時に実現します。
当サイトでは、トレチノインとハイドロキノンを同時配合した薬「メラケアフォルテクリーム」を紹介しています。個人差はありますが、早い場合2週間ほどでシミ改善の効果が感じられるようになります。
トラネキサム酸(内服薬)
「トラネキサム酸」は、人工的に作られたアミノ酸の一種です。2002年にシミの改善に効果のある成分として、厚生労働省に認可されました。美容医療の現場でも活用されており、内服薬として処方されることが一般的です。
トラネキサム酸には、メラノサイト活性化因子であるプラスミンという酵素の生成を抑える働きがあります。プラスミンの生成を抑えることで、メラノサイトが活性しないようになるため、シミの症状が改善されます。また、新たなシミの予防にも効果的です。
当サイトでは、トラネキサム酸配合薬である「パウゼ」を紹介しています。1日に2~3回飲むだけでシミや肝斑が改善され、色素沈着をなくすことができます。
レーザー治療
シミの改善には、レーザー治療という方法もあります。シミ取りの治療に用いられることの多いレーザーの種類として、以下の4つが挙げられます。
- Qスイッチヤグレーザー
- スイッチルビーレーザー
- ピコレーザー
- 炭酸ガスレーザー
Qスイッチヤグレーザー
Qスイッチヤグレーザーは、シミ取り治療の大定番です。2つの波長を使い分けることで、部分的なシミ治療から広範囲に及ぶ肝斑の治療まで、幅広いシミに対応しています。色素沈着はもちろん、赤ら顔や毛穴の黒ずみにまで効果が期待でき、かつ周辺の肌には負担がかかりづらいというメリットもあります。
スイッチルビーレーザー
スイッチルビーレーザーは、シミやあざ、タトゥー除去に特化しているレーザーです。瞬時に強力なパワーのレーザーを発生させ、肌の表面から深部に至るまで効果的にアプローチします。青、黒、茶色の色素に吸収されやすい特性を持っており、シミやあざの他、そばかすやほくろといったピンポイントの治療に適しています。
ピコレーザー
ピコレーザーは、最新のシミ取りレーザーです。従来のレーザーより照射時間が短いため、肌にかかる負担が少なく、ダウンタイムも短期間で済みます。1兆分の1秒という短い時間で照射され、強い衝撃波で色素を粉砕します。シミや肝斑、そばかす、色素沈着、ほくろ、ニキビ跡など、幅広い症状に対応しています。
炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザーは、盛り上がったシミやほくろを蒸散させるレーザーです。細胞内の水と反応して熱エネルギーが起こることで発生する蒸散、蒸発により、浅く削ったり深く掘ったりして患部を切開します。出血がほとんどないのが特徴で、シミやほくろの他、脂漏性角化症などのイボ、そばかす、ニキビ跡などに有効です。
光治療(IPL)
光治療は、IPLと呼ばれる複数の特殊な波長の光を広範囲に照射し、メラニンやヘモグロビンなどを破壊することで肌トラブルを解消する治療法です。シミやそばかすはもちろん、ニキビや赤ら顔、毛穴、肌質改善などにも効果を発揮します。
レーザー治療の場合、照射する力が強力なため、治療後にはかさぶたの状態が続くことがほとんどです。一方、光治療はレーザー治療で生まれるようなかさぶたが形成されることはほぼなく、治療後すぐに洗顔やメイクが可能な点が特徴です。
正しい紫外線対策とスキンケアでシミのない美肌を目指そう

ためしてガッテンでは、日光角化症によって生じる赤いシミと、摩擦によって生じる茶色いシミに関する情報が特集されました。
番組では、赤いシミに対してはイミキモドクリームを使った治療、茶色いシミに対しては摩擦対策を行うことで、症状がみるみる改善していく様子が放送され、話題になりました。
特にイミキモドクリームは、効果の高いシミ取りクリームとして注目を集めましたが、これはあくまでも日光角化症の治療薬です。一般的なシミには効果がないことをしっかりと理解しておく必要があります。
老化や肌の炎症に伴って現れる一般的なシミに対しては、トレチノインやハイドロキノンなどを用いた治療が有効です。肌のターンオーバーを促進しつつ、シミの元となるメラニンの生成を抑制します。
当サイトでは、通販で購入できる医療用のシミ取りクリームを紹介しています。トレチノインやハイドロキノンの他、アゼライン酸、グリコール酸など医療用成分が配合された薬を入手できます。

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